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3月13日(日):日常こそが大切

年度の評価に関連した話をもう少しばかり。

一昨日、昨日に記したような意図で今回から評価表をアップデートしましたが、一方でどんなに良い形に評価表を作りこんだとしても、そこに限界があるのもまた事実です。

評価とは、どうしたってある一面を切り取らざるを得ないものですからね。

どれだけ多面的な角度から捉えようとしたって、その全てをカバーすることはできません。

また評価をする側にしたって、評価だけが仕事なわけではないから、片時も相手のもとを離れることなく仕事ぶりをウォッチし続けることは無理ですしね。

評価の仕組みでは拾い上げることができないその人の良さや貢献はあるし、反対に評価では見えてこないその人の課題もあるでしょう。

だから評価をする側も、評価を受ける側も、そうした認識をもっておく必要はあると思っています。

身も蓋もない言い方ですが、評価は仕事をするなかで昇給の基準や公平性といったものを担保して、組織としての納得性を高めるために必要なものに過ぎません。

年度の評価に汲々としたり、一喜一憂することは何ら本質的ではなくて、本来的には日常のなかにこそ大事な要素が詰まっています。

その人が自分の課題と真剣に向き合っていたり、小さな成長が感じられる瞬間は日常を見ていれば感じられるものがありますからね。

それゆえ、むしろ日常でこそ全人的に相手を捉えながら向き合っていくことこそが大切だろうと思っています。


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