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#2アーティストが公式ウェブサイト制作する必要ってある?~HIPHOP的視点から書いてみた~

こんにちは、fkr8です。


最近HIPHOPアーティストも、自分のウェブサイトを作成してますよね。


日本だと有名どころで、

KOHH-やばいっす.com

BAD HOP-BreatH.com

舐達麻-APHRODITE GANG HOLDINGS

などなど。AK-69氏も、やはり立派なイケてるウェブサイトをもってます。


でも、

いまはInstagramやYoutube、Twitterなど、SNSが充実してるから十分じゃないの??

わざわざウェブサイトつくる必要ある??

って、思うかもしれません。


僕はこの理由って3つあると思います。

①アーティストの「ブランド価値」向上

②音楽作品以外の商品の提供ができるプラットフォームの構築

③オンラインとオフラインの強固なリンク


順番に解説していきます。

まず①アーティストの「ブランド価値」向上ですが、ハイファッションのブランドを想像してみたらわかりやすいですよね。

Louis VuittonやGucci、BALENCIAGAなど、ハイブランドのメゾンでECサイトを持ってないところってないですよね。

(ECサイトとは、自社の商品をウェブ上で販売できるサイトのことです。)

どこのブランドも、ハイブランド感の世界観を感じさせるような

めちゃくちゃいけてる公式サイトがあって、商品を安心して購入できるようになってますよね。

僕はこれからのHIPHOPアーティストは、音楽作品だけでなく、ビジュアルやアートを含めて

いかに自分自身にブランド価値をつけられるかが重要になってくると思ってます。

もっと言うと、高ブランド化した自分という商品をオンラインで販売する能力が必要です。


公式サイトは、自分の情報だけを発信することができます。

誰でもやってるSNSとは、ここが大きな違いで、圧倒的に自分の世界観を

つくることができます。

もちろん、SNSと連携させれば、ファンをもっと自分の世界観に引き込むことができるし、公式サイトがイケてればアーティストのイメージも上がりますよね。



次に、②音楽作品以外の商品の提供ができるプラットフォームの構築ですが

これも説明不要ですが、物販の販売が可能です。

最近HIPHOPアーティストも積極的に物販してます。

従来は一部のアーティストが自作のTシャツなんかを、ライブ会場で手売りしたりしてました。

これがオンラインでできれば当然、ターゲットがぐっと広がります。

上記有名アーティストがサイト内で販売している商品をみてもらえば

どれだけSOLD OUTになってるか、よくわかります。すごいです。



最後に、③オンラインとオフラインの強固なリンクですが

イベントの告知って、どうしてますか??

いまはけっこう、インスタのストーリーで告知してるアーティストが多いですよね。

あれって、けっこうタイムラインに流れちゃうんですよ。

公式サイトにNEWS形式でイベントインフォを掲載しておくことができれば

情報が固定されて、ファン側からするとチェックしやすくなります。

もちろんサイトにチケット販売も併せて行うことができるようにすれば

オフラインでももっと集客が可能になると思います。


以上、SNSと併用して公式サイトを作れば

HIPHOPアーティスト自体のブランド力が上がって、

音楽活動だけにとどまらない

付加価値の提供ができると確信してます。


…じゃあ、やればいいやん?

なんでみんなやらないの?と思いますよね。(笑)


たしかに、HIPHOP業界ではまだ、ほんとに限られた超有名どころしかECサイトを伴った公式ウェブサイトをもってません。

なんで???

この理由は、

HIPHOPといういまだニッチでマイナーな業界の構造だったり

ここでに書いた発想がHIPHOP業界に浸透してなかったりもあるでしょう

が、僕が思うに一番の理由は、ウェブサイト制作のコスト(お金)だと

思います。。


次回、アーティストがウェブサイトを制作するのっていくらかかるの?という疑問をHIPHOP的な視点から書いていきたいと思います。

どうか、お楽しみに。





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