見出し画像

10月10日(火):茅ヶ崎の「こども選挙」がキッズデザイン賞を受賞

先般のタウンニュース茅ヶ崎版では昨年10月の茅ヶ崎市長選挙にあわせて実施された「こども選挙」が、第17回キッズデザイン賞で最優秀となる内閣総理大臣賞を受賞した旨の記事がありました。

個人的には非常に意義ある取り組みだと思っていたので、こうした形で改めて社会的に評価、認知をされたのは良かったと思います。

自治体の選挙と同時開催で市内在住の全ての子供を対象にした模擬選挙である「こども選挙」は全国で初めての試みでしたし、私自身が茅ヶ崎市民ということもあって、その当時にもnoteに関連の内容を書きました。

その際にも触れましたが、子ども達に選挙や政治に関心を持ってもらうきっかけになったのはもちろんのこと「こども選挙」に付随して有意義な取り組みが数多く盛り込まれていました。

事前の取り組みでは、こども選挙委員の公募、民主主義等についての勉強会、こども選挙委員から候補者への質問、それに対する候補者の回答などがあり、選挙の事後では市長選挙の結果発表後に、こども選挙の結果も発表され、さらに投票した子供たちには候補者へのメッセージも書いてもらい、結果発表後に集まった声を全候補者に届けることまでしていました。

前述したように全国初の試みであったことからメディアでも取り上げられることになり、選挙後には「我が街でも実施したい」との問い合わせが相次いだといいます。

そして今年4月の統一地方選にあわせて、鳥取県や香川県、埼玉県で実際にこども選挙が実施される運びになっています。

今後も神奈川県海老名市や愛媛県新居浜市などでも、こども選挙が予定されているそうで、茅ヶ崎市での取り組みに端を発して少しずつ広がりが出ているのが嬉しいですね。

有権者教育に向けた地道な草の根的な活動ではありますが、こうした取り組みが徐々に広がっていけば良いなと思っています。

宜しければサポートお願い致します!