It Takes Two【ゲームタイトル勉強会】 #10
「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓
It Takes Two【ゲームタイトル勉強会】 #10 配信アーカイブ
本日の主な参加者
その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様
1.なぜこのゲームにしたのか
なぜこれになったのかちょっと経緯を忘れてしまったのですが
2021年のゲームオブザイヤーだったからでしたっけ?
それもそうですが、たしか年末ラストの放送で
視聴者さんからリクエストをいただいたんですよね
リクエストありがたいですね~
2.プレイ勢・未プレイ勢
プレイ済み
未プレイ
私としんちゃんは昨日一緒にプレイしました
3.ゲームの基本情報
タイトル名
発売日
PV観てみましょう!
昨日、しんちゃんと結構進めたつもりだったのですが、PVで全然知らないステージが沢山ありましたねw
3時間くらいやってましたよね?
そうですね!でもまだまだステージがありそうでしたね。
ゲーム自体は今観ていただいた通り、二人プレイのアクションのゲームで、ゲームを一本もっていれば、もう一人はゲームを持ってなくてもオンラインでプレイできます。
4.メーカー
パブリッシャー
デベロッパー
私は、デベロッパーのHazelight Studioという会社は聞いたことがありませんね。
Hazelight Studioは実はふみいちさんと関係あるんですよ
え~なんだろう。
It Takes Twoをプレイした雰囲気から当てづっぽで言うと、「ブラザーズ : 2人の息子の物語」とかですかね?
昔、プレイ実況の配信を依頼いただいたことがあります。
「ブラザーズ」のパブリッシャーはスパイクチュンソフトでしたが。
え!すごい!
アタリです!プレイしていて雰囲気近しいものを感じましたか?
はい!なんかこう絆を題材にしている感じとか、二人を操作する感じとかでなんとな~くですが
5.配信ガイドライン
EA共通のガイドラインがありましたね
以下の内容は典型的ですね!
収益化含め割と前向きだけど、是正の権利はEAにあるとの事ですが、EAのサッカーとかスポーツ系のゲームはどうなんでしょうか。
もっと厳しいイメージがあります。
6.どんなゲーム?
ジャンル
特徴① カウチコープ
カウチコープってなに?!
一つのディスプレイを分割して遊ぶタイプのゲームで、ソファ(カウチ)に一緒に座ってプレイできるゲームの事ですね。
そんなジャンルあったんですねー初耳
私も今回調べて知ったのですがw
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特徴② もう一人はソフトを持ってなくても最後まで遊べる
その代わりに、絶対二人でしか遊べないですもんね。
そうですね。ハードが足りませんって事ですねw
一人でプレイするには桜井さんの様に高い手先の技術が必要です。
なぜ一人でやろうと思ったのか?!
売上のこと考えたら1人でもプレイできるように作ってしまいそうなものですが、、、
あと、友達居なかったできないって事ですもんね。
う、俺にはきびしい。。。
なんか、そういう作りの部分も含めて、作り手側に「こういう遊び方をしてほしい」っていう強い想いがありそうですよね。
例えば、このゲームをきっかけに友達と仲直りしてほしいとか。ストーリーも離婚寸前の夫婦の物語だったりしますし。
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特徴③ Game of the Yearを取っている
例年、Game of the YearはAAAのような注目度の高いタイトルがとるイメージがありますが、これはそうではない気がします。珍しいですよね。
7.Hazelight Studioのジョセフ・ファレス
デベロッパーのHazelight Studioの話を少し調べておきました
Hazelight Studioは割と新しい2014年に設立されたゲーム開発会社です。
創設者のジョセフ・ファレスさんはもともと映画監督で、4~5本くらいの映画を撮っています。
そして、2013年からゲーム開発をはじめ、Hazelight Studioを設立し、
Brothers、A Way Out、という二本のゲームを作りました。
A Way Outは知らないですね。
A Way Outは、It Takes Twoの脱獄囚バージョンって感じです。
BrothersやIt Takes Twoのようなハートフルな作品を作っているジョセフさんですが、結構破天荒な方でして
2017年のThe Game AwardでIt Takes Twoの開発を発表したんですが、
全世界に配信されている発表の中で「Fuck the Oscars(くそったれ、アカデミー賞なんかくたばれ!)」と発言し、とても有名になった方でもあります。
あらまぁ!
その後、2021年12月のインタビューで弁明しています
8.感想
このゲームが、Game of the Yearをとったっていう事はなんとなくは知っていたんです。ただ、そんなに興味はなかったんですよね。でも、しんちゃんが折角なので勉強会で取り扱う前に一緒にやろうって誘ってたのでプレイしてみました。
グラフィックは綺麗だし、ゲーム性も操作性も良かったです。
ストーリーは若干、感情をどういう方向に誘導させようとしているのかっていう、意図が見え見えなので、ストーリーに驚きみたいなのはないのかなと思いました。途中までしかやってませんので、まだ分かりませんが。
アクションゲームとしてみたら、難易度がとてもちょうどよかったですね。時間作ってちゃんとしんちゃんと一緒にやりたいなって思いましたね。
二人で一緒にゲームを遊ぼうぜってなったときに一緒に遊べるタイトルって以外と少ないので、コラボ配信の良い口実になったりするのかなって思いました。
各ステージで違うアクションで進めていかなければならないというのもの飽きなくて面白いですが、ボス戦の時だけライフがでて、それ以外の時は即復帰するシステムもおもしろいですし、サクサクノンストレスでプレイできる要因になっているのではないかなと思いました。
少なくともプレイヤー同士が、声でやり取りできる環境じゃないとプレイできない様になっているのも良いなと思いました。
オンラインゲームって、普通画面分割しないと思うんですが、あえて分割しているのが、なつかしさもあり、それが面白さでもあり。
画面をあえて分割する事で、自分が操作してない時は、仲間の画面を観て、仲間の応援できちゃうというか。
なんか、相方が隣にいる感があって良かったですね。
そんなゲーム体験ができる事もGame of the Yearをとった理由の一つでもあるのかなあと思いました。
この会社の一人でもできるアクションゲームをやってみたくなりましたねー
次回 研究予定のタイトル
2022年2月5日(土)「シヴィライゼーション」
次回はシヴィライゼーションをみんなで調べる予定です
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください
その他、現在候補に挙がっているタイトル
近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。
近藤史一/ふみいち
1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。
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