AI会話-2

AI会話教室に通うおじさん世代

この記事は、2025年における具体的な生活像を描写した「未来生活図鑑」の記事です。本記事の概要については以下よりご覧ください。
デザイン思考で考える2025年の近未来生活
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コンピュータが人間の知性を超えるのはまだ先のように思えるが、AIは生活の様々なシーンに浸透するだろう。それを可能にするテクノロジーとして5Gが期待されている。高速、大容量、多接続、低遅延の5Gの開始は完全自動運転には無くてはならない技術だ。また、IoTの普及で身の回りの家電がコネクテッド化することで生まれるビッグデータはAI。まさにその一方で2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、国民の3人に1人は65歳以上になる。超高齢化社会だ。技術の進化によりAIサービスが生活の至る所に張り巡らされた近い将来、テクノロジーを上手く使いこなせない高齢者は情報弱者どころか生活インフラを活用できない生活弱者になってしまうだろう。そんな状況に自分は陥りまいと手始めにスマートスピーカーと意思疎通できるようにカルチャー教室に通うおじさんが現れるかもしれない。

テクノロジーの進化に置いて行かれたくない自分
「Alexa○○で遊ぶ」娘がAmazonEchoに向かって話しかけている。いつのまにかAlexaスキルが増えている事に気づかされる。生まれた時からスマホやスマートスピーカーが身の周りに溢れるAIネイティブと言われる世代。幼少期から姿のない機械と違和感なく上手に会話し、TVに向かい好きなYOUTUBEを声で検索して番組を見る。常にインターネットに接続されている事が当たり前な世代はテクノロジーを違和感なく受け入れ、○○な時代に適用していくだろう。対照的に団塊の世代前後の情報リテラシーの乏しい人間は「何でもかんでもスマートスピーカーにお願いするのはAIに頼りっ
きりでダメな人間になる。」と不快に思ったりする。「何と言っても最後は人が○○」が美徳で自動化は楽をして悪だという染みついた固定観念やテクノロジーへのアレルギーが障壁になっている。
しかし、口では嫌悪感を示しつつも、否応でも進化・変化していく環境に内心は時代に取り残されたくない焦りでの気持ちがある。

未来生活示唆 AI会話教室
2017年にスマートスピーカーが日本に上陸した。
アクセンチュアにる調査によると17年時点ではスマートスピーカーの日本での普及率は8%だが、
2018年以降、間違いなく日本市場に普及するだろうと言われている。固定電話に代わる一家に1台あるデバイスとしてスマートスピーカーが普及した未来では、会話になれてない初心者向けのレッスンスキルが充実し、巷にあるカルチャーセンターはスマホ教室からスマートスピーカー教室に代わっているかもしれない。


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