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学生時代のほとんどの時間をトレーナー活動に割いていたにもかかわらず、大学のトレーニングルームやリハビリ室が好きではなかった。

ただトレーニング方法やケガの予防、ケガからの復帰方法を学べると思いがむしゃらに関連する学問や活動に首を突っ込んでいたあの頃。それが20年以上経った今でもそれが礎。今思えば、知りたかったことはどこに顔を出しても答えはなかった。

大事な事は誰も教えてくれない…なんて言葉があります。それは、誰も「教えられない」のだと40を越えた頃にやっと気がついた。
「技術は眼で盗む物」「背中を見て学ぶ」なんて言葉がある。この頃は資格ビジネスだのなんちゃらだのいろいろがお金で学べると思っている人が多いようだが、本当に大事な技術は誰も教えてくれない…これもおそらく誰も「教えることができない」のだと思う。その繊細な思考や技術を言葉に落とし込むことの難しさと危うさは、私も身に沁みて感じる。それでも私は教えられるように日頃から仮説と立証を繰り返してきた「事実」を整理している。整理できない人は最後「神のみぞ知る世界」に思考がいってしまいがち。それじゃ再現性がない思考と技術。問題解決の思考力は積み重ねの先にある。大事な答えは仮説と立証の中にある。

決して、クライアントの夢や希望を「感」や「教科書」だけで向き合っていけない。原因がわからなければ、結果が出なければ、一緒に悩んで苦しまないとその先にある「答え」に行き辿り着けない。


好きでもないのに、紆余曲折?あって気づけば20年以上、この仕事に携わってきた。今でもトレーニングが好きかと聞かれれば、好きではないなぁ」が答え。先日「なんでそんなに追い込んでトレーニングしするんですか?充実感?」みたいなこと聞かれました。その時はすっきりした返答ができなかったのですが…考えてみたら「体力的に落ちている自分嫌だから」かもしれません。
やっと自分に向き合う腹積りができた時には、いろいろが落ちていて…体力の低下…いわゆる「歳」を感じ…いろいろができなくなりつつ自分にイラッとしたからかなぁ…。

トレーニングは好きじゃないし、追い込むのも辛いだけだけど…トレーニングは「短時間」で、「最短ルート」で、「効果を出せる」。性に合ってるかな。追い込む理由は、「適切に追い込めば効果もでるから」だということも知ってるし。

学生時代は好きじゃなかったトレーニングルーム、今は居心地が良くなりました。
時間が過ぎて、いろいろな経験をすると、人の気持ちも変わるものかもしれませんね。

自分の身体の状況を仮説立てて立証する日々。
実感したこと。この歳までほっとかしたこの身体。半年やそこらでは、そうは思うようになってはくれないってこと。何度も中断を余儀なくされるし…トレーニング中心の生活をするわけいかないし…(笑)年単位でのんびり、その時の身体と相談して、そのギリギリを狙っていきたいなぁと。
身体はすぐには変わってくれないが、正しく繰り返していれば、必ず変わってくれる。そんな方々を多く見てきたからこそ、言い切れること。クライアントが私の先生です(^^)

※Everyone‘s Dream In Training Project  ~誰でもトレーニングで夢を~
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