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10月31日(月):面白い試みがたくさんの「ちがさきこども選挙」

昨日は私が住んでいる神奈川県茅ケ崎市の任期満了にともなう茅ケ崎市長選挙の投開票日と関連して、自治体の選挙と同時に市内在住の全ての子供を対象にした全国初の模擬選挙「ちがさきこども選挙」について触れました。

本日もこれに付随した話を少しばかり。

こども選挙委員の公募、民主主義等についての勉強会、こども選挙委員から候補者への質問、それに対する候補者の回答など、こども選挙の開催にあたっては非常に有意義な取り組みが進められていたと思います。

こうした「事前」の様々な準備、そして地域紙や市内でのポスター掲示など、各所の告知、案内によって我が家の子供たちもそれを知ることになり、実際に投票を経験することができました。

また今回のこども選挙は前述したような「事前」の取り組みだけでなく、「事後」の取り組みも充実している印象です。

こども選挙の投票は市内に設けられた11箇所の投票所のほか(実際の市長選挙と同様の投票箱を設置)、ネット投票窓口も開設してあり、それらの投票結果は翌日に集計をされています。

そして実際の市長選挙の結果発表後に、こども選挙の結果も発表される形です。

加えて、投票した子供たちには候補者へのメッセージも書いてもらい、結果発表後に集まった声を全候補者に届ける予定になっているそうです。

こども選挙の一票は実際の選挙戦の動向を左右することはありませんが、こうして子供たちの意思表示が数字に表れたり、個別の声が市政を担う候補者へ直に届くのは非常に良いことだと思いますね。

全国初の試みということでしたが、選挙に際しての「事前」と「事後」の取り組みが充実していて、本当に意義ある機会になっていたんじゃないかと感じます。

今回のこども選挙を立ち上げた有志の方々、そこに携わった関係者やこどもたちには、ひとえに「ありがとうございました、ご苦労様!」という感謝と労いの気持ちです。


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