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鴉-カラス- 「スケアクロウ- 2」解説&メンバー全員インタビュー

鴉-カラス-
Vocal:椋 (ryo) Guitar:幽夕(yuhta) Guitar:大地(daichi) Drum:拓人 (takuto)



 2022年に6月に新体制ワンマンが池袋BlackHoleで行われました。この公演からの再始動後、大 きな変化はありましたか。 今の心境をお聞かせください。 
椋:鴉-カラス-は第一期というか最初に始めた頃は、自分の音楽性の幅がいい意味でも悪い意味で も広かった部分があったんですよ。色々な事をやりたい時期でもあったので。でも色々な事をや り過ぎてしま って焦点が定まらない時期があって、 そういう時期を乗り越えてやっと今ちゃんとした木を植えられたのかなって。それで第二期からその木を育てていこうって気 持ちで最初、名詞になるものをちゃんと作ろうという事で 「スケアクロウ-2」が出来ました。 
拓人:第一期の時に「スケアクロウ-1」を名刺替わりとしてリリースしたので、「スケアクロウ- 2」は第二期の名刺ですね。第一期は可能性を探してたので、今作はその可能性が見つかったので はないかなと。 
幽夕:第一期でやったことの進化系であって自分たちの目指す部分が分かりやすくなったのでやりやすいというのがありますね。
大地:自分は途中からなので、個人的には鴉-カラス-を新しい 方面から見ていければなっていうのもあって、6月の公演を終えて今しっかり馴染めてきたかなと思って活動できてるので、このままいけたらなと思います。 
 大地さんはどのような経緯で加入されたのでしょうか。 
椋:最初、普通の友達って感じだったんですけど、サポート やってよってところから始まって、そこから結構、率先して活動に食い込んできてくれるようになって、 僕たちはどっちかというと自 分たちに合わせてくれる人だったり、 自分たちと波長が合う人と巡り会えたらいいねっていう形 で三人でやってたんですけど、その中で彼と早い段階で出会えて、更に自分の意見を持ってきてく れるタイプだったので それに対して新しくやり直すってタイミングで話をさせてもらって今の形になりました。 
大地:元々、椋くんと拓ちゃんは知り合いで鴉-カラス-で活動してるのを知ってて自分の前の活動 が終わってコロナも落ち着いたタイミングで鴉-カラス-がメンバー探してるんじゃない?って話を聞 いたんですよ。それで曲を聴いてみたら、「あ、かっこいい!」みたいな、自分が好きな感じだ なぁって思ってたんですよ。そしたらタイミング良くサポートの話をもらったのでやりたいって即 答しました。個人的にはバンドの中でいろんな意見があっていいと思ってて、自分には多分3人に ない思考があるなって感じたので、いい変化のきっかけになれたら自分にとっても鴉-カラス-に とっても面白そうだなって思って加入しました。 


 作品についてお聞きします。鴉-カラス-の世界観の印象としては、人間の闇の部分が強く描かれ てるような印象があります。そういった椋さんの描く世界観と近い気持ちを持っている人の心には すごく入り込める作品になっていると思うのですが、椋さんは普段どういった思いで書かれているのでしょうか。 
椋:僕、曲も作るんですけど、自分が詞を書く上で決めてることが一個あって、それは「自分の中 に在るリアル」を歌うって事なんです。例えば自分の実体験だったり自分の感じた事だったり、 フィクション(創作)は歌わないようにしてるんです。そのリアルをぎゅって詰め込んだのが今回の この作品ですね。作詞と作曲を同時にすることが僕は多いんですけど、このメロディーにはこの歌 詞だなって一緒のタイミングでやっぱり出てくる事も多いんで、その中で「 いや、これは僕のリ アルじゃないな。」って思ったらメロディに歌詞がハマっててもその歌詞はボツにするんですよ。 思ってない事は歌いたくないので。思ってることしか歌いたくないので、必然的に曲が絞られて いって僕のリアルが詰められた曲が生ま れるって感じですかね。 
 他の皆さんは鴉-カラス-の世界観を表現するにあたりどのようなことを大切にされていますか。 
拓人:多分、周りの人は”鴉-カラス-”に対してダークな印象と思うかもしれないですけど、特にそ こを意識してやってるわけではなくて、ビジュアルの面ではそうなのかもしれないですけど、曲は 割と幅広いことをやってきてるんです。今はそれとマッチしてるというか、やっぱり歌詞に合わ せるので自然とそうなっていく。意識してないとは言ったんですけど歌詞に引っ張られて音楽も 言葉に寄り添ったものになりますね。 
幽夕:自分の中ですごく引っかかったり刺さったりする歌詞が曲で出てきたら、椋くんに歌詞 ちょうだいみたいな感じですね。アレンジする上でやっぱり欲しい。歌詞が出来ていたら、そこ に寄せたり...、寄せたりっていうか寄りたくなるというか。2年半一緒にいて最初の頃より歌詞の 深みがすごい出てきて、普段こんなこと考えてるんだなぁみたいなのがすごい伝わってくる。分か るでしょ?笑 
大地:分かる分かる。笑 ヘイトが溜まってんなっていう時もある。書き殴ってんなみたいな。笑
幽夕:リアルだからね。笑 
拓人:歌詞の選び方もすごい変わってきて、前よりもすごく良いなって。
一同:そうだね。 
椋:本当にさっき言った通り鴉-カラス-の詞は「リアル」なので。このバンドで困ることが唯一あ るとすれば、リリースのタイミングが掴めないんですよね。笑 書きたい事が、バァーってでき た!ってなって、その中でメンバーに歌詞頂戴って言われた時に、上手くマッチする時期がたまに あって、逆に僕の中では今これはちょっと違うなって時期もあったりするんです。うち結構そうい うのあるよね?あれ謎だよね。笑 
拓人:でも、そうやってやっていくと今回のアルバムみたいに最初の方の曲なんかリアルタイムで はないんだよね。なんならそれでインストアイベントとかで話す頃にはもう違う曲作ってる。笑 
椋:そう。結構前に完成した曲だったりするんですよね。なので、リリースとの兼 ね合いが難し いんですよ。逆にライブバンドだなっていう意識あるんですけど。ライブの方で前々からやってる 曲とか結構多いんですよね。そういう感じでやってきてるのでやっぱりリリースがちょっと困りま すね。 
拓人:リリース困る。確約ができない。笑 
椋:うん、確約ができない。これ出すよって言っても変わるみたいなこともあるよね。やっぱやめ た、今思ってないしみたいなこと言い出しそうな自分が怖いです。笑 
大地:自分はもう3人がこういう感じで結構考えるのに対して、逆に感じたまま、自分が聴いて”こ ういう音を出したい”、”この感じかっこよくない?”みたいなのが多いです。今回はめちゃめちゃ 提示していっぱい詰め込んで、そこから元の鴉-カラス-を作ってきた3人にいいと思ったものを組 み込んでもらってできたのがこの作品ですね。 
拓人:アレンジを全体でしてさらにアレンジしてくれたみたいなそんな感じですね。今回は良い提 案がたくさんあった。 
幽夕:幅が広がったよね。俺が作らないフレーズをすごい持ってきてくれるから、「あ、なるほ ど」みたいな。 
拓人:思った思った。 
幽夕:「生を知る。」だったり「誰か教えて、」だったり。 
拓人 :「人故に依存」も感動したね。サビのアルペジオは感動した。 
大地:地盤をちゃんと考えてる人達の中で、いい意味で考えずに感じたままにっていうスタイルが 今一番、鴉-カラス-に合っているのかなって。それが今回の作品によく出たかなと思います。 


 それでは「スケアクロウ-2」を曲毎にお話をお聞きしたいと思います。まず「孤独に、堕ち る。」ですね。曲の冒頭で「僕 の話の続きをしよう。」とあります。前作の「ぬけがら」では 「僕の話をしよう。」から始まっていますが、この2曲はやはり関連性があるのでしょうか。 
椋:そうですね。自分がこういう方向で鴉-カラス-をやりたいっていうのが定まったっていう意味 を込めて、今までいろんな事やってきたけど、俺はこれがやりたかったよ。っていうのを証明する 意味で冒頭にそれを持ってくることに意 味があるのかなって思ってて。この曲に込めたメッセー ジとしては「孤独に、堕ちる。」ってフレーズだけ聞くとすごく独りぼっちで寂しい。みたいなイ メージだと思うんですけど、 僕個人の解釈は違くて...。結局人は生まれてくる時も死んじゃう時 も独りですし、例えば試験を受ける時もそうですし...。たとえば、サッカーをみんなでやってるけど、”PKで最後決めなきゃいけない”ってなった時はゴールに向かってボールを蹴る時はたった 独りじゃないですか。そういう独りの時って人生絶対あると思うんですよ。それを踏まえた上で決 心した人間は最後は独りだから、決意を固めて孤独に堕ちていこうって意味が込められていて...。 自分の中に堕ちるとこまで堕ちるっていう、難しい言い方してますけど要は独りを愛せるかってところが大事だと思ってて。みんなで楽しくわちゃわちゃしてるのも大事でだけど、でもそれはそれ として、”自分独りの時間”に、”自分独り”と向き合って、自分の中に堕ちていくっていうことが出 来た人が、人生豊かなのかなって思うところがあって...、”孤独っていうのは決して寂しい事では ないんだよ”って意図があります。 
 堕ちるってどうしてもネガティヴなイメージですが椋さんにとってはそこまでネガティブな ワードではないってことですかね。 
椋:そうですね。むしろそこに堕ちていけば堕ちていくほど、人生が、自分が、磨かれていくん じゃないかな。っていうイメージがあります。なので僕はそういう意味で「孤独に、堕ちる。」を 歌ってますね。 
 どっちかというと孤独を受け入れるっていう感じですかね。
椋:そうですね。そして、自分自身と戦っていこうよって意味が込められてます。 
 歌詞の中で「本当の自分」と言葉が出てくると思うんですけど、椋さんにとって本当の自分とは どんなものでしょうか。 
椋:本当の自分っていうのが、一番難しいんですよね。生きていれば 沢山色々な事を経験してき て、沢山色々なものを見てきて、ブレるとかでも無いんですけど...。例えるなら、自分が木だとし て、経験という果実が枝に色々くっ付いてくるみたいな。でもそれがくっ付きすぎて、どれが本当 か分からなくなる瞬間ってあると思うんですよね。林檎がなってて、梨がなってて、葡萄がなって て、止まらなくなって野菜まで生えて来ちゃってトマトとか、キュ ウリがなっててとかなった ら、僕は本当は何の木なんだろうってなっちゃう時、人ってあると思うんですよ。その時に自分の 幹(原点)に帰れるかどうか人間って大事だと思ってて、その幹に帰るって意味では、本当の自分っ ていうのは今やってる鴉-カラス-の音楽なのかなって思うし、本当の自分を見つけられたのが今の 作品に繋がってて、自分は一年ぐらい前は木の枝の部分を見すぎてしまっていた時期があったの で、やっぱりこう幹に帰ってこれたっていうのが自分の中でも成長なのかなって。その幹が作品で あるっていう意味も込めて”本当の自分=この作品”みたいなところはありますね。 
 鴉-カラス-の歌詞では、過去へ恨み、苦しみ、悲しみがよく出てくると思うんですけど、先ほど リアルをと仰ってたと思うんですけど、椋さんはそういう歌詞に出てくるような恨み、悲しみと苦 しみみたいなものをどのように消化されているので しょうか。 
椋:僕、実は基本的には人を恨むってことはあまりないんですよ。笑 それこそ例えば、サッカー をやっていたとして自分がパスを出して他の人が シュートを外したとしても自分のパスが悪かった のかな。って思う人間なので、基本的に僕は前作の「ぬけがら」でも歌わせてもらってるんですけ 
ど、過去を恨み っていうのは他人に対してじゃないんですね。自分に対してなんですよ。あの時は 弱かった。それこそ、僕ちゃんと曲作りっていうのを勉強して曲を作れるようになったのって鴉- カラス-からなんですよね。そういうのも含めて、出来なかった自分とか自分の表現をどこか選ん じゃっていた事とか、ちょっと気取ってしまってた自分みたいなものを恨んでるっていうのはやっ ぱりあるんですよね。それが鴉-カラス-の曲に消化されてて、僕は他人に向けて”むかつく”、”ふざ けんな”って歌った事ってあまりないんですよね。僕は”こう思ってるんだよね”とか、”君はどう思 う?”を常に言ってるだけなので...。どっちかというと、”こう思うよな?お前ら!”って強要した事は ないんですよね。”僕はこう思ってるんだけどどう?”って聞いた時にそれに対して”確 かに!”って言 われたら嬉しいですけど、”言われても分からん”って時はそれはしょうがないかなって思ってる部 分ではあります。 


 続いての曲は「生を知る。」です。タイトルも印象的ですね。 
椋:この曲のタイトルは、最初「生きる意味を知る。」っていうタイトルだったんですよ。だけど なんか長いなって思って、切って「生を知る。」にしたんです。歌詞の中で歌ってる事もそうなん ですけど、基本的に自分が信じたもの、伝わりきれなくて離れてしまったものとかいっぱい世の 中あると思うんですけど、例えば恋人でも親友でも、その他のいろんな人間関係なんでもいいんで すけど、どれだけ自分が強く想ってても他人への想いって100%伝わらない。やっぱり、どれだけ 自分は強く想ってても相手には20%くらいしか伝わらなくて...。それで結局、途絶えてしまうこ とって沢山あって、そんな人生で僕が一番思ったことが最後の歌詞の「それでも信じた。自分の答 えを探し続けていく」ってところなんです。やっぱり僕の中では”100%で伝わらないんだったら 200%ぶつけようぜ”っていう想いが強くて...。でもみんな諦めちゃうんですよね。”僕はこういう 人間だから伝わらないや”みたいな...。”僕こういう人間なんで”って諦めちゃうんですけど、"僕こ ういう人間だから!"っていうのもむしろ押し付けがましいぐらい知ってもらうのって人生で結構大 切だと思ってて、だからそういう意味を込めて”自分は人付き合いが苦手の人間だからいいや。”っ て自分で閉ざすんじゃなくて、苦手だからこそ苦手なりにガツガツいって、”自分を信じてみてほ しいな”って当時は感じたので...。要するに100%伝えても相手が2 割、1割も理解されてないこと が 世の中には沢山あるので、やっぱりそれを払拭するには3倍も4倍も5倍も自分が意思を伝えな きゃいけないんだよっていう曲です。 
 お話を聞いてると鴉-カラス-のイメージがだいぶ変わって きますね。 
椋:意外とポジティブなんですよ。笑 音楽に救われた人間としてやっぱり曲を聴い てくれた人を 前に向かせたいっていう気持ちがあって。でも共感を得たいとかは別にないんですよ。もちろん人 を不快にさせたいわけでもないですよ。やっぱり”自分を伝える”っていう行為の中で解釈の違いも あるので全て理解されたいとは思ってはないですけど、それでも椋の言葉として理解ある言葉選び はするようにしています。難しい言葉を使うよりも僕の持っている言葉で自分の思っていること を伝えて”目の前の今を生きる。”これが今の自分の在り方 かなと。 
 歌詞の中で「生きる意味なんて誰も知らないさ」という部分は印象的です。 
椋:そうですね。「生を知る。」では、一番大事な歌詞になってますね。少し話は変わるんです けど、お母さんのお腹から生まれてきて、”よっしゃ!僕はこんな使命の下に生まれたんだ!”とか ” 僕はスポーツ選手になるために生まれてきたんだ!”って人はいないし、”僕は学者になるために生 まれてきたんだ”って、ペンを持って生まれてくる人はいないじゃないですか。笑 人生の中で10 年・20年・30年経 っていく中で自分のやりたいことって絶対にある程度の変化していくもので あって、その中で「瞬間の生きる意味」っていうのは多分、自分しか知らないんですよね。生きる 価値になるもの、将来の生きる意味、そんなものは多分誰にも分からないですからね。もしかし たら10年後はバンドマンじゃないかもしれないし、もしかしたらペットブリーダーになってるかも しれないし、 医者になってるかもしれないしみたいな。どうなってるかなんてわからないじゃな いですか。だけどその中でも、”目の前の今を精一杯生きようよ。”っていう意味を込めています ね。特に最後の歌詞は、よく見ると前向きな事言ってるんですよね。実は。 
拓人:曲の雰囲気が暗かったりするけど、言葉をピックアップ すると曲の見え方が変わってくる というか...。割とそこって鴉-カ ラス-のいいところだったりするのかなって思います。まぁ人に よって捉えられ方が違ったりしてたらいいなぁって僕は思ったんで。 
大地:椋くんが言ったように今その時に感じるものが生きる意味になってきてると思うので、そ ういう一瞬一瞬を生きる意味 にして生きれたらなと思いますね。 
幽夕:一緒にいる時間が結構多くて、その中で最近こういう歌詞書いてるみたいな。「生を知 る。」も歌詞を教えてもらって、こういう意味があって、こういうことが伝えたい。刹那的だけど 意外とみんなと寄り添っているんだよ、って。 


 次の曲「誰か教えて、」ですね。この曲は印象的な始まりですね。 
椋:これに関しては、僕がずっと疑問に思ってたことがあっ て...。子供の頃、幼稚園には”先生” がいるじゃないですか。更には小学校、中学校、行った人は高校もそれぞれ先生がいて...。で も、社会に出たら後はポンって勝手に放り出されるじゃないですか。それまで律儀に先生の言う 事を聞いて生きてきた人ってどうすればいいの?って思うんです。僕は日本の教育が未だ理解出来 ない部分が多くて。例えば実際に若い子たちの転職率が上がってるし、40代、50代が若い奴は自 分で考える力がないって言う人も多いですよね。でもそれって考える力がないんじゃなく”考える 力の付け方を誰も教えてくれなかった”からなんじゃないかなって思うんですよ。要するに真面目 な生徒が損をするっていう現代社会の縮図 ですよね。高卒、脱サラした人が成功してることって 昨今多いじゃないですか。成功したのは多分沢山”自分で考えたから”だと思うんですね。 それに 引き換え、日本の政治の政策、どれひとつとってもこの国は何事も終わりが適当なんですよね。 それに対して疑問を投げかけて書いた曲ですね。この曲もMVになってるんですけど、頭ごなしに" こうしなさい”、"あぁしなさい”って言う。"これはだめでしょ”って...。でも、なんで駄目かは教 えてもらえない。とりあえず足並みを揃えなさい。揃えさせられたと思ったら急にバンって外に出 されて理不尽に飲み込まれる。結局”何事も自分で考えてやりなさい”ってことは大学でも教えてく 
れないと思うんですよね。僕は専門学校に行って、大学行ってないから分からないんですけど、高 校までは僕そんな感じだったんですよ。すごい子供みたいな話なんですけど、なんで勉強するのか 分からないって未だにあるので。笑 そもそも勉強することによって得られる大切なものって知識 より他に僕あると思うんです。”達成感”とか”努力の意味”とか。そういうことを教えてくれるん だったら分かるんですよ。”自分の心の満足度みたいなものを得たい”は分かるんですけど、僕の感 じてる日本の闇の部分っていうんですかね...。でもそうじゃなくて、”荒波を立てないような人間 になりなさい”っていうのを学校という檻を通じて押し付けられてるような気がします。僕はそれ を最後の方の歌詞に書いてるんですけど、「おかしな社会の同調圧力」、「周りの違うとほら、 また聞こえて来る。」とか...。僕が小さい頃に言われていた「いーけないんだ、先生に言ってやろ う。」とか...。正直、先生に言ったら何か解決するの かって、何も解決しないじゃないですか。 笑 自分たちで解決出来ないもの”先生”という刃物を振り回して先生に言われたら怖い、怒られ るっていう思想を押し付けて相手に何も言わせなくする。 あれ一種の脅迫ですよね。笑 社会の脅 迫。でも昭和の時代からいーけないんだのメロディがずっとあり続けている...。今でも染み付いて る同調圧力っていうものの中で育ってきた人達が組み立ててる現代の社会な訳ですし、これが日 本に染み付いた形なのかなって感じてたのでそういう曲を描きました。 
拓人:この曲はデモの段階から歌詞が入ってきてるんで、割と分かりやすい曲ではあって...。僕ら 教育とは全く無縁なんですけど、この曲はとても共感できました。 
椋:みんな必ず中学までは絶対に行ってるからね。
拓人:学歴が低ければ低いほど共感しやすいんじゃないですか。笑
一同:笑 
拓人:特にバンドマンは、いると思いますよ。 
「誰か教えて正しい生き方」という歌詞もありますが、正しい生き方ってどんなものなので しょうかね。 
椋:未だに分かんないですもん。結局、中学校とかで教えてくれた荒波を立てず、誰にも迷惑をか けず生きる。ってなったらもう極論僕みたいな人間は誰とも喋らないが正解じゃないですか。笑 でも、社会に出たら人とはコミュニケーション取りなさいって、社会ではそれが出来ない人が窓 際族になりかねない。あいつコミュ ニケーションとれないし雇いずれぇな、人間関係作りずらい なって結局クビになっちゃう人だっているわけじゃ ないですか。何が正しいの?ってなる。小学生 のクラスの中心で騒いでたら先生に目を付けられて、目立ったら目立ったで悪影響だなんだ言われ て。目立たなかったら目立たなかったで社交性に問題ありとか言われ、丁度良く他人と足並み揃 えて生きて来た子はそれはそれで社会に出た時に困るっていう、、、。もうがんじがらめな社会だ なってやっぱり思いますね。正しい生き方ってなんですか。幽タさん。 
幽夕:世間的にはやっぱり荒波を立てない。
椋:そうだよね。
幽夕:ただ、本当は違くて正解がないっていうのが問題なんだよ。 椋:良い事言ってんじゃねーよ。
一同:
★:それぞれの正解があるのかもしれないですね。
椋:そうですね。 



 続いて「人故に依存」です。この曲はかなりインパクトが ある曲だなと思いました。まさに人 間そのものを書いた曲だなと。やはり人間であれば依存しながら生 きていくしかないんですか ね。 
椋:どういう形であれ、”依存”っていう言葉を聞くと悪い意味に聞こえると思うんですけど、別 にいい意味もあると思うんです。人が故に依存しながら生きていくっていうのって別にそんなに 僕の中では悪い言葉じゃなくて、結構ポジティブな曲だったりします。人間ってこうだよね、でも それってみんなそうだから、大丈夫 だよってことを言いたいんです。そういう弱い自分が嫌やだ とか思わないで欲しいなってところまでは一応答えとして詞には出してないですけど、そういうこ とも含まれてますね。 
 この曲の依存って言葉だったりは決してネガティブな言葉 ではないという事ですね。 やはり承認欲求だったりとか誰かに必要とされていたいという欲求はありますか? 
大地:僕はめちゃくちゃあります。承認欲求しかないよね。 
拓人:うーん、そうだね。別に悪くはないし、それでなんか嫌だなって思ったことはないですけど 大地は高めですね。 
大地:だいぶ高い。 
拓人:人故に高い。 
椋:人故に大地かもしれない。笑
大地:でもやっぱ椋くんの歌詞見たり聴いたりして、ライブ 中も思う事はあるん ですけど、本当 にそうだなぁって。ライブ 中に思うのもどうかと思うんですけど。笑 
椋:いや大事だろ、ありがとう。笑
大地:それがステージングにもそうですし、自分によく出てるのかなって...。鴉-カ ラス-がこう染 み込んできてるなぁっていうふうに感じますね。 
 そういう想いが力になったりしますしね。
大地:そうですね...。ちょっと挫けそうな時に結構刺さる言葉が多いんで。 椋:ありがとうございます。笑 
拓人:自分も最初勘違いしてて「人故に依存」の"依存"の部分にすごい引っかかっちゃって...。曲 調が単調でハードコア寄りなんで、そこもまた引っかかってドラムのフレージングも激しい曲にし ようと思ってたんですけど、段々歌詞、サビを聴いてく ると、意外とそうでもないのかなって思っ てビートを裏打ちにしたら雰囲気も変わって言葉の聞こえ方も変わってきたんですよね。 
椋:いいアレンジだったよね。
拓人:あれは変えて良かった。言葉によってドラムも変わってくるんで、やっぱ見え方ってありま すよね。 
椋:そうですね。あれは結構最初ドタドタしてたんですけど、彼のアレンジでサビ はちょっと跳 ねるくらいのビート感が丁度 いいんじゃないかって、歌詞が伝わりや すくなるのが一番大事だか らっていう話で、なるほど。じゃあそうしようって感じで ガッチリハマったって感じですね。結 果良いアレンジだったなって思います。 
 鴉-カラス-の曲は椋さんの歌詞が深すぎてみんな大変じゃないですか? 椋:
拓人:結構時間かかります。多分他のバンドより長いですね。笑 
椋:僕は曲も作詞も同時に進めるんですけど、そうですね。一 番大変だなっていうのが、例え ば、拓人の曲があったりするとやっぱりそこに詞を載せるってなると下手すると2週間ぐらいかか る時があるんですよね。ポンって作れないんですよ。なので相談しながら、こういう事を歌おうと 思って、こういう言葉をパンチに、大事にしたいラインはここなんだよって。じゃあこういうふう にしていこうって構成一個増えたりして...を繰り返してると結構時間かかります。 でもそういう時 の方が逆になんか自分のデモの段階からやっぱりメロディとかは最初からポンって出るわけじゃ ないから変わんないですけど、 作曲者が別だとまたそれはそれで自分の中で共同作業をした感じ がして、バンド感があって結構好きなんですよね。それはそれで。 
拓人:面白いですよね。やっぱ作曲・作詞が違うと。実は自分も作詞一回したことはあるんです けど。上手くいかなくて。笑 過去の作品に「囚人番号十八番の手記」って曲があるんですけど、 別のタイミングの選曲会タイミングで自分が作った曲を選曲会に出して採用してもらったらその曲 が続編として「囚人番号十 八番の苦悩」になっ てしまうみたいな。まさかの続編に抜擢されるっ ていう、、、続編あったんだみたいな。笑 
一同:笑 
椋:それも気分。笑 拓人:そういうことが起こりうるってことが面白いです。 
椋:逆に変化球で彼の曲が入ってきてくれたり、もちろん今後、幽タと大地も入ってきてくれたり すると僕の作詞・作曲の軸に面白い枝が別れるんじゃないかなっていうイメージなので、やっぱ りそれはそれで今後の鴉-カラス-を楽しみにして欲しいなって思います。 
幽夕:そもそも一緒にバンドやるにあたって、椋くんが当時流行ってたよくある心が沈んでる方の 「病み」じゃなくて、俺は人という生き物の「闇」を歌いたいっていう話をしていて、それが未だ にブレずに続いてるので歌詞がきた時も読んでて、大変というよりかは、おぉきたきたみたい な。自分が読み続けている週刊誌が来たぞみたいな。 
椋:ジャンプとかマガジンにしてや。週刊誌だと文春砲みたいなじゃん。笑 一同:笑 
幽夕:そういう週刊誌は読んだ事ない。笑 ジャンプだったりとか自分の好きな漫画の最新刊がき たみたいなそういう気持ちになる。 
 皆さんもやっぱり毎回歌詞が楽しみなんですね。 幽夕:そうですね。 
椋:ありがたいことに期待値が高いので下手な作品は出せません。笑 拓人:楽しみっていうか作ってもらわないと困るよね。笑
一同:
大地:でも、まじで出ない時は出ないよね。
拓人:急かしずらいですよね。 大地:マジで出ない時はマジで出ないくせに、一週間で5個ぐらい出る時あるしね。 椋:そのバランスだけは自分でしっかり調整して欲しいって自分に思うんですけど。笑 大地:本当なんか出ない時は一生出ないので。 
椋:出る時は一気に出ますね。


★ 続いて「センチメンタルさいこぱす」です。このアルバムの流れは最高ですね。
一同:笑 
 アルバムも終盤に近づいてさらに盛り上がってきますね。「センチメン タルさいこぱす」って いうワードもある意味キャッチャーだし、インパクトのある言葉だなと思います。ライブでもか なり印象に残る曲ですね。 
椋:そうですね。これに関しては「人故に依存」は人とはこういった生き物なんだよっていうのを 諭す部分もあると思うんですけど、こんな人間とは語ったけど、僕も結局人前では格好つけいても こういう人間なんだよと。例えば、今日とかも鴉-カラス-のTシャツ着てるお客さんが結構、他の バ ンドさんとかですごい盛り上がってたらめちゃくちゃ悔しいんですよ。めちゃくちゃ嫌なんで すよ。 
 めちゃくちゃ嫉妬してるじゃないですか。笑
一同:笑 
椋:「人故に依存」で歌ったような部分がやっぱりあるんですよ、僕もめちゃくちゃ。それを昔 はダサいと思ってたんですよ...。でもそれを歌わない事がむしろ格好 つけててダサいなって思っ たんで、 僕はこう思ってるよって言ってみようって思 って作ったのが 「センチメンタルさいこぱ す」です。 だからセンチメンタルでサイコパスって実は僕の事なんですよね。笑 
一同:
椋:多分、初めてメンバーにも言うと思うんですけど、それが歌詞の最後の部分に出てて、「何番 目に愛されていますか?」って。
 なるほど、それはファンに対してっていうことですね。 
椋:そうです。だから僕は当時は正直ファンに対して想うことみたいなのを言うのはちょっとダサ いと思ってたんですよ。格好つけてるわけじゃないんですけど、 別に気にしてないしみたいなス タンスなのが普通だと思ってたけど、嫌なものは嫌じゃないですか。 
一同:笑 
椋:それを言おうって思った試みでやってみたら、歌詞もなんか有難いことにお客さんが理解して くれて、振りを作ってくれたりして結構ライブで盛り上がってるから嬉しいんですよ。分かってく れてるんだって。最後の部分の「僕は愛されたいアナタに愛されたいけど僕はアナタの何番目に 愛されていますか?」っていう部分あるじゃないですか、君に言ってるんだよって。思ってるんで すよ。笑 
大地:これって色んな人が感じてることのひとつだと思う。
椋:確かに。
大地:俺は思ってるから結構色んな人に刺さるんじゃないかなって。
 確かに。 
大地:俺はめちゃくちゃ承認欲求高めだから、これめちゃ思う。
拓人:高くないとバンドやってないからね。
大地:このアルバムの中で一番歌詞に注 目したのはこの曲。
椋:本当?有難い。
大地:うん。もうタイトルからして、あぁ、これだ!みたいな。笑
拓人:ちょっとやばそうな匂いはしてました。 
幽夕:歌詞いいねぇって椋くんに言ったらさ、「え、病んでんの?」って言われた。
一同:笑 
幽夕:お前だろー!、お前が病んでんだろー!という。笑
一同:笑 
椋:確かに、言ったわ。笑 ちなみに初めてここでいうんですけど、歌詞に日付が出 てくるじゃな いですか。あれって僕らが当時やってた時のライブの多い曜日なんです。実は今日も金曜日(収録 日)じゃないですか。ライブの日の日程なんですよ。昔、水曜日と金曜日めっちゃ多かったから。 
拓人:確かに。すげぇ。金曜多かった。
椋:でしょ。今日も金曜日だし。で、ワンマンとかじゃない限り土日ライブは昔と比べて少ない わけじゃないですか、その時はもう「アナタは何処にも居ない」ライブがなくて寂しいしアナタ はどこに 行っちゃったんだろうって意味も込めて、ラストのサビの部分は比較的ライブがない日 程にしてるんですよ。当時木曜日と月曜日ってライブがなかったんですよ、なぜか分かんないけ ど。だからその曜日になったらお客さんは自分の前からいなくなってしまったって捉えて最後はそういう表現をしているんですよね。はい。 
一同:凄い。笑 椋:なんで感動してるの。笑 
大地:天才やなって思って。笑
拓人:初めて聞いた。でもそのライブの多い日この間、間違えてたよね。笑 椋:間違えた。笑 謎にたまに水曜とか。
拓人:まぁ、ミスは誰にもある。笑 



 そしてアルバム最後の曲「渇望」ですね。歌詞に出てくる「I want to be myself.(私は自分らしく ありたい。)」を聴い て、この曲がアルバムの最後にきているのがだいぶエモいなと。 
椋:ありがとうございます。今回の作品で自分の中で幹ができたっていう話をさせ てもらったと 思うんですけど結論、どうありたいの?っていう答えをアルバムの最後に持っ てこようって思った 時に、”どうありたいの?”に対する返答をわかりやすく”こうありたいんだよ”っていうのが、「渇望」ですね。やっぱり今後の未来に向けてっていう部分で、近い未来で言えば、今日みたいにライ ブでの声出しがOKになって、縛られた環境から少しづつ呪縛が解けていく状態の中でどういう自 分を見せれるのかってなった時に俺がやりたいのはこういうことだって強く主張した曲なので... 。この曲は今後もっとカッコよくなるってイメージがあって、まだちょっと若干制約がある時代の 中で、それが解けた時に君たちが待ち望んでいた環境をもう一回僕が見せてやるよって意味が込め られていますね。最後の歌詞にある"自分らしく”、声出して、暴れて誰にも何も言われることなく 自分らしくやれるようになった時に、今より更に力強くその言葉をお客さんに向けて歌いたい なって思いますね。これから更に生き生きしてくる曲って感じですね。 
 このアルバムのお話を聞いてる中で、生きる意味だったり、正解がないことだったりとか、結 局は自分らしくあることが大事だなみたいなところがすごくこの曲でピシッと伝わってくるなと 思ったんですけど。皆さんにお伺いしたいんですけど、皆さんは日頃からどんな自分でありたいと 思ってますか。人間として、鴉-カラス-のメンバーとして両方聞かせて欲しいなと思うんですけ ど。 
拓人:音楽に向き合う熱量を大事にしたいですね。というのもドラムって気持ちが結構、音に出 るんですよ。過去にライブ中スティックが飛んでくことが結構あって、それが三回続いた時があっ たんです。 
 結構続いてますね。笑 
一同:笑 
拓人:スランプに入ってたのもあるんですけど、その時はライブに対する熱量が足りていなくて、 グリップテープ巻いたりとか物理的には対応はしてみたんですけど、それでもスタジオ練習で落と しちゃったりとか...。じゃあ根本どうするか。気持ちが大事、落ちるはずがない。自分がライブ の軸を作ってる。会場のビートを支配している。色んな事を考えながら叩いてくうちに落とすこと がなくなって、気づかないうちに自分もパワーが ついた。音が抜けるようになったりとか、気持 ちってプレーする面で大事なのかなって思ったりして、そこは意識していますね。人間としては警 察にお世話にならないように。 
椋:当たり前だろ。笑
一同:
幽夕:バンドとしては一緒にいる期間が長く、それこそ前までのバンドがあったので、新鮮さが 失われてきてしまってて椋くんに最近すごい問題視されていて...、こなしてる感がすごい出てる よって。自分でもすごい問題だなってずっと悩んでて、新鮮と感じるものを見つけて出していけた らなって思いますね。一人の人間としては結構嫌なことがあると弱い人間なので本当に気持ちがど んどん沈んじゃうし逃げ 出したくもなるし、そういうところをもっとちゃんと向き合って、立ち 向かっていける人間になって、最近はちょっと自分の中でも大きく変わりたいという気持ちが出 てきて、5年後、10年後、この先、誇れる人間になりたいなって。10年後の自分から今の自分を見 て恥ずかしくない自分になりたいっていうのはありますね。 
大地:自分は鴉-カラス-の一員としても人としても基本的に明るくいきたい人間なので、もちろん人 間なんで落ち込んだりはするんですけど、落ち込むのは自分だけじゃないってちゃんと自分を奮い 立たせて、逆に苦しかったり、悩んでたり、落ち込んでる人に寄り添ってあげられるよう心がけて います。いろんな嫌なこととかわすれて自分のことをみて笑顔になってくれればと思っています。 鴉-カラス-としてファンの皆さんに対しても、メンバーに対しても前を向くための”光”になってあ げれるように...、一人の人間としてもそうですね。誰かでいいです。自分と関わる人の”光”のよう な存在であるように頑張りたいです。 
椋:僕はこのバンドを始める時からずっと決めてたことなんで すけど、僕が僕を表現するのをや めてしまったら鴉-カラス-が鴉-カラス-じゃなくなってしまうので...。やっぱりそれはどれだけ時 間がかかっても、”こういうこと言ったらどう思われるかな”とかではなく、”そう思った自分がい るから作品を出す” っていうのが今までも、これからも自分の目標なので。”自分自身を信じる”っ ていうのもある意味目標かなっと思います。今後も下手に格好つけない。僕はカッコつけてしま う節があるので、下手に格好つけない。素直な自分をずっと音楽で表現していきたいなと。人間と しては、僕は元々できた人間ではないので、形容しがたいのですが、メンバーにはよくいうんです けど、僕の考え方って0か100かみたいなところがあるので、ライブ中にミスをするとか、キメを失 敗するとかは全然いい、だけどそれを顔に出すなってよく言うんですよ。お客さんは何を観にきて るのって、エンターテイメントとしてやっぱ僕たちを観にきてるんだから、そんなしょぼくれた顔 を見にきたくてきてるのでは絶対ないぞって。それは私生活でもそうって思ってて、会話ひとつ とっても自分の中でエンターテインメントとして物事を考える節はあります。こう話した方が面白 いんじゃないか...とか、考えるのが好きなので友達の誕生日のサプライズとか考えるの好きです ね。笑 すみません、質問の趣旨とだいぶズレた答えになっちゃったんですけど。笑 僕は今は自分 をこう魅せたらもっとお客さんは喜んでくれるんじゃないか、驚いてくれるんじゃないかを常に 考えて音楽もやっているので私生活でもそういう風に生きてけたらいいなって感じですね。私生活 だいぶポンコツなんで。笑 基本的に30分遅刻はマストだし。笑 最近メンバーから送られてくるタ イムテーブルが僕だけ30分巻きで教えられることがあったり...笑 僕、遠征の時前のりしないで新 幹線で来たい派なんで、新幹線だと二十分の遅れが、大阪とかだと一時間遅れになるので。笑 今 回もメンバーからインスト寝坊は笑えないので前のりしてください。 椋→はい。できたぐらいな ので。。。すごいポンコツなんですよ。笑 そういうところもピシッとできたらなと思います。 
★ カリスマあるあるあるですね。
拓人:その代償に失ってるものは結構あるんですけど。笑 
大地:0or100なんでね。(ギロッ)
椋:気をつけます。(白目) 


★ 今回は沢山、アルバムのお話、そしてバンドについてお聞きできました。ありがとうございま す。最後にこのインタビューを読んでいる方にメッセージをお願いします。 
拓人:警察にはお世話にならないように。
大地:最後まで読んでくださった皆さんありがとうございます♡今回は鴉-カラス-の中身沢山されけ出せたので、ライブで感じでくれたら嬉しいです♪ライブで会えるのを楽しみにしてます♡ 
幽夕:今後とも俺たちの音楽にもマインドにも触れてもらえたら嬉しいです。俺たちが君たちの居 場所で居続けられるようにしたいのでこれからも支えて下さい。 
椋:アラサーの長い話にお付き合い頂きありがとうございました。今年も鴉-カラス-を宜しゅう。 
 


音源集
「スケアクロウ-2」
NOW ON SALE!
KRS-0006
¥3,000
1.孤独に、墜ちる。
2.生を知る
3.人故に依存
4.誰か教えて
5.センチメンタルさいこぱす
6.渇望

通信販売


鴉-カラス-三周年記念単独公演 「誰か教えて、」
□会場 BlackHole
□日程 2023.3.19(Sun.)
□OPEN/START 17:00/17:30
□ADV/DOOR A:¥10,000 B:¥4,000/¥0(D代別)

□TICKET
Aチケット: eプラス 2023.1.28(Sat.) 10:00〜
Bチケット: eプラス 2023.1.29(Sun.) 10:00〜

※Aチケット特典有り

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