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Day4: 綿棒 / Cotton bud

私がトロントに来た目的は、主に2つ。語学学校での英語学習と、カナダのマルチカルチャーを肌で感じてくること。期間も半年と限定しての渡航なので、荷物は最小限。サムソナイトの布製トランク(100リットル)ひとつに収まる分だけ。足りないものは現地調達と決めていた。

今日は学校帰りにヘアドライヤーと綿棒が欲しくてLexall(1904年創業のカナダのドラッグストアチェーンで街中にある)に飛び込んだ、まではよかったが、綿棒を英語で何と言うかとっさにわからず、「えーと、欲しいものがあるんだけれど、英語の名前がわからないの」と言ったら、「OK。どんなもの?写真があれば探せるわ」と店員さん。Wi-Fiがつながっていなかったので(トロントはWi-Fi天国だと聞いていたけどそうでもない)、写真検索ができず、「写真はないけど、コットン製の棒で耳に使うサムシング」と言ったら、「あ、それはcotton budって言うのよ!こちらです」と400本入りを提示。ま、軽く1年は使えそうですね。しかもボサボサ。でもいいの。芯がしっかりしているので使用には困らないし(中米に暮らした知人から、当地の綿棒は芯が柔らかくて使えなかったらしい)、店員さんの親切込みで買ったから!

ここへ来てつくづく思うのは、もちろん全員ではないけれど、とにかく街全体で人々が優しい。雪が降るビジネス街で、足早なビジネスマンに道を聞いても、こちらの拙い英語をとにかく理解しようとするし、私が完全に理解するまで言い方を変えたりして説明してくれる。TTCの駅員さんに出口を聞いても、私のグーグルマップが英語表示ではないことに気づき「ちょ!これ全然読めないよ。わはは。 どこのランゲージ?」と。これがNYだったら相手にしてもらえなさそう。(偏見?)

とはいえ、このTTCの駅員の対応は、とてもレアだったと気づくにはもうすこし時間がかかったけど。

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