ぼくのなつやすみ【ゲームタイトル勉強会】 #32
「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓
本日の主な参加者
その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様
1.なぜこのゲームにしたのか
この配信当日が8/27なのですが、タイミング的に夏休みも終わりという事で取り上げる事になりました。
しかし、なぜか公式サイトが無くなっていまして、今日はWikipediaを頼りにしていくしかないかもしれませんね。
2.プレイ勢・未プレイ勢
・プレイ済み
・未プレイ
私としんちゃん以外誰もプレイしていないだと?!この状況はなかなか珍しいですね!
視聴者が全滅だと????
圧倒的未プレイ率w
3.ゲームの基本情報
タイトル名(最新作)
発売日
PVはありませんね
ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇のPVなら公式チャンネルにありますね!
稀少な公式からの情報源
ノスタルジック
いいですね~
4.メーカー
パブリッシャー
デベロッパー
ミレニアムキッチンというメーカーは、最近発売されたクレヨンしんちゃんのゲームも作ってるんですよね。
そうですよね。
で、このぼくのなつやすみシリーズを作った、ミレニアムキッチンのホームページはあるのですが
ここから先の各ぼくのなつやすみシリーズのPSストアのサイトが全部なくなっていて、404 Not Foundになってしまうんですよね。。。
SIEになる前後くらいに大量に削除されちゃったのよね
あ!しんちゃんが魚拓を見つけてきた!
ありがて~!
5.配信ガイドライン
無いですね~
一応SIEの配信ガイドラインって事になるんでしょうかね。
6.どんなゲーム?
・ジャンル
特徴を教えてください!
といっても私としんちゃんしかプレイしていないので
二人で出していく事になりますかねw
古今東西「ぼくのなつやすみ」ゲームですね
・特徴(配信中の聞き取りによる)
7.ゲームシステム
私がプレイした感覚では、「やらなきゃいけない事」が無いゲームなので、一日の始まりに「今日は何をやろうかなぁ」というところから始まるんですよね。それも他のゲームでは味わえない感覚で面白かったですね。
ゲームはどんな感じで進むんですか?
マップが切り替わると時間経過して、日が暮れると最後は家に連れ戻されます。
ゲーム速度はオプションで「早い・普通・遅い」に設定ができるのですが、「遅い」にしても、一日の中でやりたい事を全部やろうとすると時間が足りないんですよね。
あと、動物の世話をおじさんに任せられられたりもしているので、ほっとく事もできるのですが、人としてなかなかほっとくという事もできず、、、。
おお~。なるほどなるほど。時間的な制約によってゲーム的なジレンマが生まれるんですね。
さっきのゲームPVの中で、水中で酸素ゲージありましたが、GAME OVER的な概念は無いんですか?
ありませんね。目の前が真っ暗になるだけです。
ただ、一日が終わっちゃうけどね
あとはハチに刺されちゃったりしても一日が終わっちゃいますね。
決まった場所や時間にならないと会えない人もいたりするから、攻略本を見ない限り、無限に遊べる(探索できる)ゲームだったわね
宿題はあるんですか?
あったと思います。
やるかやらないかだけを単純に選ぶだけだったような気がします。
夏休み中”なにもしない”を選択できるんですか??
できますね。
なるほど。つまり、1日の行動回数があってその中で虫取り?とか夏休みっぽい行動をして31日まで過ごす感じか
8月1日から8月31日までなんですか?海の日からじゃなくて?
そうですね。8/1からですね。
8.マルチエンディング
あとはマルチエンディングですよね。
そうだっけ?!
例えば初代だと、思い出の数が足りないと、なつやすみを過ごした村が将来ダム建設で水没するんですよね
こわっ!?
えっ
思い出をちゃんとを集めると、主人公が将来、農家になったり、小説家になったりするんですよね
夏休みのごし方によってフラグが立って、最終的にはエンディングで将来の主人公の姿が観れて、それがマルチエンディングになってるんですね。
面白いなぁ。なんにもしなくてもいいし、何かしてもいい。そしてそれが将来の自分につながっているって事か、、、
エンディングはグッドとかバッドとかトゥルーとかあるんです?
バットとかトゥルーという表現はありません。
初代でいうとエンディングが5種類あるのですが、
どれがプレイヤーにとって一番良いエンディングかもわからないですからね。
ぼくのなつやすみ4のエンディングはどんな感じだったかなぁ~?
ぼくのなつやすみ4は12種類くらいエンディングがあるらしいですね。
思ったよりゲーム性あるな
ナンバリングは世界観つながってるんですか?
つながってなかったと思います。それぞれの主人公は別人です
9.8月32日
8月32日はこのゲームでした?
そうですね!ニコニコで流行りましたね。終わらない夏休み
バグって行く世界ね
開発者もバグチェックをかなりしっかりしていて、堅牢に作っていたので、8月32日以降も結構動いちゃったんですよね。
10.PSストアからページが消えている?続編は?
ソニーはIPを復活させる印象少ないし続編はきびしそう
PS Vitaのストアでならぼくのなつやすみ2とぼくのなつやすみ4は買えるみたいですね
まずPS Vitaを買う難易度が高い
ブログで情報をまとめてくれている方がいますね
おお!ぼくのなつやすみのアプリ版が発表されているんですね。
なるほど。シリーズが完全に無くなったとか、SONYに存在を消されたとかそういう事は無いみたいですね。
11.綾部さんのインタビュー記事
一応2015のインタビューがありました。
SIRENでもこういう話があったかと思いますが、こういうクリエイターの方々って現地に行きたがりますよね。
関係あるかはわかりませんが、岩の写真をネットから拾うと著作権とかややこしいから実物探して写真が楽とかなんとか
確かに。私の夏休みと私の親の夏休みの思い出は違いますもんね。
ただのパワハラやんw
そこから覚えたんだw
時代を感じるエピソードだw
綾部さんは最初お店にぼくのなつやすみが一本もおいてなくて「どこのお店も入荷してくれなかったんだ、、、」と勘違いしてがっかりしちゃったらしいですね。
12.感想
プレイフィールとしては牧場物語とかに近いのかなぁと思ったのですが、「些細なイベントが将来の自分につながっている」というマルチエンディングの要素が僕の好みにぶっささりました。
すごく大切な事な気がします。もしもぼくのなつやすみ5が出たら、これは子どもにやらせたいなぁとしみじみ思いました。
というより子育て中の親がやるべきなのかも。これはただの夏休みシミュレーターではないと感じました。今からでもプレイしてみたいですね。
プレイしたことはありませんが、なんだか忙しそうだなと思いました。
体験できない事を体験できるゲームっていいなぁと思いました。
プレイしたいというよりは、こういう所でのんびりしたいなぁって思ってしまいました。
私は仕事でぼくのなつやすみ4に触れる機会があって、正直最初は全然興味が無かったのですが、プレイしてみたら夢中になりましてね。
タイトルは知ってるけどプレイしたことが無いゲームって誰にでも沢山あると思うのですが、やっぱりナンバリングが続くタイトルには理由があるんだなぁと実感したタイトルですね。
聞けば聞くほど興味がわいてやりたくなってきました。終わりがあるのがいいなと思いました。プレイハードル高いのは新作やリメイクでなんとかしてほしいですね。
持ってたイメージはのほほんと過ごすのんびりしたゲームって感じでしたが意外とキチキチスケジュール組む側面もあるのかな?と思いました。興味はわいたけどプレイのハードルが高いのが残念ですね
”ぼくなつ”の存在は知ってましたが、4まで出ているのは知りませんでした。 "ノスタルジー"を感じられる作品は少ないというか、そこに焦点を当てた作品は少ないと感じました。 また、(イメージで判断しますが)知名度の割にプレイヤーが少ないのは、”実況だけ見てプレイしない”的な問題?も現れてるのかなと思いました。 インタビューで、年代によって”夏休み”は違うとの話がありましたが、今の世代をテーマにするとどんなものが出来上がるのか気になりました。 ノスタルジーは大好物なので、新作出たら買いたい。
今Twitterでたまたまぼくなつをライブ配信してる方のツイートが流れてきたんですが、最後感動しましたとおっしゃってましたね
田舎のじいちゃん家でクワガタムシに噛まれた時のじいちゃんがたばこの火をクワガタのおしりに当てて助けてくれたことをふと思い出しました、ノスタルジーです(*'▽')
ほこりがかぶり、風来のシレン4しか買ってプレイしていないVita TVの出番がついに来たと思いました。
田舎の人間なのでノスタルジーを感じて、当時2を購入した記憶があります。親戚が集まるお盆とか夏祭りとか、イベントにワクワクした童心に戻れました。
開発会社の方が、PSPのDL版か長い間、毎月一定数安定して売れ続けてたというのを言うてましたね
今日の放送で思ったのは、プレイ勢が2人でも皆さんがちゃんと前のめりで聞いてくれれば成立するんだなと思いましたw
初めて遊んだのはぼくのなつやすみ3だったと思うのですが、もう一回振り返りでざっと観てみたら、昔感じたプレイフィールと違いましたね。
昔は田舎体験くらいのイメージだったのですが、今はこの何もしなくてもいいという事の良さを再認識しました。
実機はあるので、また夏休みが終わる前にやってみるのも良いかなと思いました。
次回 研究予定のタイトル
2022年9月3日(土)「スプラトゥーン シリーズ」
次回はスプラトゥーン シリーズをみんなで調べる予定です。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください
以降のスケジュール予定(急遽変更される可能性もあります)
2022年9月10日 LIW
2022年9月17日 お休み
2022年9月24日「ゼルダの伝説」
近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。
近藤史一/ふみいち
1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。
※記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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