ベル、Chanty、Develop One's Faculties の3バンドが全国を駆け巡るツアー「二進化十進法」!3月の東名阪にてFINAL公演を前に3バンドのベーシストの対談が実現!ツアーを通してさらに深まった絆やベース愛、そしてバンドに対しての想いなど!ツアーの魅力や3人の魅力が詰まったスペシャル対談!
対談メンバー
ベル:明弥
Chanty:野中拓
Develop One's Faculties:Hiromu
一同 とりあえず乾杯!!
野中拓 3人で呑むのはいつ振りだろう?あの日振りだね。
明弥 あの日っていつ?
野中拓 2年、3年前?
明弥 あぁ、そうだね。池袋でね。
野中拓 あっきーと俺が呑んでて夜、ギリギリ終電ある23時とかに電話したら来てくれるってなって来てくれて。
明弥 本当にありがとうね、その節は。
Hiromu その時に僕のgloぶっ壊したんすよ。笑
明弥 あぁ、えぇ!?俺が?最低だな。
一同 笑
明弥 BCDの破壊神だからね、私。
Hiromu 大将。笑
明弥 だけどベースと戯れるっていうのはある種、大事な人を扱うみたいな感じ。
野中拓 彼女的な?
明弥 でも、野中さんはベース投げるから、すごいDV男。
一同 笑
Hiromu 俺もよくベース噛みますよ。
明弥 噛み癖があるんだ。
野中拓 噛み跡つけたい。
Hiromu ベース噛んで跡つけていきたい。
明弥 彼女ですよね。そういう立ち位置だよね、ベースっていうのは。一緒に寝る時もあるし寝ない時もあるし、気持ち的にはね。
Hiromu ガチで遠征先のホテルとかでベース抱えたまま寝てることあります。
明弥 わぁー、愛してるね、やっぱり。
野中拓 遠征先、ベース降ろさないです。
明弥 俺はたまに降ろす。
Hiromu 季節によるっすかねぇ。
野中拓 白くんが毎回降ろすんよ。だから白くんが加入して毎回降ろすからさ、俺もなんか降ろさないといけないかなって思って俺も降ろしてんけど、開けなかったから降ろすこともなくなった。
明弥 でもさ思ったんだけど、ベースの話は一旦置いといてHiromuのことを俺はもっと知りたい。
野中拓 確かに、確かに。割と知ってるけど付き合いは短い分ね。
Hiromu そうですね。
明弥 小学校の頃、何してたとか、好きな教科とか。
Hiromu 笑
野中拓 それ聞いて面白い?笑
明弥 俺は気になるね。
Hiromu 小学校の時、僕、習い事めっちゃやってて、武道やってたんですよ。
明弥 戦い?
Hiromu 日本拳法です。知ってます?
明弥 日本国憲法?
Hiromu 法律じゃない。笑 何回、このツッコミやったか。笑
野中拓 運動会やってる時のドッチボールとか、球速かったもん。
明弥 怖かったもんね。
Hiromu それは野球のせいですね。野球もやってたんですけど、並行して日本拳法やっててそっちの方が、実力的に上だったんですよ。全日本3位です。
明弥 え、すごいね。じゃあ、なんかチンピラに絡まれたら。
野中拓 Hiromuくん呼ぶ。
明弥 俺、呼ぶからね。
Hiromu 全然呼んでください。
一同 笑
明弥 絡まれることはないけど。
野中拓 この年になって。笑
Hiromu 逆にやってるとやってるで人殴るのが怖くなっちゃうんですよ。
野中拓 そうなんや。
Hiromu 怪我させちゃうとか、本気で殴っちゃうとか。
明弥 それはもしや病院送り何人かさせてるね。笑
野中拓 あのボクシングみたいに自分の拳が銃刀法違反的なのはないんだ。
Hiromu そういうのはないです。でも分かんないです。大人になって、僕中3で辞めちゃったんですよ。高校からは野球一本でやってて、なんで高校以上のルールはちょっと分かんないです。
明弥 野球ではポジションどこだったの?
Hiromu 最初ピッチャーやってて。
明弥 じゃあ変化球投げれるんだ。
Hiromu 変化球投げれます。
明弥 フォークとか。シンカーとか。
Hiromu 僕、途中からサイドスローに変えたんでそれで投げてました。
明弥 まじで?すげぇな。
野中拓 ナックルは?
Hiromu あれは難しいですね。
野中拓 どこに飛ぶか分からんのやよね。
Hiromu 本当にやれる人、マジで凄いと思う。でも、結局エースピッチャーになれるほどの力はなくて、バッティングの方が良かったんで、結局最後は外野守で途中でピッチャーに変わりました。最後の夏、僕4番でした。
明弥 凄いね。甲子園も本気で目指してた?
Hiromu 目指してたっすね。公立高校だったんですけど、高校入る時に実は音楽も結構やりたかったんですよ。やりたい事が結構あって、武道も続けて高校行くのか、野球もやってたし野球をやるのか、音楽もその頃から好きになってたんでベースを始めたりとか。
野中拓 ベースやったんや、ギターかと思った。
Hiromu ベースでしたね。中学校の時に同級生で、Janne Da Arc好きなやつがいて紹介してもらったんですよ。それを教えてもらって、うわぁ、かっけー、やりてぇってなって、彼がボーカルで次に目がいったのが、ka-yuさんで。軽音楽部も入ろうかなって思ったんですけど、入った高校に軽音楽部がなくて。
明弥 なるほど、だから野球。
Hiromu そしたら、本当に偶然なんですけど、少年野球やってた友達がたまたま同じ高校来てて、今でも野球やってるのって話になって、野球をやることになってみたいな。
野中拓 じゃあ、そっからどうやってバンド組むことになったの?
Hiromu バンドはずっとやりたかったんですよ。でも、やっぱり野球やるからには本気でやりたいってことで一旦バンドは忘れて野球をやって、そこから僕大学に行くんで大学受験もしたんですよ。3年生の夏に野球引退して半年間勉強して、大学受かって。
明弥 大学からちゃんとバンドをやる。
Hiromu そう、バンドをちゃんとやろうって。
明弥 凄いね。
Hiromu でも、最初メンバー募集サイトで。
野中拓 あぁ、メン募だ!
明弥 大学ではいなかったんだ。
Hiromu 大学はそうですね。大学入る前の受験受かった段階で即募集しようって。
明弥 行動力あるね。そう考えると。
Hiromu なんかやったもん勝ちかなって。
野中拓 最初からヴィジュアル系?
Hiromu いや、僕は全然。Janne Da Arcももちろん好きだったんですけど、椿屋四重奏とかが好きで、こういうバンドやりたいなって思って"ベースします"みたいな。メンバー募集サイトに普通に"ベース弾きます”みたいに載せて、最初に声かけてくれた人がヴィジュアル系バンドやりたいっていうのがヴィジュアル系に入るきっかけです。ヴィジュアル系分かりますか?って言われてJanne Da Arcしか分かんないですって、他はちょっと分かんないですって。
明弥 Hiromuは真面目な人生だね。
Hiromu そうですね。なんか、ありがたいことに何もやってないって期間が全くないんですよ。
野中拓 初めてさ、ヴィジュアル系やるって時さ、自分でメイク道具とか買ってやらんかった?
Hiromu やったっす。
明弥 俺、高校の時からヴィジュアル系好きだったから、高校卒業ライブの時にスプレーとか買って。
野中拓 ダイソーで俺、化粧品いっぱい買ったもん。
明弥 俺ちゃんとドラッグストアとかで買ったよ。KATEとか。
野中拓 まじで?
Hiromu 僕、フレッツです。
野中拓 俺、ダイソーです。ダイソーでメイク道具めっちゃ買って。
明弥 三重にダイソーあるんだ。笑
野中拓 ギリギリ。笑 家でメイクして、でもなんかヴィジュアル系の雑誌に載ってる人にならんくて、なんで?みたいな。
明弥 ちょっと真面目なこと言うと、ベース隊って他のパートより交流があるっていうか、他のパートもあるんだど、野中くんと俺は元々仲が良いから、でも仲良くなるのに時間かかったんですけど。
Hiromu 最初、仲悪かったんですか?
明弥 悪いって言うかね、野中さんが俺のこと一方的に怖がってたっていう。
野中拓 なんか、ぐいぐいくるなって。
明弥 なんかかっこいいバンド出てきたなって思って、その時はベルの前のバンドだったんだけど、ケミカルピクチャーズにいたから、あの時、対バンした明弥です。みたいな。
野中拓 なんかそんなゴリゴリに来られてもさ、怖いやん。笑
一同 笑
野中拓 心開くの怖いやん。この年になったら。あっきーが怖いとかじゃなくて心開くのが怖い。
明弥 結構ね、この人闇あるんだよね。
野中拓 闇なのかなぁ。
Hiromu 分かります!分かります!
野中拓 なんかね、嫌われるのが怖いやん。嫌われるってことはさ、ある程度仲良くなるから嫌われるんやん、じゃあ仲良くならんかったら嫌われへんやん。
Hiromu 程よい距離感をずっと。
野中拓 高校の頃に至ってるので。
明弥 なんか闇あるなぁ。本当に居心地の良い3人だし仲良いだけじゃないし、ベースのみんなカッコいいし。
野中拓 タイプ違うしね。
明弥 本当になんか、心許せるなっていう感じがありますね。
野中拓 良いこと言ってる。
明弥 やっぱり年取るにつれて人に興味がなくなってくるというか、今日とか対バンなんて誰とも喋ってないんだけど。
一同 笑
明弥 喋るきっかけもないというか、なんかそのこれ以上自分のテリトリー広げなくても良い。向こうから来てくれたら嬉しいけど、ありがとねぇみたいな感じで、そういうのもないから、本当心許せるなって、BCDは楽しくも回れてるし刺激も強い。
Hiromu 刺激はめちゃくちゃ受けてますね。僕は本当に、ツアーって回るのが初めてなんで僕は。
明弥 そうだね。
Hiromu めちゃくちゃ刺激ですね。
野中拓 刺激ね。刺激ってなんなんやろうね。
明弥 刺激っていうのは、やっぱ刺激よ。
Hiromu シゲキックス食べた時のあの感覚です。うわぁ!!っていう。
明弥 酸っぱくもあるし。
野中拓 甘酸っぱい。
明弥 ちょっと辛くもあるし。そろそろちょっとハイペースで呑んでいきたいんですけどね。
一同 笑
明弥 でもさ、俺と野中くんはさ、泥酔してる姿お互い見まくってるんだけどさ、Hiromuくんは泥酔はしたことない?
Hiromu あんまりしないっすね。
野中拓 強いんじゃないお酒。
Hiromu でも、すぐ顔赤くなっちゃうんですよね。顔にはでちゃうんですけど、呂律回ってねぇみたいになるかもしれないです。
明弥 そこまで今日はさすがにいけないよ。まだ、明日もライブですし。
Hiromu そうなんですか?笑
野中拓 ひよってる?
明弥 ひよってる。でも、明日メイク遅いから大丈夫かもしれない。笑
Hiromu でも、なんか凄いやっぱDOF入って、BCDっていう組織というか凄いと思います。
明弥 DOFで1番めんどくさいの誰?笑
Hiromu 正直言いますよ。全員。笑
一同 笑
明弥 良くも悪くもこだわりが強い。
Hiromu 変わった人しかいない。
一同 笑
Hiromu でも、そこが良いところですからね。
野中拓 良くもあり悪くもあり。
Hiromu 良くもあり悪くもかもしれないですね。
明弥 今まで、でも、色んなバンド見てきたけど、確かにちょっと特殊なバンドだなっていうイメージはあるDOFは。でもChantyもちょっと特殊だなって思う。なんかね、僕の意見ですよ、Chantyは、熱いライブはもちろん分かってるんだけど、その熱いライブの根源というか熱いライブをするためのエネルギーが負のエネルギーというか。笑
野中拓 それはあってますね。笑
明弥 なんか、負のエネルギーが凄い。ネガティブがあるからポジティブ、なんていうんだろう、負のエネルギーなんですよ、Chantyのライブを熱くできるのは。
野中拓 確かに、楽しいから、みたいな感じではないから。
明弥 「妬ましい」って曲を出した時に俺はそれを凄い思ったね。「妬ましい」このワードは中々出てこないぞって凄い思ったね。
野中拓 「妬ましい」、と思ったら「ポリシー」って曲もあるんですよ。
明弥 僕たち草食系なんでみたいなの結構インタビューとかでも言ってたと思うんですけど、本当に草食系じゃない。笑 メンバー同士長いことバンドやってるじゃないですか、みんな。本当にイラつくこともあるし、俺もね、向こうが俺にイラつく時もそりゃああるだろうし、そういうのどうですか?どうしようもなくこれをメンバーに伝えたいのに、なんか伝わんないなっていう時どうしたらいいと思う?
野中拓 伝わるまで伝えるしかない。人やからね。
明弥 そういうのがあるから良いライブができたりするしね。
Hiromu それは絶対あるっすよ。
野中拓 メンバーに対してフラストレーションある方が良いライブできたりは結構ある。
明弥 DOFもChantyもベルも全員コロナになっちゃって、1人が欠けた状態でやってる訳じゃないですか、でもなんか、全員でやれてる状況って当たり前じゃないんだなって今日思った。こういう世の中なんでね。
野中拓 だから今日あっきー泣いてたんやね。
明弥 泣いてねぇよ。
野中拓 ライブ観てないし。
一同 笑
明弥 「ライブ頑張ってね!」の一言もないからね。「あっきー帰っちゃうけど頑張ってね。」とかじゃなくて、「あぁ、機材片付すのだるいわぁ。」、「お客さんどんな感じ?」って言ったら「あぁ、全然盛り上がってるよー。」とか言って「俺ら帰っちゃうけど頑張ってね。」の一言もない、酷い。
野中拓 いや、だから、頑張ってって凄い無責任で、残酷なことだと思わん?
明弥 まぁそうだね。頑張ってって苦しい言葉だしね。頑張らなきゃいけないのかと、頑張らなくても俺は良いライブできるぞと、そういうことっすか?
一同 笑
明弥 ちょっと何言ってるか分かんないですね。ちょっと酔ってきた。
野中拓 テキーラとか呑む?
明弥 テキーラはいい。笑
明弥 俺ってさ、BCDでいう大将なの?
Hiromu・野中拓 大将。
明弥 いや、なんか自分で言うのもなんだけど、BCDの表リーダーは3人だと思ってるんだけど、酒というか、違うネジの外れ方をする立ち位置な人なのよ多分、俺。
野中拓 なんか場を盛り上げる。
明弥 なんかいつの間にかこういう人間になっちゃったんだよね。
Hiromu 明弥さんいると自然に笑いが出るから。
明弥 それって嬉しいよね。
Hiromu 凄いことだと思うんですよ。
野中拓 一回ね、ベルのメンバープラス俺で呑みに行って、呑んでてバー行こってなってこっちで話してたんだけど、こっちで明弥が叫び出して「ふざけんじゃねーよ。」みたいな感じでみたらめっちゃ揉めてて、夢人さんと。で何があったんですか?って聞いたら、夢人さんが明弥の股間にデコピンして明弥が怒ってた。笑
明弥 股間にね、あっきー飲めよって。笑
野中拓 そんなに呑んでなかったんだよね。
明弥 なんか気持ち悪かったのかな。
野中拓 二日酔いとかそんなのだっけ?
明弥 うん。あんまり今日飲めないかなぁみたいな。
野中拓 なんで俺ばっかりみたいな感じになってて、あれはね今まであっきーと連んでてシンプルに俺は一番めちゃめちゃ面白かった。笑
明弥 話をツアーに戻すけど、ツアー初日とかの方はやっぱりちょっと堅苦しい感じだった。
野中拓 ぎこちなかった感じ。やっぱ回って行くことによって溶け込んでいくじゃないけど。
Hiromu 正直僕とかは、初参加だから探り探りなところはあったっす。
野中拓 だから回って行って全然いいんやってなったと思います。
Hiromu あ、この雰囲気でいいんだっていうのは凄い、ライブやっててお客さんの雰囲気とかも感じてこうなんだって。
野中拓 お客さんの雰囲気で分かる?
明弥 分かんないけど、やっぱこのご時世にツアーとかを回ってくれる子もいるし、現地の子もいるし、なんか特別なことはしたいです。っていうのがちゃんと実現化できたというか。
野中拓 もっとしていこう。
明弥 もっとしていきたい。俺とHiromuと野中くん、上裸になって、ムッて筋肉!みたいな。それはだめ?
Hiromu 僕はいけますよ。
野中拓 俺もいけるよ。
明弥 俺は筋肉はないけど、別に脱げる体っす。
Hiromu 俺全然大丈夫です。
野中拓 じゃあ、ベルのSEになって、幕開いたら俺らこうやって、きんにくんみたいな。
一同 笑
明弥 それ滑るよ。この人(野中さん)の考えること全部面白くないから。笑
野中拓 実際やらないからね絶対。本当にやろうと思ってるの?
明弥 我先にこのツアーを盛り上げるのはベース隊だと、満を辞して最後のインタビューですから。貯めて貯めて。俺たちがやっぱりやってかないと、怖いじゃん。
野中拓 何が怖いの。
明弥 ruiさんとか、怒られそうじゃん。でも、怒られたら怒られたらで俺はいいじゃんって思って俺はやる。
Hiromu 怖いっすか?
明弥 怖いっていうかなんか、怖いよ。笑
明弥 いやぁ、fiveStarsっていい店だよね。すげぇ上から目線。笑
野中拓 なんかあれじゃない?バンドやってたら色んなショップと接することとかあるやんか、最初は対バンド対ショップの上辺の関係じゃないけどさ、CD出してインストアイベントやらしてもらいます。っていう関係でしかなかったけど、こういうふうに対談とか深く絡めるってさ、俺からすると割と変な感じしてて。
明弥 この人は、人を信用してないから。
野中拓 信用っていうか、なんだろう、自分がバンドを始めた時に、例えばライブハウスとかもそうだし、そのエリアとかエッジの人も仲良いわけやんか。そういうふうになれる自分を全く想像してなかった。
Hiromu なるほど。なるほど。ちょっと分かりますそれは。
野中拓 だから、今の環境が不思議やねん。未だに。
明弥 確かに、野中くんも俺もそうなんだけど年上メンバー達って自分がリーダーってなったらやりとりとかもするじゃん。そうなった時にどこまで踏み込めばいいのかっていうのが、そういう美味しい話を俺はあんまり信用してなかった。そういう関係者とかスピードディスクの栗原さんとかには、明弥は、本当に人信用しなさすぎみたいな、もっと社長とかにも甘えてもいいのにって。なんかちょっと壁を作るよねみたいな。
野中拓 でも、そうなっちゃうよね。
明弥 何かを守るって意識があるじゃないですか。凄い美味しい話だけどどうなのみたいな。でもその点で言うとうちのメンバーは割と慎重、色々経験してるから。正直、自主のメリットもデメリットもあるし、事務所のメリット、デメリットもある。だから仕事の分担とかも振り分けて、自主だと全部自分らだから、いや、お前やってないじゃんみたいなこともあるし、俺もあぁ忘れてたとかもあるし、事務所だったら誰かのせいにできるじゃん。マネージャーお前やってなかったんだろみたいな。仕事でしょっていう、そういう煩わしいって言う言い方はあれなんだけど、自分らで選んだ道なんだけど、煩わしさはあるけど、でもやっぱ自主でここまでやってるバンドって中々いないんですよ。
Hiromu Chantyは、もう10周年?
野中拓 そう。次の9月で10周年、今10周年year。
明弥 Chantyはね、本当にいろんな壁を乗り越えてきて。
野中拓 いや、でもなんかね、俺、変な感じで、これメンバーにも言ってるかもしれないけど、前のバンドの時とかその前だったり、色々バンド人生歩んでるから、続けることってほんまに難しいなってみたいな感じのことをずっと思ってて。
明弥 そうね、正直バンドなんてさ、10年続くなんて中々ないよね。
野中拓 でも、Chantyの中で、どうやったら続くんだろうって考えたことが一回もない。
Hiromu 続くんだろうなってやっぱ思ったんですか?
野中拓 なんかね、続くんだろうなっていう感覚もなかった。
明弥 自然体なんだね。
野中拓 自然で、気付いたら10年経ってた。もう、浦島太郎状態。ほんまにそういう感じ。
明弥 そういうメンバーとか周りのスタッフさんとかも。
野中拓 多分そうだと思う。周りの関係者もそうだし、絡んでくれてる全ての、なんかそういう空気にしてくれてたんだと思うし。
明弥 それはあるよね。
野中拓 ほんまにそうだと思うDOFとかベルもそうやし。
明弥 危ういなって思ったことそんなないもんね、ChantyとかDOFって。
野中拓 実際あったけど、メンバーチェンジとか。
明弥 まぁ、それはね。
野中拓 もちろんあるけど、でもそう思ったのも後々かな。後々考えたらあの時やばかったなみたいな。
Hiromu あぁ、なるほど。その当時は。
野中拓 そうそう。どうしようどうしようって思うけど、別にそう言うのがきっかけでなくなるんだろうなって考えはなかったから。でも、後々考えたらあれ・・・ってもおかしくないやろって言うのは今考えたらゾッとするとこはいっぱいあるけど。
Hiromu それってやっぱ各々のバンドあるんじゃないですか。
明弥 めっちゃあるよね。
Hiromu 僕は加入した身ですから、タイミングでぽんって入ったから、今まで繋いできたって感じですかね。まぁスタートからやってる人からしたら順風満帆って訳じゃ絶対ないですからね。
明弥 本当に奇跡ですよ。奇跡。
野中拓 生まれも育ちも全然違うからね。
明弥 さっきも言ったけど当たり前じゃないバンドがあるっていうのは本当に。その中で紆余曲折あって何年か長いこと続けて長いことこうやって回れてるけど、それすらも当たり前じゃないし。
野中拓 ほんまやで。だってさ、どんなけこのバンドめっちゃいいバンドってなって、ほんまにめっちゃいいバンドって周りの人に恵まれなかったら全然人もいなくなっちゃうし。
Hiromu そうですね。
野中拓 だから、このfiveStarsとかもそうだし。
明弥 fiveStarsがなかったらね、名古屋とかもっとやばかったと思うし。
野中拓 廃れてたと思う。
Hiromu 僕だってそうですよ。名古屋で活動してたから。めちゃくちゃ助けてもらったし、一緒になんかやろうって、fiveStarsのイベントとかも今でこそこうアクトとして出させてもらってますけど、当時ね、その先輩のバンドさんが出てる、それこそ今の僕らが出てるイベントにトッパーに前のバンドで出してもらったりとかして、めちゃくちゃお世話になって。
明弥 堀田さんは名古屋のバンドをさ。
野中拓 大事にする。
明弥 DEXCOREとか。
野中拓 なんかさ家とかでゆっくりしてる訳やんか、まぁベースも弾かなくてもいいけど、結構さ冷静に色々考えることない?
明弥 それはもちろんあるよ。
Hiromu 全然ありますよ。しょっちゅうそうです。
野中拓 なんか言葉にするの結構難しいんやけど、バンドのことを冷静に考えるではなくて。
明弥 置かれた状況とか?
野中拓 状況もそうね。状況のことだったり絡んでくれてる人のことだったりを俺なんかすげぇ考えるんだよね。
明弥 いやぁ、大人になったな、なんだろう俺、置かれた状況とかもあるし、自分っていうその一つの個体があって、何もかも自分だと思ってるんですよ。だから、この人が頑張ってるから頑張らなきゃってなると、それがしんどくなっちゃう人もいるじゃんやっぱ、俺はそれを辛い時期だと思う。俺も辛いけどあいつも辛いから頑張らなきゃなみたいな。でも、それも辛いし、だからやっぱメンバーとかにちゃんと弱音というか、俺はどうしたらいいか分かんないみたいな時期もあったの本当に。だからリリースどうする?ツアーどうする?何年も何年も繰り返し。ブランディングもやっぱり、ツーマン打ちましょうスリーマン打ちましょうみたいな。まぁ言ってしまえばありきたりというかどこにでもあるような。
野中拓 テンプレと化しちゃうのはあるよね。
明弥 その中でやっぱり、やれるならどのバンドもやってないようなこととか、どのバンドもやってないような動きをしたい。ってやってきたのが割とベルで、そのマラソンとか、面白いこと出して、うぉーみたいな。そういう捻り出し捻り出しみたいな、でもなんかやっぱり見る人によっては、なんでこんなことやってるんだろうって思われる。でも、何もしないよりはやったほうがいいんじゃないかってちゃんとそういうのを考えてやってきたから。
Hiromu 本当にそれって大事だと思うんですよね。
野中拓 ベル、チャリのやつ面白かったよね。
明弥 チャリで23区周る。
Hiromu えぇー!!
明弥 二手に分かれて。
野中拓 旗さしてやる。あれ面白かった。
明弥 俺は早く終わらせたいから速めに行ってたら、正人とチームだったから正人が「あっきー速すぎるよ。ちゃんと宣伝するんだから旗をゆっくり走んないと。」みたいな、でもこれ本当早くやんないとまじで終わんねぇって。
野中拓 本当面白かった。あれは俺から見て面白かったからファンからしたらもっと面白いんだろうなって。今いるお客さんをさ、新規、まだベルも知らないChantyを知らないお客さんにアピールするのはもちろん大事だけど、今いるお客さんを楽しませるのももちろんエンターテイナーとして。
Hiromu 本当にそうですよ。だってやっぱそれぞれのバンドが10年、11年続いてるっていう今ね、ずっと応援してくれてるお客さんがいる訳ですから。僕が知らない時から、それこそ加入前に応援してくれてる、僕より歴が長いっていうお客さんとかもいて。
野中拓 Hiromiuくんよりも曲を聴いてるっていうわけやし。
Hiromu そうそうそう。
野中拓 だって何百回って聴いてる訳やし、絶対飽きてる訳やん、言ってしまったら。でもライブで今回はこんな感じみたいな感じで楽しませるのがエンターテイナーやと思うし。
明弥 その点においてはやっぱりどのバンドもいろんな工夫をして、やってんなって。オーディションというか夢カナプロジェクトとか、Chantyもアニソンのコンペとかやって、わぁ、こんなことあったんだって逆に気付かされたりしたし、随時チェックしちゃうよね。
Hiromu 本当にそうです。
明弥 きっかけは分かんないから色々やってみるっていうのはすごい大事なことで、BCDはなんていうんだろう、そういう中のいろんな手探りしながらも、BCDって割とやれば盛り上がるかなってみたいなのあるじゃん。
野中拓 そういう保険じみたところは正直あるかもしれないです。
明弥 保険まではいかないけど。
野中拓 想像できるよね。
明弥 そうそう。
野中拓 だから、例えばこの3バンドで僻地でやったとして、ある程度、形になるんだろうなって勝手に思っちゃう。絶対に人が来ないやばいとは思わない。
明弥 何とかなるだろうみたいな考えはちょっと正直あった。ただやっぱその考えだけじゃツアーやってる意味もないし、今回いろんな企画をやってるっていうのは凄い届けたいじゃないですか。
野中拓 なんかそうよね、知らん人にもやっぱり届けたいし、もちろん来てくれてる人にはもっと楽しいことするし、巻き込んでいきたいしね。
明弥 俺はね、BCDは正直いろんな見方がある。内々からしたらまぁ盛り上がるだろうっていうけど、全然知らない人からみたら、いや傷の舐め合いじゃんみたいな、分かんないですけど、その歌ものバンドって括りにするのも嫌なんですけど、でもそうじゃないというか、実際中々伝わらないんだよね。楽しいことしたいし、楽しいことってただ楽しいだけじゃなくてこの先の未来、お互いのバンドに還元するためにやってる。
Hiromu でも、その先の未来っていうのは凄い僕も思ってて、やっぱり僕はこのツアーは初参加なので個人的には知らない部分も超えたいって思う気持ちは人一倍強くて。
明弥 でもね、本当にね、俺思うんだけど、加入組総じてみんな真面目。うちのメンバーも含めて。なんかもっとぶっ壊していいと気持ちあってもいいと思ってるんだよね。
野中拓 変にぶっ壊すって意味じゃなくてね。笑
一同 笑
明弥 常識というか、SNSとかライブしか観てないんだけど、スタンスとしてはあると思うんだよ。ちゃんともっと変えていきたいとか。みんな凄い真面目だなって凄い思うから、逆になんかそのもっと噛みついてもいいくらい、こういう企画やろうとか、いやそんなのつまんないですからとかみたいな。逆に。って思ったけどやっぱり難しいよね。それってやっぱり。
Hiromu どっかで超えたいっていう思いはあって。
明弥 Hiromuはずっとそうじゃん。ちゃんと前にも出ようとする姿勢もあるし、ただDOF入れた、いえーいみたいな感じでもないじゃん。DOFっていうバンドを変えたいっていうかちゃんと内側から。
Hiromu 今まで繋いできたものがある分、それをちゃんと超えていかないとやっぱり、じゃあサポートでいいじゃんってなっちゃいますから。それを超えて、今まであったものをなしにするんじゃなくて、それを超えた上で塗り替えたいっていうのがあるのかもしれないです。
野中拓 超えるっていうより変える的な感じだよね。
明弥 Chantyもそうだしベルもそうだけど、この歴史は大事にしたいみたいな。これがあったから。
Hiromu そうなんですよ。ゼロにしちゃダメなんですよ。
野中拓 なかったことにする訳じゃないしね。しっかりそれも軌跡として残るわけやし。
明弥 そうそうそう。そうだし。そのプラスアルファって凄い難しいと思うんだよ、見つけるのって。だって、そのHiromuがいなかった4年とか5年ってちゃんとずっとみてる訳じゃないじゃん。で、俺らですら、ちゃんとみれてるかどうか分かんない。ライブ観に行ったりはするけどね。でも変えれるのって、まじで後から入った人なんですよ。
Hiromu そうなんですよ。知らないからこそできることの方がやっぱ多いわけで。
明弥 今からruiさんが喋んないキャラとかできないじゃん。
野中拓 ある程度ずっといるから頭固くなってる部分もあるし、それを柔らかい人間が変えるのが一番だと思うし、そうじゃないと変えれないと思うし。
明弥 そういうのって凄い難しいと思うし。いろんなことを試すとか。DOFってじゃあ全国のバンギャにどういうイメージなんだろう。まぁ、凄いギター上手い、マニアックだけどそれだけじゃ中々乗り越えれなかった壁があるから、それを乗り越えるためには、それ以外のコンテンツを自分で作っていこうとかさ。それができるっていうのが凄い羨ましい部分でもある。俺らにはできない。じゃあ俺がキャラ変えて模索してとかできないし。Hiromuくんは素を出した方がいいと思う。
野中拓 割と素やと思うけどね。
Hiromu ウェーイみたいな感じなんで。
明弥 そこの尺度っていうのは、この世界は結果っていう数字がやっぱ大きくて。
野中拓 なんか俺、DOFのファンにお客さんには見せれへんのやけどBCDツアー回ってます。Chantyリハしてます。Hiromuくんがホールでずっとこう首を揺らしてめっちゃノってる姿とかを見て欲しい。
Hiromu 笑
明弥 違う違う。それじゃあイメージ通りなのよ。
野中拓 でも、あぁいうとこって見れないから。
明弥 まぁ、そうなんだけどね。
野中拓 あのHiromuくん俺大好きだから。今日もめっちゃかっこいいっすねって、わぁってノってる。
Hiromu いや、本当だってこのツアーって幸せですよ。めっちゃ。
明弥 おぉ。幸せか。
Hiromu だって本当に幸せですよ。こんなかっこいいバンドが3バンド集まってツアー回るって無いじゃないですか。
明弥 いやぁ、ないね。って思ってるよ。みんなかっこいいし。
Hiromu 僕もみんなかっこいいし、もちろん自分もかっこいいと思ってるし。けどそうやって3バンド集まってツアーができるって、ご時世的な話もありますけど、中々ないと思うんですよね。東名阪とかだったらあるかもしれないですけど、こうやって大規模回ってお客さんも集まってくれて、イベントも盛り上げてくれて、中々ないと思うんで、こうやって出来る環境があるってめちゃくちゃありがたいなぁって思ってて。
野中拓 俺、BCD周る前にずっと言ってたんよ。最強の身内ノリをやりたいって。BCDは最強の身内ノリだって俺は言ってるんで、多分それに批判的な人もいると思うで、身内ノリだったらうちうちでやっとけよっていう人もいると思うし。でも俺はそうじゃないって思ってて、身内ノリって自分たちも楽しいわけやんか、それってお客さんも楽しいって思ってくれる人もいるわけやし、まずChantyだったらChanty、DOFだったらDOF、ベルだったらベルで自分たちの音楽に誇りを持ってるわけだし、自分たちの音楽に自分たちが酔えなかったら、お客さんたちを酔わせられないわけやんか。だから身内ノリって言葉選びがダメなのかもしれないけど、俺は凄いいい言葉だと思ってて、もっと浸透させたい。
Hiromu ライブってやっぱり、見方はそれぞれですけど、やっぱ僕らが楽しめないと。楽しめないじゃないのかな。
明弥 本当にそれはそう。
野中拓 めっちゃイライラしてても自分たちがあっけらかんとしてたらお客さんは絶対についてこないし。
Hiromu この中で一番楽しんでるのは俺だぐらいの。
野中拓 そうそう。って思ってる俺は。
Hiromu 僕も同じです。
野中拓 それが一番伝わる方法やと思うし。そういうのを身内ノリっていう言葉にしてるだけで。やっぱいろんな想いがあるし。
明弥 お客さん側が知らない事実を俺らは知ってるじゃない3バンドとも。そういうところを見た上でライブ観ると悔しさとかいいライブしてんなとかは凄いあるし、観たくない日もある俺は。今日なんかいいライブしそうだなって時は観たくない。
Hiromu そうなんですか!?僕はそれないんですよ。
明弥 俺、良くも悪くもこの年まで生きてくると自分が影響されちゃうとか。
野中拓 でもね、それはちょっと分かるかもしれない。
明弥 インプットしたくない時期ってあるのよ。多分ね、インプットってメリット、デメリットあると思うの。あぁいうライブやってるすげぇ。でも俺は俺だって思っていられる自分もいるんだけど、でもやっぱどっかで心のここら辺であぁいうことやれるんだ、ちょっと考えよとか、それこそベースだったら野中さんあんな左帯だったら俺もステージで引かなくていいかなとか本当ちょっとしたことなんだけど。
野中拓 それは分かる。あっきーには言わなかったけど、多分言えなかっただけだと思うけど、負けてるわって思うときあるし全然あるし、でもなんかその気持ち背負ったままライブしたらいいライブできへんやろうなって思っちゃうし。
明弥 そうだからこそインプット、ライブもリハも観たくないもん。まぁ音は聴いちゃうけど、今日いいライブするらしいしみたいな悔しさもあるし。
野中拓 俺もそう思ったりするけど、やっぱ観ちゃう。あとやっぱ観たいってなって観ちゃう。
Hiromu 僕も拓さんと一緒です。
明弥 俺ねそういう時はね、観たくないと思いながらモニターをチラチラ観てる。
野中拓 やっぱ意識しちゃうよね。
明弥 外音は聴かないみたいな。やっぱフロアと全然違うから。
Hiromu むしろ僕は、感化されるタイプなんですよ。ヤベェ負けてるって。
野中拓 俺ね、多分ねそんなに強くない。
明弥 正直そういう時期もあった。ベルの前のバンドとかとにかくいろんなベーシストみて勉強しなきゃいけないみたいな。
Hiromu そこはでも僕割り切れてるんですよ。拓さんは拓さん。明弥さんは明弥さん。で俺は俺だって。
野中拓 そうだね。俺のステージングは多分2人には出来んし、逆にHiromuくんのステージングは出来んしみたいな。
Hiromu そう思えるようになったんですよ。本当に加入して結構時間掛かりましたよ。
野中拓 加入って結構ね。
Hiromu そうなんですよ。やっぱり最初はどうしてもバンドに合わせないとっていう感覚が結構あって。
明弥 そうだね。自分が今まで培ってきたスキルだったりとか、その自分のしたいとか意識もちょっと変わってくるもんね。
Hiromu やっぱり加入して、こないだの12月で3年になったんですけど。
明弥 そう考えると、ベルも4人から5人になったりとか、ステージング意識も変わるし。よりボーカルの邪魔しないように。
野中拓 ベースの位置も変わるしね。
Hiromu 確かに、立ち位置変わりますもんね。
野中拓 だから多分ね、4人バンドから5人バンドは難しいと思う。俺は出来ないと思う。
明弥 ボーカルがどうしてたか関係なく動いてたからね、4人の時は。
Hiromu 僕逆やったですもん。ずっと5人バンドでやってて前のバンドが、で急に4人になって。
野中拓 でも俺もメンバーが抜けて4人になったから、俺どうしていいか分からんかった、こんな前に出ることなんてなかったし恥ずかしって。笑
Hiromu そうなんですよ。広いって。
明弥 確かに野中さんね、変わったよね。
野中拓 そう。多分俺は変わったね。自分でも思う。ずっと昔お客さんなんて関係ない自分が一番ライブ楽しんでればいいやってスタンスやってんけど。やっぱメンバーが抜けて下手を1人で任せられるようになって、最初は自分を通すんやって思ってたんだけど、考え方がどんどん変わってきて、それってオナニーやんってなって。
明弥 分かるね。凄い分かる。オナニーはかっこいいって思う時もあるのよ。
野中拓 多分俺はそう思っててんな。良くも悪くも。自分のオナニーがかっこいいんやって思ってやってたし。でもこれ違うかもしれんって。いろんな4人バンド観て、違うんやそれって、いや違うんじゃないけど、こうした方がいいのかもしれん。
明弥 そうそう、いろんな正解がある中で自分の正解を探すというか。
野中拓 別に今までの自分を否定するわけでもないし、今までの自分を否定したら終わっちゃうし。
明弥 本当に何だろう。それ正解だって考えるのも自分だし、お客さんじゃないし。
野中拓 正解出すのも自分だし、自分は自分でしかないからね。
Hiromu 僕がそれを見つけれたのが、本当に2022年ですよ。本当にやっとって感じですね。
野中拓 でも時間かかるよね。
Hiromu でもそれが正解ってやっぱ分かんないじゃないですか。現在進行形でやってる状態なんで。
野中拓 多分正解ないしね。正解がないから面白いと思うんだけど。奥が深いと思うし、ベースの音と一緒やと思う。
明弥 正解ってないよねこの世界に。
Hiromu あったらみんなそれになってる。
野中拓 ないから面白いんや。
Hiromu 多分そうだと思います。
明弥 表現だよね。
Hiromu ずっと正解を追っかけ続けてるのが本当に正解なんだと思います。
野中拓 結局一生ゴールしないまま終わってくから。
Hiromu そうなんですよ。
野中拓 それがやっぱり楽しいんですよ。
Hiromu ずっと追っかけてたいっていうのはどっかで絶対にありますよね。
明弥 そうねぇ。なんか人間だから考え方って変わる時期って絶対出てくるから、もしかしたら今は正解だと思ってたけど、2年後にはもうちょっと違う自分がいるかもしれない。
Hiromu 止まったら終わりってわけではないと思うんですよね。
明弥 それって今のLUNA SEAとかもそうだと思うんだよね。Jさんとか当時はゴリゴリの音を正解としてたけど、今はあんまり音聴こえないから、あ、ごめん。音聴こえないとか言っちゃった。
野中拓 Jさんさ、テレビ番組で観て、Jさんってあんな笑うんやと思って。
明弥 だからあの人も変わったんだよ。
野中拓 そう変わったと思ってて、Jさんのライブも観に行ったこともあって、ずっと笑顔とかなく普通にクールで。
明弥 逆に言っちゃえばマイク投げてるのとか多少無理してるんじゃないかな〜と思う。
野中拓 ほんまに。あれはファンが喜ぶってだけでかもしれんけど、テレビで笑ったりしてるのがものすごい変わったなってめっちゃ思ったのよね。
明弥 それをいうとBCDでずっとキャラを通してるのはjohannes。ごめん。キャラって言っちゃった。笑
野中拓 ネジねやから。
明弥 ネジ。
野中拓 ネジの妖精。
明弥 彼は本当に変わらないね。
野中拓 でも凄いと思う本当に。
明弥 本当にそれメンタル強くないと無理よ。だって芸人とかだったら喋んないキャラの人が喋り出しました。とかいるじゃんタレントとかでもね。凄いよね。
野中拓 顔出さなかった人が出すとかね。
Hiromu ヨーちゃんは凄い本当に。
野中拓 そうやってこだわりを持ってるって凄いことだよね。尊敬できるところだし。
Hiromu 多分各々もそうだと思うんですけどね。
野中拓 結局真面目な話しゃったね。
明弥 これはお客さん喜びますよ。
Hiromu まぁみんなそうやって貫いてる部分だったりとかがあるからバンドって続くと思うんですよね。尊敬できるところがないと、”うっ"て思うところがあったとしてもそれ以上に尊敬できる部分があるからこの人と一緒にやってたいって。
明弥 真だよね。
Hiromu それが全てかなって思います。
明弥 纏まりました。これは良い纏まり方したね。真だよね。俺も思う本当に。こういうことやりたいって言われてなんでそんなことやろうって思ったんだろうってとこまで考えるよね最近は。昔だったら、うわぁめんどくさいなって思ったりもしたけど、そこまで考えてやるんだろうな、こいつにはこういう考えがあるんだろうなって。
Hiromu じゃあ、最後に乾杯して。
野中拓 まだ続くから。終わらせたくないんですよ。
一同 お疲れ。
野中拓 BCDツアーまだ続きます。よろしくお願いします。
明弥 ありがとうございました。
野中拓 良いものを作りましょう。3バンドで。
Hiromu 本当に。
ベル×Chanty×Develop One’s Faculties
3マン全国ツアーFINAL「二進化十進法」
OPEN 16:30 / START 17:00
前売り 4,000円 / 当日4,500円(D代別)
[出演]
Chanty / ベル / Develop One’s Faculties
【チケット発売】
https://eplus.jp/sf/detail/3772690001-P0030001
【問】ミューズ 06-6245-5389
ベル×Chanty×Develop One’s Faculties
3マン全国ツアーFINAL「二進化十進法」
OPEN 16:30 / START 17:00
前売り 4,000円 / 当日4,500円(D代別)
[出演]
Chanty / ベル / Develop One’s Faculties
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https://eplus.jp/sf/detail/3787280001-P0030001
【問】ELL 052-201-5004
ベル×Chanty×Develop One’s Faculties
3マン全国ツアーFINAL「二進化十進法」
OPEN 16:30 / START 17:00
前売り 4,000円 / 当日4,500円(D代別)
[出演]
Chanty / ベル / Develop One’s Faculties
【チケット発売】
https://eplus.jp/bcd_tour/final/
【問】WEST 03-5784-7088