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国語が得意な娘がやっていたただ一つのこと。

小6の娘は塾に行ってます。中学受験をしたいそうです。理由をよくよく聞くと「彼氏を作りたい」というチャラい理由でした。地元の中学でも彼氏はつくれそうですが「頭の良い彼氏」が欲しいそうです。

彼女に45+45は?と聞いたらかなり時間をかけて考えて100?と答えていたので算数は致命的というか絶望的です。

国語の成績は良いと言いたいところでしたが、4年生の時は、1学期も2学期も3段階の通信簿で「よくできる」はひとつもありませんでした。

しかし塾でのテストではなかなかの好成績。何もしなくても1万人以上受けるテストの偏差値は70近くでした。

小規模のテストだと800人中4位ということもありまひた。小さい母数ですし、範囲も決まってるテストですが、通信簿に良くできるが一つもない子が塾のテストでは4位という事実がここにありました。

塾と学校の基準の違いを紐解く労力はせつない、、ではなく、無駄と考え、中学受験をいったんの目標にするならば4位という成績を喜び、娘のことを国語力のある子としてもよいと思いました。

国語力のある子供にするにはどうしたらいいのか。ここで紹介したいと思います。逆に算数力のある子にするにはどうしたらいいか、誰か教えてください。遺伝で片付けてます。。

塾に行き始めるまで、娘は国語に対して公文などの教室にも通っていません。ドリルは1冊か2冊買ったとは思いますが、通信教育もしていません。私が娘にしてあげたことにかかった費用はほぼ無料です。

もうその「答え」は想像できているかもしれません。よくある「答え」だとがっかりするかもしれませんが、子供に国語力をつける具体的な行動とポイントをお伝えしたいと思います。

唯一していたこと。それは読書です。月並みですが、ここから具体的に幼少期からいままでにやったことを記載しますので、ぜひ読み進めてください。

読書以外本当に何もしていません。実は学校の宿題の音読もほぼやっていなくて、、3年生の二学期の目標が「毎日音読する!」と保護者会で学校に行った時に机に貼ってあり驚いたことがありました。

なぜ読書好きになったのか。
どうしたら読書好きになるのか。
いつ頃から何をしたのか。

全然本を読まないのだけど、、
国語力をつけさせたいのだけど、、

という方に役に立つ情報になればと思います。

0-5歳はとにかく寝る前の読み聞かせ。

これも月並みで当たり前すぎるかもしれませんが、夜寝る前に読み聞かせをしました。面倒くさくてやらなくなるパターンをよく耳にしますので、意外にできていない家庭も多いのかもしれません。これは毎日5分だけ腹筋をしましょう!に近いかもしれません。簡単なのに意外にできない。。。ここが最初の難関で頑張りどころだと思うので、寝る前に絵本を一冊読むことを習慣化しましょう。

メリットとして今後かさむ教育費を減らすことができます。国語力があることの強みは受験だけではなく人生における強みになります。一生の力を与えられる一日5分です。

どんな本を読んだらいいかわからない場合は、絵本ナビのサイトのお勧め本を片っ端から図書館で借りてきてください。図書館で一回10冊借りて、返す時にまた10冊借りる。それを繰り返しました。

3年生で渡した魔女の宅急便ははまらず、5年の時にもう一度渡したところハマりました。4年で渡した誰も知らない小さな国も同様に6年で暇という理由で手に取り、大ハマりしてました。

自分や子供の好みを探り、シリーズものはそれを片っ端から、作家さんで気に入った人がいたらその作家さんの作品を片っ端から、借りてください。本が尽きることはありません。とにかく図書館に通ってください。予約もできたりするので予約しておくのも良いですし、実際本を見て選ぶと違った出会いもあるので時間があれば見てみるのも良いです。たとえばクリスマスならクリスマスの絵本を集めて置いてあったりしますので、気にいるものがあるかもしれません。

買う必要はありませんが、お気に入りの数冊は自然とほしくなって買うことになると思います。本の購入は教育費ではなく娯楽費の分類です。

0、1、2歳頃に読む絵本は絵が多く読むところも少ないのですが、年中、年長くらいになると絵本といえども結構長いものも増えてきて、読む側の負担が増え始め、読み聞かせする心が折れる日が出てきます。

絵の多い本にしてほしいと心から思う日もきてしまいますが、2日に分けてもよいので、長い本も読み進めましょう。ここでのふんばりが小学生で差が出るところです。

たくさんの本を置いて、今日はどの本を読んでほしいのか子供に決めてもらうと本人の満足度もあがります。いつも同じ本になる場合は、ママはこっちが気になる!読んでみたい!とテンションを上げてみるとすんなり行く場合もあります。

いろいろ読み進めて行くうちに海外の翻訳された絵本は良いものが多く大人も読んでいて楽しいと思えました。

たとえば、

「フレデリック」のシリーズ
「ペッテルとロッタ」のシリーズ
「ルピナスさん」など。

自分が読むので自分の好みで選んでも良いと思います。

小学校入学前の春休みに読み聞かせから一人読みへ

ここも大きなターニングポイントです。早い子はもっと前から一人読みをしているかもしれませんし、実際、下の子(男の子)は年長から一人読みをはじめていました。

もし、読み聞かせを幼児期に頑張っていたなら、春休みからはスタートできるはずです。ここからとても楽になりますが、図書館通いは続きます。

初めての一人読みはかいけつゾロリでした。

ゾロリは本じゃない!ゾロリは読ませたくないという方もいますが、娘のスタートはかいけつゾロリでした。そんな娘は、ハリーポッター全シリーズを四年生の夏休み前に読み終わり、この冬休みには「私はマララ」「モモ」「吾妻鏡」「僕らはまだ恋をしていない」などかなり幅広く読んでいました。これらの本は自分から読みたいと言った本と子供新聞で紹介されていた本、塾のテキストに文章が載っていて続きが気になった本、私が読んでみて与えてみた本、などさまざまです。

文字量を気づかないうちに増やしていくのがポイントです。長い文章を抵抗なく早く読めるようになることは国語力にもつながっていくと思います。長い文章を諦める子供は多いと思いので、読める、早く読めるは強みです。

作文、漢字については次回紹介したいと思います。

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