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LET ME/KISS/YOU TONIGHT

食事という行為が、空腹を満たすだけのためであれば絶対にここまで熱くなる事はないだろう。

食事とは、五感を研ぎ澄ませ魂を通わす行為ならば、それはパッションを注ぐ対象になる

先日、興奮しながら下記の記事を読んだ

WAGYUJIROの特別感を、エクストリームな食材とのコラボレーションによってさらに駆り立てたwagyumafiaのスタイルは、飲食産業のそれまでの常識を完璧に超越した。

それは単なるイメージ戦略とか言った単純な話ではない、長年改革されていない調理器具の分野にtransformationをしていている。NASAやノーベル賞クラスの最新技術を追及する技術者と日々研鑽を重ね徹底的に傾注する。

今回のイベントもだか、ある意味【馬鹿げた遊び心】を稀代のシェフが超真剣に創り上げた企画だ。

和牛と牡蠣のマリアージュ。その旨味の掛け合わせについて考察するとその正体はアミノ酸だ。牛肉の持つイノシン酸と牡蠣の持つ遊離アミノ酸(グルタミン酸はうまみ、グリシン・アラニンは甘みをもつ)やグリコーゲンが合わさることにより、まさにアミノ酸の核爆弾が完成する。

両者が、口の中でBIGBANGを起こし暴力的な旨さの解放されるだろう。それを、血肉に変える度量こそが食には肝要だ。


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