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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論213」

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第31号(2000.11.25発行)「定着志向のクラブ経営(GH&FCオーナー ジョー・シルリ氏)」24~※名称等は当時、一部文章省略

スタッフの採用・育成・定着

次の資料は、優れたスタッフを維持、成長させることができる企業かどうかをチェックするための質問です。

1.私は、自分に何が期待されているかを知っている。

2.私が仕事をするために必要な資料や機器が揃っている。

3.私には全力を尽くせる機会がある。

4.この7日間に、自分がよくやった仕事に対して賞賛や認知する言葉をかけられた。

5.私の上司や職場の人は、私のことを個人的に気にかけてくれている。

6.私が能力開発をしていくことを励ましてくれる人が職場にいる。

7.職場で、私の意見は取り入れられている。

8.企業のミッションや目的は、私のやっている仕事が重要だと感じさせるものである。

9.同僚達も質の高い仕事をすることにコミットメントを持っている。

10.職場に親友がいる。

11.過去6ヶ月間に、自分の成長について誰かと話をした。

12.職場で何かを学べたり、成長できる機会がある。

各項目について「全くそう思わない」から「全くその通りだ」までの5段階で評価します。

多くのスタッフが「全くその通りだ」と答えた会社は生産性も顧客満足度も従業員の定着率も高いはずです。

~ここまで~

上記の項目について、当社で当てはめたところ、不明な10を除き、それ以外は、「その通りだ」と主観ではありますが、評価できました。

その結果として、従業員定着率に若干、課題はあるものの、生産性と顧客満足度は、業界内で高水準にあると業界誌の取材等からも言えると思います。

また各項目は、連動している内容と見受けられますので、ほとんどチェックできないクラブも多いのではないでしょうか。

そのようなクラブからは、日々の仕事をこなすことに精一杯でそんな余裕はないという声が聞こえてきそうですが、名著「7つの習慣」にある「刃がボロボロの鋸で木を切るのではなく、まずは刃を研ぐ時間を作って、効果的に切る体制を取ることが重要である」という認識が必要ではないかと思います。

本日もお読みいただきありがとうございます。


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