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6月7日(金):イベント運営の「事前」「最中」「事後」

先般には自社が運営するスクール制小型フィットネスクラブのハイキングイベントに付随して、アプリ「YAMAP」における「3Dリプレイ」機能の秀逸さを取り上げ、それに関連して昨日はイベントの事後で活動を何らかの形で記録に残し、それを共有する大切に触れたと思います。

コミュニティのメンバー間における関係づくり、相互理解や連帯といったものを深めていくのに寄与するのが「共通の経験を重ねること」と「共通の記憶を持つこと」です。

だから昨日にも記したようにイベントを終えたあとの「事後」に一手間をかけ、「共通の経験を重ねた」のちに何らかのツールを使って「共通の記憶」を目に見える形にしていくのが良いと思っています。

改めてになりますが、イベント運営ひとつとっても「事前」「最中」「事後」と、それぞれにやるべきことがありますね。

各局面での主だったことだけ記載をすると以下のような感じでしょうか。

【事前】
・計画立案
・シミュレーション(下見など)
・告知と集客
・参加者情報の詳細把握とスタッフ間共有

【最中】
・工程管理(スケジュールと時間)
・安全管理
・心のケア(不安、不満、孤独などへのフォロー)

【事後】
・参加してくださった方への感謝
・共通の記憶の見える化(コ・メモレーション)
・全体の振り返り

1つのイベントを実施するだけでも、そこにはいろいろと手間や時間が投じられています。

ただ、ここまでやるからこそ有意義な時間になる面もありますね。

先般に認知症や介護について言及した際に効率を重視する「コスパ」や「タイパ」に対して、「ライパ」は根本的に価値の源泉が異なる旨に触れました。

人生を豊かにするための価値、そんなライフパフォーマンスは効率の枠外にこそあります。

とりわけ効率とは対極にあるイベントのような場こそ、お客様にとっては記憶に残るような瞬間だったりするものです。

私たちはフィットネスクラブ運営を通じて心身の健康維持をサポートしていきたいので、時に手間や時間をかけるイベントの場も大切にしていければと思っています。

宜しければサポートお願い致します!