【詩】 紙人間
指を切った紙を
覚えてなんかいないのに
傷つけられたあの人を
忘れられなかったりする。
それは
白い紙を人型に切ったように
表情も無く
輪郭だけ残ってしまう。
人生においてあの人は
紙より必要ないはずなのに
丸めて捨てられるほど
嫌いになんてなれないのだ。
サポートしてくれたらとても嬉しいです。
指を切った紙を
覚えてなんかいないのに
傷つけられたあの人を
忘れられなかったりする。
それは
白い紙を人型に切ったように
表情も無く
輪郭だけ残ってしまう。
人生においてあの人は
紙より必要ないはずなのに
丸めて捨てられるほど
嫌いになんてなれないのだ。
サポートしてくれたらとても嬉しいです。