見出し画像

4月26日(水):ハイキングは大人のコーディネーショントレーニングに最適

このところは先般に自社のフィットネスクラブで実施をしたハイキングイベントのことに触れていますが、その続きをもう少しばかり。

昨日までとは違い、本日は身体の観点からの話です。

今回のハイキングは標高は低いものの、舗装されていない山道の登り降りがあったので、身体にとっては刺激に満ちています。

山肌の土の場所もあれば、岩場のようになっている箇所もあるし、枯れ葉がたくさん積もっているところもあれば、砂利っぽくなっている場など様々でした。

だから舗装されたアスファルトや屋内でフローリングの床を歩くのとは比べ物にならないぐらい、足の裏側の固有受容器が刺激をされる良さがあります。

また、そうした多様な足場のなかでの登り降りなので、状況に応じて自然と注意深く歩くことになります。

加えて山肌には木々の根がむき出しに露出をしていたり、段差もあるから、場所によっては自分で足場を選びながら歩かなければなりません。

このような状態に置かれると身体は以下のようなものを発揮します。

・バランス能力
全身のバランスを保つことや、崩れた体制を素早く立て直す能力

・変換能力
その場の状況に合わせ、条件に合った動作の切り替えをする能力

・識別能力
手足の動きと用具などを、視覚と連携させて使いこなす能力

これらは情報処理能力であるコーディネーションの要素になります。

一般的にコーディネーションのトレーニングは子供時代の成長期であるゴールデンエイジの時期に重視されるものですが、それは能力を「高める」ための観点からくるものです。

一方で身体的な機能が徐々に衰えていく人生の後半において、それを「保つ」ための視点でいえば、大人やシニア層でもコーディネーションのトレーニングは大切でしょう。

あえてそのようなトレーニングをせずとも楽しみながら自然と前述した機会になるのがハイキングの良さでもあるから、今後も同様な場を設けていく意義は大きいなと再確認した次第です。

宜しければサポートお願い致します!