日本経済の今後は?
今日は日本経済の今後に関する頭の体操です。
FRB ゼロ金利政策 2022年まで維持の見通し 新型コロナ
通常、日本の金利が低くアメリカの金利が高いと、みんなドルで運用したいので為替は円安ドル高になります。(人気のあるものは高くなる)
これまでは日本の金利が低くアメリカの金利が高かったのですが、今回のFRBの発表ではゼロ金利を当分続けるということだそうです。
つまり、今後トレンドとしては円高ドル安になっていく可能性があります。
日本は今でも輸出企業が多いので、円高ドル安は日本企業の業績に対してはマイナスの影響を与えます。
(これ、本当か?と思う節もありますが一応そういうことになっています。)
そうすると、もちろん株価も低調になります。
しかも、日本は昨年まで「オリンピックによるインバウンド需要(海外からの旅行者の消費)で景気を良くしよう!」と言っていたわけですが、この状況でインバウンドを望むのは相当難しいです。
すると、
・円高で企業業績にマイナスの影響
・株価の低迷
・インバウンド需要の消滅
となり、日本はまた不況になっていかざるを得ないのではないか?という推論ができます。
中国で日系企業の方々と話していると、
「日本は準備が得意、中国はその場での対応が得意」
とよく言います。
この不況になるかもしれない状況において、日本企業はしっかり準備ができるのでしょうか?
できる準備について、今後もし思いついたらまた書きたいと思います。
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