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12月26日(月):快適な室温環境でケアできる血圧上昇

寒さがいっそう厳しさを増してきましたが、体調管理の面では冷えへの対策としての温活は大事になりますね。

つい先日には冬時期の室温管理について、それが下がり過ぎることで血管、循環器に対するリスクが高まるから、注意をして過ごすような呼びかけをしたコラムもありました。

世界保健機関(WHO)は2018年に冬の室内最低温度を「18度以上」と強く勧告し、小さい子供や高齢者に対してはさらに暖かくするように求めています。

また英国では冬季の住宅内許容室温を18度と定めており、その理由は冬季の室内温度が18度未満で血圧上昇・循環器疾患の恐れがあり、16度未満で呼吸器系疾患への抵抗力が低下、12度以下で血圧上昇、心臓血管疾患リスクが高まるから、というものです。

その裏返しとして日本国内では住宅メーカーの次世代住宅で住環境を整えて室温を快適に保つことで血圧が下がるような事例も目にしました。

具体的には高気密・高断熱の建材を使い、なおかつエアコンで適温の自動制御をしたケースでは、実証実験で在宅者の血圧が10㎜Hgほど下がったといいます。

血圧が上がれば様々な疾病リスクも高まるだけに、先の例のように快適な温熱環境を整える必要性も理解が及びますね。

健康のことを考えれば血圧の薬を即座に服用するよりも、まずは快適な室温環境を整えることからはじめてみるのが一番だと思います。


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