ゆでガエルになっていく日本

先進国の中で日本だけが取り残されて、貧しくなっているのは事実である。

日本の賃金が上昇しない理由については、様々な理由が語られている

労働組合の組織率が下がり弱体化したり、構造改革によって非正規雇用の増加、日本のデフレ環境が続き物価水準のマインドが醸成されにくいった感じである。

需要と供給の関係から考えると、賃金が上がるか下がるかは、仕事に対する需給によって決定されることになるはずである

スキルの高い人に対しては、需要が高くなり賃金は上昇していく訳で、逆に、需要よりも供給が多くなれば供給過剰になり賃金は下がっていく

日本人の賃金が上がらない理由は、需要の多い仕事をする人が少なくて、需要に比べ供給過剰になっている労働市場に多くの人で溢れかえっているからではないだろか？

生産性が上がらなければ、企業は労働者に高い賃金を支払う意味はない。同じ仕事量を半分の時間でこなせる人がいれば、企業は高い賃金で雇ってもpayできる

筆者が社長なら、人よりAIを最優先に使う、なぜなら人は裏切るからだ。そして、人は一番の足かせであるからである。

日本国内でも、グローバルな競争力のある会社であればスキルによって高い賃金が実現できるはずで、その労働マーケットに参入できる日本人は極めて少ない。また、英語によるコミュニケーションという壁も存在する

この事から日本人は、グローバルな労働市場から取り残され、生産性の低さから低賃金に甘んじているのではないだろか？

気が付かないうちに海外との格差が拡大し「ゆでカエル」になっていくのが確定だ