ポジティブインソール、ネガティブインソール

完全にイメージで付けた造語になります。
ポジティブ(前向きな)ネガティブ(後ろ向きな)と言う感じで捉えてもらえると話が見えやすいです。


ネガティブインソール

ここでは後ろ向きな理由と言うか、後出しな理由で作る・入れるインソールとさせてください。
ではどんなものがネガティブに当たるのかと言うと、
「痛みや調子の悪さを感じてから作るインソール」と定義します。
実際は痛みに対策して自分の足で歩きたいとすごくポジティブだったりするのですが、あくまで話の中の分類です。

来店させるインソールの希望者がほぼトラブルの対策であるネガティブインソールを求めてやってきます。それ自体は全く悪いことではないですし、快適に歩くための助けになるならばいくらでも協力します!
ただ、この理由で来店される方の多くがユルユルガバガバなサイズ感の靴を疑問も持たずにマイサイズとして履いている状態で、おそらく何の疑問も持たないこの靴、このサイズがトラブルを読んでいる可能性が大きい。

つまり後出し、対処療法。歯磨きを一切しないで、虫歯ができたから歯医者へ向かう状態です。治すこと自体は良いことだけど、その前にできることもあったはず!もったいない!同じ金額を出すのであれば予防に出資した方が幸せになれるのでは?と言う部分でのポジティブインソールです。

ポジティブインソール

ここでのポジティブは前向きな理由で作られる、予防的なインソールと言うことになります。

予防策として

痛みが出てから作るのをネガティブとするならば、ポジティブは痛みが出る前に作るインソール。
その目的は市販品ではどうしても生まれてしまう自分の足とのサイズ差や左右差を埋めてフィット感を高めてトラブルを防ぐことが1つ。
もう1つはまだ痛みにこそなっていないものの生じているトラブルの早期的な対策です。例えば浮き指。浮き指で痛みが生じることはなかなか無いですが、放っておいてよいことはありません。
ポジティブとネガティブ。同じ金額でインソールを作るのならば先に作って痛みにならないに越したことはありません。しかし痛みもなくトラブルの自覚なし!だから必要性を感じていない人ばかり。特に足元の崩れが少ない上に筋力もあって崩れを補い、抑え込める若者が予防策として普段からインソールで調整しようとは残念ながらなりませんよね。

パフォーマンス向上

こちらの理由でインソールの検討する方は本気で協議に取り組む肩を中心にそこそこいらっしゃるのではないでしょうか?
上記で上げたようなサイズ感やフィット感、また靴では補え切れない動きの癖をサポートすることで、怪我の予防やパフォーマンスの向上が見込めますね。
ただ1点だけ惜しいのは、競技用のみなんです。
競技用のシューズにはお金もかけるし、サイズ感にも人一倍こだわる人が多いのですが、普段履きは他の人と同様にユルユルガバガバ、何なら基本サンダル履きなんてことも。
まず気にするべきは競技用のシューズですし、競技状態の緊張を和らげるリラックス効果の側面もあるので、一概に否定するものでもありません。
でも食事内容や日々の生活もトレーニングの一環とするならば、競技時間よりも長い時間、身体の土台となる足元を任せる普段履きにこだわりの配分を多く割いてあげても良いかもなぁと思うのです。

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