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鎌倉に「インクルーシブ公園を作ろう!」ワークショップ開催したよ

鎌倉市議会議員 藤本あさこです✋
鎌倉で、子どもと一緒に鎌倉を住みよいまちにするため
「鎌倉アップデートチャレンジ」の活動しています✊
10年間サラリーマンをして、2019で脱サラ。
地域の小学生と鬼ごっこをする、という選挙スタイルで2021年4月に市議選にチャレンジし当選、議員活動を始める🎊

当選直後の2021年6月の定例会で早速、私の選挙公約でもある「インクルーシブの場としての公園を鎌倉市に作りたい」という一般質問をしました。
その前後から、みどり公園課と密に話をしながら、鎌倉市内へのインクルーシブな公園の設置へ向けて動いています。一般質問で話題に出さなくても、定期的に担当課の方と打ち合わせや相談を続けていますので、ご安心くださいね。(実は政策のほとんどがこういった地道な検討によって実現していますよね・・・😂)

鎌倉市内の公園には長寿命課計画が作られており、既存の遊具や設備の改修に関する予算は計画されています。
しかし、新設の遊具や補助設備、トイレや東屋といった施設については予算が確保されていない状態です。
鎌倉市で公園を改善していこう!と思ったときに最初にぶつかる壁はこれです。

とはいえ、鎌倉市では平成18年に施行された通称バリアフリー法を基に、公園のバリアフリー化は進めています。実際に公園に手すりをつけたり・・といったマイナーチェンジは少しづつ進められています。
また、今後鎌倉市内の公園の遊具や設備を改修する際は、インクルーシブな遊具・設備等を検討するという計画も実はあるのです!!!!
実際に、玉縄児童遊園のブランコ改修計画では、一つがインクルーシブ遊具になることが決まりました!!

このように、東京などの大都市で作られている「大きな一つのインクルーシブ公園を作ること」が目的ではなく、全体的にインクルーシブな要素を入れていくことが鎌倉流インクルーシブ公園計画であります。
しかし、改修のタイミングに合わせていくと流石に時間がかかりすぎることと、インクルーシブ公園が松尾市長の今回の選挙マニフェストに入っていることからも、ある程度の予算確保をしてグイッと進めていくことも必要という考えから令和4年度の予算要求をしています🙌

その中で市役所職員さんと話すうちに、「市民の方の声を聞きたいね」となり、202年12月22日に「鎌倉インクルーシブワークショップ」と題して、市民の参加者を募って意見を聞く会を開催しました!

主催は、鎌倉アップデートチャレンジの私、藤本あさこと、長谷の公園の愛護会を運営してしている母親、椛田りかさんで企画・運営し、市役所のみどり公園課の皆様にもご参加いただきました🥳

当日は参加者として教育現場にたずさわる方や、プレイパークを運営する方、発達障害のこどもの支援経験がある方、障害のある子を持つ保護者(今回は発達障碍児の保護者が多かったです)、教育委員会の方、地域で集いの場を運営する方、現役の中学生なども!ご参加いただきいただき、多様な視点で「鎌倉にどんな公園が必要?」という話をしました!

第一部 インクルーシブ公園って?の説明

まず第一部は、椛田さんから「インクルーシブ公園ってどんな物なの?」というご説明をいただきました。
明確な定義があるわけではないですが、一般的には

障がいの有無、年齢、国籍、文化的な背景を問わず
誰もが一緒になって遊ぶことができる公園

と言われています。
とはいえ、設備だけ準備されても、そこでインクルーシブな関係性、遊びが実現するわけではないよね、というお話もありました。
鎌倉市では、モノを用意してハイ終わり、ということではなく、利用者同士の心の壁が取り払われることが最も大事、と考えいる、とのコメントも職員さんからいただきました。

椛田さんの説明の中で動画が共有され、それが分かりやすかったのでこちらにも共有します。

第二部ではこれらを踏まえて、グループに分かれてワークをしました。

市役所職員さんもワークショップに参加してくれました!
武士も、中学生も!多様なメンバーで話し合い



お題を二つ用意して、それぞれについてブレストして意見を出しました。
一つ目は「今、公園で困ってることって何?
やはり鎌倉という土地柄、面積的な問題やアクセスの話が上がりました。

今の公園で感じる課題


その後に、「どんな公園がいいか」も話し合いました!
こちらもやはり鎌倉らしい視点が多く出ました!

どんな公園が欲しい?

あまりにたくさん出たので、ハード面とソフト面の切り分けにして貼りました!
意外とソフト面、利用者たちの気持ちや関係性に着目している意見がたくさん出ました。

ハード面としてはやはり、誰でも使えるトイレや大きなベンチなど、障害があったり乳児を連れていても困らない設備の設置が望まれていました。
(※:今回は身体障碍者の方やその保護者などは参加されていませんでしたが、市役所のほうで特別支援学校へのヒアリングなども並行して行っており、そちらからも声を集めています)
ソフト面としては、利用者同士の気軽な交流や、場を生かした取り組みについてかなり声が上がっていました。
特に、公園内でコミュニティのような繋がりや、声をかけあうきっかけ作りの仕組みを創りたい、という声が複数あがったり、また園内にカフェやお店があったらいいという声も!

これってどういうこと?と掘り下げると、出てくる出てくる♪

そのほかにも、ポストイットの案を見て思いついたアイデアなどをホワイトボードに書き込んでいきましたが、こちらもたくさん出てくる出てくる♪

特に、またこういった取り組みとして「公園に関する座談会を公園で開催する」というアイディアが、すぐにでも実践できそうなアクションとして上がりました!
これはすぐにでも第二回が開催できそうですね😊

最後に、市役所の方へなんでも聞ける質問時間を設けました。
「インクルーシブ公園は、公園課だけでなく福祉課など他の部署との連携も必要なのでは?」「市長のマニフェストとしてやるだけでなくしっかり継続するには?」と言った、熱い質問がたくさん出て、本気の質疑応答となりました😆
実際、現在は特別支援学校と意見交換をしたりアンケートをとったり別の課との連携も進めているという実情も教えてもらえました🙆‍♀️
そしてあっという間に予定の時間がきてしまうほど盛り上がり、閉会となりました。

市役所の方がじっくり話を聞いてくれる貴重な会に♪

今回でた意見は私や市役所の方が持ち帰り、検討の際に活用させていただきます✨

この日に予定が合わずに参加できなかったけど、参加したかった!という声も本当にたくさんいただきました!
次回開催もまた予定していますので、ぜひ皆様ご参加ください✊

ーー「鎌倉インクルーシブワークショップ」開催概要ーーー

日時* 2021年12月22日 14:00〜15:30
場所* 鎌倉生涯学習センター第7会議室
内容* ①インクルーシブ公園って?説明
    ②鎌倉にどんな公園が欲しい?ワークショップ
参加者* 14名(オンライン含) ※前半部のみオンライン聴講を試みました!

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