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【迷走】未経験がほぼChatGPTのみでSNSアプリを作った話【個人開発】

はじめに


ChatGPTの登場で、アプリ開発の難易度はとんでもなく下った…
これからアプリ開発者は増加し、アイデア勝負の時代になるだろう…

ということでアイデアを投稿するネタ帳SNSアプリをリリースしました。

このアプリの最大の特徴は、私が確実に具体的なアドバイスをすることです

実際のコメントの例

noteでは多くのいいねがついた記事でも、コメントが来るのは稀ですが、このアプリなら確実に具体的なコメントが来ます。
1クリックで登録できるので、気軽に投稿してみてください。

web版のリンク

アプリストアのリンク

開発の経緯


良さそうなアイデアを思いついても大体すぐ忘れるよなぁ

ネタ帳に書けばよくね? でもほぼ使わないだろうしなぁ

複数のユーザーのアイデアを集めれば誰かが使うんじゃね?!

でもアプリとか作ったことないしなぁ

全部独学して作ろう!!!

習得済みスキル

1 : pythonの基礎的なプログラムが書ける

以上!!!

当時はガチでこれだけで、後々プログラムを改修するときにガチでゴミみたいなプログラム書いたなぁと思うことになる。

技術選定

何も知らない私「WEBサイトといえばWordPress… えっ、WordPressでアプリは作れないの?」

一つのことを知った私「"Python WEBアプリ"っと、へぇDjangoってやつが人気なんだ」

二つのことを知った私「データベースがいるのか… 無料で一番人気らしいしMySQLってやつを使おう、さっそくmysql-connector-pythonってやつを入れたぞ!」

フレームワークはpythonしか使えないので「python webアプリ」で調べて一番最初に出てきたDjangoに(ちなみに当時は読みがDJアンゴだと思ってた)

データベースは「データベース 無料」で検索して出てきたMySQLを使用

開発初期

私「すげーー 作ったWEBサイトが動いてる!」

このあたりの情報の入手はChatGPT:技術系サイトが60:40くらい。

基本は作りたい機能を考えて、わからないところを調べながら、それを一つずつ実装してくという方法で作った、初心者クオリティ故、このあたりに作った機能のほとんどは後で大規模に改修していくことになる。

また、行き当たりばったり開発の影響で、DB操作がDjangoの目玉のModel機能を使わずmysql-connector-pythonで直接クエリを実行する形式になった、直したいけど今更感がある。

開発中期

この段階で、技術サイトを見ることはほぼなくなり、ChatGPTが古い回答を出力するときなどに公式ドキュメントを覗くだけになっていった。

順調に開発は進んでいき、メイン機能のほとんどを実装したところで、私の頭の中に悪魔が現れる

これからの地獄を知らない私「アプリも欲しいよなぁ!」

ということでアプリを作ることになった、Androidは20人テスターの件があるのでまずはiosで出すことにした。

だがMacは持っていないので、マルチプラットフォーム開発で人気らしいReact Nativeを使おうと判断、しかし…

私「最新版JDKつかってるのに、必須級ライブラリでエラーが出まくるんだが?????」

エラー地獄 あらゆるところでエラーが起こる、これではまともに使えないと考え、調べ直しJDKを安定版の17にしてフレームワークを派生のexpoに変更、どちらが効いたかはわからないが、以降エラー問題はほとんどなくなった。

しかし慣れないJSXに戸惑い、開発スピードはみるみるうちに下がっていった。

開発終盤

行き当たりばったりの開発による度重なる仕様変更と、WEBとアプリ同時開発が負の相乗効果を生み、開発スピードがすさまじく低下。

これではいけないと思いWEBかアプリどちらか一つを選ぶことに。

悩んだがアプリを選択、デザインに関しては完全に素人かつ、さっさとリリースしたかったので、アイコンやスプラッシュ画像は絵師さんに依頼。

依頼した絵師さんのリンク

結果として、アプリで一番クオリティが高いところは絵師さんの絵になりました、素晴らしい方なので、アプリのアイコンなどが必要でしたら依頼してみてください。

プラットフォームを絞った影響で開発は順調に進み、Rejectを一回挟みつつも無事に審査を通過、遂にリリースまでこぎつけた。

ストア用スクリーンショットの製作も、サーバーでの問題の解決も、Reject原因の特定も非常に多くのことChatGPTの力に頼った。

まとめ

今の時代未経験でもChatGPTさえあればアプリは作れる。

とはいえ未経験から独学だと普通に苦労するので、いきなり挑戦的なプロジェクトを進めるのではなく、小規模なサービスを作って技術の全体像を把握して計画を立てられるようにしたほうがいいでしょう。

今回の迷走は、素人が基本は自分で、わからないところだけをChatGPTに聞くというやり方で制作を進めたことが原因。

費用のまとめ

絵の費用:約25000円

Apple Developer Program登録費:12800円

デバッグ用中古iPhone6s:3500円

サーバー代:5407円

総費用:約50000円

アプリの具体的な宣伝

このアプリは、ネタやアイデアを投稿するアプリです。

このアプリの野望は、アイデア投稿を普及させることです。

思い付いたアイデアはジャンルを問わず記録して投稿。

アイデアを探す人は高性能な検索システムで欲しいものだけを探せる。

このようなサービスを実現させたら、社会がさらに豊かになると思うので、この構想に賛同できる方は使ってみてください。

閲覧面で売りの機能は、充実の検索システムです。

キーワード主義検索で除外検索もあり、youtubeの検索みたいに"うどん"と検索して"そば"がでてくるようなことはありません。

高評価、低評価、閲覧数の3つの指標があり、タイトル、タグ、本文などの項目を絞った検索と高評価数や平均評価などでのソートが可能です。

時間当たり評価でのソートもバックエンドでは完成しているので近いうちに実装します。

投稿面での売りは操作性です、普通にメモ帳アプリとしても使える操作性を目指しました、テキストと画像を入力でき、それを瞬時に保存、読み込みできます。

最後の売りは登録の速さです、"すぐに始める"では2タップで登録できます。

Android版も鋭意作成中です。



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