バカだと思って生きてきた自分を変えた人~人生の恩師Cちゃん~
私には人生の恩師と言える人が沢山いる。その中でも、ある1人の女性について書きたい。大学生だった私のチャレンジ精神を爆発させてくれた素敵な女性であり、先生であり友達のCちゃん。もし私がこのCちゃんに出会っていなかったら、私は自分の限界を今でも決めつけていたと思う。
1. 出会いは引き寄せ
友達に似たタイプが多い、全くタイプは違うけどどこか共通する事ってありますよね。
Cちゃんは私の友達の友達の友達だった。Cちゃんは留学したい人を対象に、自分自身の経験を生かしプライベートでレッスンを提供していた。
(IELTSの教科書 当時は海外から取り寄せ)
留学に必要であった “IELTS” という試験に対する参考本はとても少なく、周りに留学する為に受験する人が居なかった私にとって、Cちゃんはいきなり巡り合った救世主だった。
友達が話を通してくれたおかげで、Cちゃんと会うことになった私は、とにかくどれだけ自分が留学したいか、言われた事は全部全力でやるかを伝える事しか頭になかった。見た目はいわゆるギャルだった私、Cちゃんにこの子大丈夫か?と思われるんじゃないかと思っていたが(いや思われていただろう笑) 、覚えてる限りCちゃんは私のやる気を見てくれ、留学受験IELTS レッスンを受けさせてもらう事になった。
出会いなんてこんなもん、普通では知り合いにならなかったであろう人も、求めている者が同じなら出会うのだ。引き寄せの本は必要ない、体験してるから。
2. バリバリのキャリアウーマンCちゃん
Cちゃんはとにかくバリバリのキャリアウーマンだった。素晴らしい経歴を持ち、スーパー忙しい中で合間を見つけては、歩きながらでも電話をしてサポートしてくれた。この時私は、キャリアウーマンという事よりも、Cちゃんがここまで辿り着いた経緯を知って、とても尊敬していた。
当時の私にとって、Cちゃんは無限大の引き出しを持っていた。彼女がしてきた事、こんな素敵な機会をくれた事、全てがキラキラしていて、私はもっともっと色んな事ができるしパワーアップできる!と毎回鬼のような宿題に追われつつも、やる気をもらった。Cちゃんは私のスーパースターであったが、思えば彼女も昔は私みたいなレベルの時があったのだし、人間行動すればできない事はない事に気づいた。
世襲制でない限り、誰でも始めは0から始まり、それを10にするのは本人次第。思い描くだけではなくて実行する。
3. Cちゃんの魔法にかけられていた私
Cちゃんはとても私の扱い方がうまかった。と言うより、Cちゃんにはとてつもないコミュニケーション力と観察力がある。まして私も当時は18か19、Emotionalなガキだった私の相手をよくしてくれたなあ、と今だからこそ思う。宿題の量にはビビリつつも、言われた事は全て全く嫌ではなかった。多分注意されたことも沢山ある(あるよね?笑)が、全てが私に必要な言葉だった。
Cちゃんとのレッスンを開始してすぐ思った事は、鬼のように勉強量をこなしていたはずなのに、とても楽しかった事だ。
腱鞘炎になるのか位大量のエッセイ、大量の単語、永遠なるブレインストーミング、IELTSならではの読み取り問題(単語ほぼ不明)、今までも自分の好きな分野の勉強は楽しかったし割と勉強自体が好きだったが、Cちゃんからは実力をつけつつ楽しむ勉強を教わった。その中で、自分が得意な分野も明確になってきた。
なんでも人に合ったスタイルがある。他の人がプランAでも私はプランBで勝てば良い。何かを教わるには、相性も大事。
4. 自分がバカでないと思えた
勉強するのは昔から好きだった。でも、それは実力になっていた訳でもなく、知る事が好きだった、と言う表現があっていると思う。
しかーし、日本は外見偏見の国。私が何をしようと結果を残そうと、服装、趣味、その他もろもろによってバカレッテルを貼られて来た私は「バカ」と自分を思うようになっていた。
Cちゃんはそんなマイナス思考を除いてくれた。
勉強をする中で、沢山の自信をもらった。これは、Cちゃんが中身をしっかり見てくれる人だからこそ、私も彼女の言葉を信じていたからだ。母親にも、本当にCさんに教わる事が出来てよかったね。と言われるほど、私は結果が出せた。というより、私は実は頭が良かったと思う。
当時、私の人脈があまりインターナショナルでなはなかった事もあり、私はCちゃんに会って初めて自分の力をスポーツ以外で評価された気になった。
あれから8年経った今、私は偏見を気にせず、日本ではCAと見られる事はないが、自分が誇りに思う好きな仕事をし、
(★こちらの記事に詳細)
好きな服を着て、自分らしい生き方をしつつ自分の力を信じている。
思い込みは怖い。自分がそうでなくても、他人に言われ続けると自分の力を抑制する事がある。自分をしっかり評価し、自分を貫く事が大事。
5. 友達の定義とは
Cちゃんのおかげで留学。帰国後は波乱万丈な時間を過ごしたが、無事に夢の仕事をゲットした。今では英語を教わる事はないが、人生全般、色んな話をする。英語の先生としての役目を終え、友人として、人生の先輩として、恋愛•仕事•家庭のことも全て話す。飲みに行けば確実に店を梯子する。見透かされた様に、認めたくない事も大抵Cちゃんにはバレている。笑
スーパー救世主Cちゃんは私の大切な友人となっていた。そして常に私は思う。
Cちゃんは本当にすごい
Cちゃんはいつも「私全然すごくないよ」と言うが、彼女は常に前進していて、情報量も半端ない。その上仕事だけに生きてある訳では全くない。ON OFFがとても上手。←これは人生を楽しむ上で1番大切な事だと思う。
常に新しい事に挑戦している彼女見て、刺激を受ける自分がいる。私はいつの間にか、自分には不可能がないと思うようになっていたし、自分が考えている事は大した問題ではないと思うようになった。(問題と思うから思わないか、それは全部人次第なのだ)
周りの人を尊敬する事は学ぶ事。私は自分の友達全員から学べることがある。友人の定義は、信頼を前提として学び合える人だ。
6. My turning point
そんなこんなで、これが私と恩師の1人Cちゃんのストーリー。彼女からすると思う事が全く違うかもしれない。しかし、これが私の人生のturning point を作ってくれた、いや、機会を与えてくれたCちゃんの話。あなたの恩師は誰ですか?
神奈川県 横浜市出身。日本で独学で英会話を学び、県内の大学に進むが、途中休学し、オーストラリアへ一年半のDiploma留学。日本の大学に復学後日本で就活。現在、大手エアラインのキャビンアテンダントとして海外で活動中。6年目。
将来LEGOを買い占め、チャーリーとチョコレート工場を建設してやろうと思っているので、とてもとっても助かります。というのはジョークで、ブログ資金にさせて頂きます!