見出し画像

12月15日(金):スポーツ配信の民主化&自動化

先般にメディアで取り上げられていたのはNTTスポルティクトが提供する「STADIUM TUBE」で、こちらのサービスは一言でいえばスポーツ配信の民主化&自動化です。

競技場やコートにAIカメラを設置するだけで簡単に本格的なスポーツ映像制作、配信を可能にしてくれます。

カメラマンも不要、編集者も不要で映像にかかわる一切を自動でやってくれる点がスゴイですね。

映像も単なる定点から撮影したものだけでなく、AIが競技に合わせたカメラワークを学習しており、ボールを追うのはもちろんのことシーンによってズームされるなど、一般的なスポーツ中継と同様なクオリティだといいます。

さらにAIカメラでの撮影時にはパノラマ映像が同時に録画保存されるので、逆サイド側の動きも取り逃がしがなかったり、見たい場所への視点移動やズームが可能なので、映像を通じたコーチングや敵チーム分析など様々な用途にも活用できます。

そして試合後にはハイライトシーンを自動生成までしてくれるというので、本当に至れり尽くせりのようなサービスです。

現状では導入費用としてカメラ設置とシステム導入費用で150万円からということですが、本格的なスポーツ中継をすれば1,000万円以上の費用を要する点を踏まえると、そのハードルが格段に下がります。

メジャーな競技のプロスポーツは既に映像や配信が整備されつつありますが、マイナースポーツやアマチュアの社会人スポーツ、学生スポーツはさすがにまだまだです。

市営や県営の施設などにこうした設備の導入が進めば、様々なスポーツシーンを関係者やその家族、ファン、地域の方々に届けることが可能になりますね。

こうしたスポーツ配信の門戸を広げるサービスを通じて、スポーツとの接点が広がっていけば良いなと思っています。

宜しければサポートお願い致します!