ラットプルダウンの種類と鍛えられる筋肉について。
ラットプルダウンには様々なアタッチメントの種類や引き方、握り方があり、それぞれ鍛えられる背中の筋肉が異なります。これらがどのように背中の筋肉へ働いていくか、解説していきます。
1…ラットプルダウン
これはいわゆるノーマルのラットプルダウンだす。バーが長く、外側の方が湾曲しているタイプです。オーバーグリップで握り、肩甲骨が下げにくいため広背筋上部と大円筋を収縮しやすくなります。
2…ニュートラルグリップラットプルダウン
クローズグリップラットプルダウンともいい、手のひらを向かい合わせてニュートラルの状態で握ったグリップ。可動域が広く、主に広背筋の中部から下部を効かせやすい。
3…アンダーグリップラットプルダウン
バーをアンダーグリップ(逆手)で握るラットプルダウン。アンダーグリップで握ることで、腕が外旋されるため、広背筋のストレッチを意識しやすい。また肩甲骨の動きも大きく、主に広背筋の中部から下部が刺激される。
4…ビハインドネックラットプルダウン
通常のラットプルダウンダウンのアタッチメントを使用し、前ではなく、頭の後ろを通って引いてくるプルダウンです。背中全体を刺激しやすく、特に僧帽筋や大円筋への効果が大きいです。他のグリップのラットプルダウンよりも背中の筋肉を最大限に収縮させられることが特徴です。しかしある程度肩周りの柔軟性がないと怪我につながる可能性もあるので要注意。
5…ワンハンドプルダウン
名前の通り片方の腕で行うプルダウンです。可動域が広く、収縮も意識しやすいため通常のラットプルダウンでは刺激できないところまで効かせることができます。特に収縮するときは、上体を少し横に倒すことで広背筋の下部までしっかり効かせることができます。
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