見出し画像

心を病んでしまったら


心を病んでしまったとき、どこに相談したらよいのだろうか。


身近な人にはなかなか相談できない。だとしたらどこに行けばよいのか。

そう思い、家の近くのメンタルクリニック、心療内科を検索する。

少し大きな街であれば何件かヒットするであろう。

評価を見てよさそうなものを選ぶ。

ホームページを見る。

すると電話で予約する必要があるという。

予約…

すでに心的なハードルが高い。

予約。電話。

電話ですんなり予約できる人はそこまで症状は悪くないと思う。

はじめて受診しようとしてる人にとってはよりハードルが高い。

受診してしまった時点でなにか自分に大きな問題があるように感じられる。

ここで踏みとどまれるならまだ大丈夫なのかもしれない。

そんなことを考える余裕などなく、鬼気迫る状態。

勇気と呼ぶのか、緊急のため否応なしななにかを絞り出して、電話をする。


初診か否かを聞かれる。

初診と答える。


予約が必要と言われる。

そんなことはわかっている。


最短で一週間後。


一週間?

明日にでも受診したいのに一週間後。

そこで予定を確認すると取り繕い電話を切る。


なんとハードルが高いことか。

心療内科を受診するのがこんなに困難なこととは。時代の所為かどうかは分からない。

なぜこんなにも面倒なのか。精神が病んでしまったときもっと気軽に相談できる場所があったらいいのに。

そう感じ、このノートではなぜこんなにも心療内科、精神科に行くハードルが高いのかを考えていきたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?