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8月11日(金):わずか9時間で1億円超、国立科学博物館のクラウドファンディング

8月7日(火)には「地球の宝を守れ|国立科学博物館500万点のコレクションを次世代へ」と題して、国立科学博物館でのクラウドファンディングが始まりました。

複数のメディアでも報じられていたのでご存知の方も多いでしょうが、コロナ禍での来場者数減による収入減、そして光熱費の高騰をはじめとするコスト増によって資金的な厳しさに直面し、「標本・資料の収集・保管」がままならない状況を迎えたことから、それらの維持のためにクラウドファンディングをする運びになった経緯です。

目標額はこれまでに類をみない規模の1億円でしたが、なんと申し込み開始からわずか9時間ほどで当初の目標である1億円に達しました。

私がこのコメントを記載しているのは翌日の8月8日ですが、この時点で支援総額は3億5千万円超にまで増えています。

私も少額ながら支援をしましたが、このスピード感はすごいものがありますね。

それだけ国立科学博物館の存在意義を感じている人が多い証拠なのだと思いますし、歴史的・文化的要素に重きをおく人が数多くいるのは日本の素晴らしさのような気がします。

実際に当初目標額の1億円に達した時点で国立科学博物館が感謝のコメントを出していますが、その一部には以下の文言がありました。

「ご支援はもちろんながら、応援コメントなどで、かはくへ叱咤激励を送ってくださる方、かはくの存在意義を熱く語ってくださる方、かはくでの思い出を綴ってくださる方……などなど、お金に換えられない声援も多数頂戴し、研究員・職員一同感激しています。」

かくいう私も国立科学博物館には思い出があって、大学の「博物館概論」という授業で国立科学博物館をテーマにしたレポートを書いたことがあります。

その頃は結構な頻度で足を運びましたし、あの知的好奇心が刺激される雰囲気がいまなお好きですね。

最近は足が遠ざかってしまっていたから、今度は父親として子供を連れて国立科学博物館へ行きたいなと思った次第です。

なおクラウドファンディングは11月5日まで続きます。

資金難を乗り越えるだけでなく、「このプロジェクトを通して、かはくを応援してくださる「仲間を増やす」ことをも大きな目的としています」とのことなので、国立科学博物館に思い入れのある方などは、この機会に支援や足を運んでみるのも良いんじゃないかと思います。

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