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4月26日(火):フィットネスクラブ・マネジメント技能検定 インターミディエイト第4章解説⑬まとめ

これまで「フィットネスクラブマネジメント公式テキスト」の最新版「Vol3」のインターミディエイト(中級)、第4章「営業管理」について計12回に分けて解説をしてきました。

本日はそれらのまとめのような意味合いですが、これまで取り上げてきた事柄は以下のような点です。

・収益構造の理解
売上の公式=会員数×単価×回収率+会費外収入

・在籍のポジショニング
在籍力=月次平均入会力÷月次平均退会率
月次の入退会だけに目を奪われて一喜一憂せず在籍のトレンドを把握し、在籍のポジショニングを踏まえて戦略的な目標設定をすること

・入会の5経路とそれに付随する各種KPI
見学、体験、紹介、復会、ワンステップの5経路とそれに関連した各種KPIのマネジメント

・リテンション
お客様の継続に向けた時間軸でのサポート
LTVの観点など

・会費外収入
各項目の理解と顧客創造のアプローチ
項目ごとのマネジメント

・予実管理と単位別マネジメント
予実対比、会議体の整備と週次マネジメント、マネジメント単位の連動

・サービス特性の理解
品質マネジメントの原則、サービス特性の理解、フィットネスクラブに置き換えた際のポイント

・品質管理のための人員配置や研修
先の原則、特性を踏まえてのシフトや現場力を引き上げるための継続的な研修、能力開発

・現場づくり、組織作り
経験的組織学習やサービスプロフィットチェーンを含めた現場づくり、組織づくり

ざっと書き記しただけでも結構なボリュームになりますが、それだけ現場リーダーが把握すべき事柄、責任を持つ範囲は多岐にわたると言えます。

その分だけ大変ではあるけれども、一方で自分でクラブ全体をマネジメントして運営することの面白さも大きいですね。

大型クラブであれば一店舗でも中小企業に相当する売上の規模もあり、これが適切にマネジメントできれば仕事人としても大きな成長につながるのは間違いありません。

まずは体系的な理解を進めていきながら、そのうえで実践をしていくのが一番の学びになると思います。

テキストでいえばインターミディエート(中級)は店舗の副支配人などを対象にした内容になっているので、もし所属の企業で支配人(マネージャー)をする機会が訪れたら臆せずにチャレンジをしてほしいですね。

やはりクラブのリーダーを担うことでフィットネスクラブ運営の醍醐味と成長が実感できるからです。

これで4章の解説については一区切りにしますが、リテンションなど掘り下げたい項目もあるから、また機会があればそのあたりも自分なりの考えを交えて説明をしたいと思います。


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