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12月24日(金):向き合ってきた問題のあれこれ

昨日はフィットネス業界においても「いまある問題は、かつての解決策だった」、「いまの解決策が次の問題を生む」という構造が同様に生じている旨を説明しました。

それだけにコロナ禍の現状で危機を乗り越えるための問題解決として、どんな手段を選択していくのかは非常に重要でしょう。

私たちでいえばコロナ以前からフィットネス業界にあった種々の課題には問題認識をもって向き合ってきたつもりで、その答えのひとつがALIVEという小型クラブの形でもありました。

かねてから抱いてきた問題認識は以下のようなものです。

・お客様が誰も辞めないクラブを創ることはできないのか

・お客様から頂戴する月会費に見合った十分な成果を提供できているのか

・成果を求めるお客様の金銭的負担が高額なものになりすぎていないか

・一人ひとりに対して十分な指導、サポートが行き渡っているのか

・お客様のことをトレーナーが把握できているのか

・現場の最前線でお客様と接するのがアルバイトスタッフ中心でよいのか

・社員は間接業務に追われ、施設管理中心の業務でよいのか

・トレーナーは自分の知識、技術を活かしてお客様に貢献できているのか

・トレーナーの給与水準をどう引き上げていくのか

・地域に根差したクラブになっているのか

・時間経過とともにより良く育っていくクラブであるのか

などなど。

これらに対して前述したALIVEでいえば目処がついて一定の答えが出せたものもあるし、現在進行形で改善を重ねているものもあります。

ただ、先にも触れたように「いまの解決策が次の問題を生む」可能性があるのもまた事実です。

だから常にそのような前提に立ちながら現在のやり方に固執するのではなく、もし「間違った」と思ったらその都度で形をより良く変えていく必要がありますね。

そういった思考の柔軟性、フットワークの軽さのようなものは大事にしたいと思います。


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