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【回復への旅〜佐野接骨院の仕事〜】

当院にはコレといって素晴らしい特別な技術や医療機器があるわけでもない。ましては、『神の手』『魔法』なんてあるわけない。
ただただ、
ちゃんと【判断】をして
当たり前の【施術】をして
当たり前のことを【説明】して
当たり前ことを【指導】しているだけ。
そして、患者さんの努力が実ると、
当たり前ように症状が【回復】する。

ちゃんとした【判断】とは。
姿勢や歩き方、動作や痛い仕草を『見て』
どうやった時に症状が発症したか、どういう時に症状があるか『聴いて』
症状のあるところ、痛いところ『触って』
必要に応じた『各種検査して』『画像を見て』

それらの情報から【仮説】をたてます。
患部がどういう状況になっているのか?
その症状の原因はなんなのか?

仮説を基に【施術】をしていきます。
どこを冷やすのか、どこを温めるのか、その治療時間は?
電気治療の搬送周波数は?治療周波数は?パルス幅は?治療時間は?
超音波治療は?
レーザー治療は?
リハビリ•運動療法は必要か?何をするか?どれぐらいやるか?
どの部位や動きに好影響を与えるか?
自宅療法では何をしてもらうか?
どうしたら実施できる状況になるか?
患部を固定するか?
固定するなら患者さん自身が管理しやすい方法は何か?
自宅療養は何をどうするか?

結果的に症状が緩和し安定した環境を作り出す
して患部に負担がかからなくなって、初めて回復が先行する。総じて、『楽な動きを作る』ことが『回復に繋がる』
仮説が間違えれば、施術の効果も出れわけがなく、もちろん患部も安定しないし、回復しない。

【仮説は実証して初めて真実になる】
ガリレオの湯川教授の名台詞ではないですが、まさにその繰り返し。

仮説や実証された状況をちゃんと患者さんに画像や動画を使って【説明】する。
『あなたの身体ではこういう事が起きているようですよ』と『だから、こういう施術をして、固定をしてもらい、リハビリをしてもらい、こういう事はしないでくださいね』などと。

そして、患者さんが頑張って【回復】に努めると努力は実る。他の医療機関で半年通院して治らなかった症状が治ったりとか。
当院がどんなに頑張って施術したとしても、患者さん頑張らないと治るわけがない。日常生活の影響力の大きさには構うわけがない。だからこそ、自己管理、自宅療法がとても大事であり、患者さんが自分で治す気持ちと行動が実って、症状が回復する。

では【当院の仕事】は何か。
仮説と実証を繰り返しながら、
回復までの地図を描き続けること。
伴走し続けること。
そして、
回復という目的地に辿り着いたとき、次へ行くための指針を伝えること。
『こうなると症状が再発するかもよ、こういう動作は気をつけて、こういう運動はしてね』とか…
こうして、【回復】への旅が終わります。

この旅の主人公は患者さん。
そう、回復を求めて頑張っているあなた。
あなたのために、ちゃんとお手伝いをいたします。

写真:『春に散る』の原作、瓶のポカリスエットとともに(^_^)

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