【第1331話】クラブ創造の原点回帰
こんにちは。小川です。
3月は別れの季節という言葉がありますがお客さまの中でも転勤・転居を理由に退会をされる方がいらっしゃいます。
先日来館された時に最後に少しだけ話をする機会がありました。
その方は3年間ALIVEに通って下さったのですが自分でもそんなに続くとは思っていなかったと仰っていました。
現在は転居先周辺でフィットネスクラブを探しているそうですがALIVEと同じようなモデルのクラブは見つからず、あるのは総合型のクラブだそうです。
しかし自分でトレーニングをする形のクラブなら入会しても行かなくなるのは目に見えているそうで入会する気にならないからどうしようかと迷っていました。
私が「なぜALIVEは続いたのですか?」と質問をすると「他の方と顔見知りになって楽しく出来るから居心地が良い。話をしに来ているという感覚もある」と仰っていました。
また「以前手術で休会した時も普通だったらもういいかなって思うところがその時は戻ってきたいと思った。」とも仰っていたのがとても印象的でした。
トレーナーとして純粋にとても嬉しく感じたお話だったのですが同時に改めてクラブの意義を考えなければいけないなと思った次第です。
私自身ALIVE創設に携わった人間として当初伊藤さんからは昔ながらの「村」を創るんだ、という話を受けて非常に共感しました。
ALIVE村、ALIVEというフィットネスクラブでコミュニティーを形成し、お客さまの居場所をそこに創る、ということを私は思い描いてきたのですが最近ではそうした意識が少々薄れているなと感じます。
お客さまに提供するものは機能的価値、情緒的価値なのですがその手前にあるものはあくまで村を創るためでありそのための価値提供なんだという認識を持っていました。
そのお客さまからすればまさにALIVEは自分の居場所であり、私自身は設立当初の思いが実現できていたんだと感じられたことがとても嬉しかったですね。
そのお客さまの言葉で原点回帰をしなければいけないと思いましたし、それを思い出させていただけたことに感謝をしています。
今一度どういうクラブを創っていきたいのか、それを考えていきたいと思います。
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