おひとりさまブレインストーミング#30マニュアルを作ってみた

私の職場では、毎朝システムから帳票を出力し、処理する業務があります。
いろんな画面や異なるシステムを遷移しながら進める必要があり、わかりにくいです
この帳票出力の手順は、部下と二人で検証を重ね
昨年度、私が動線を作ったのですが
この4月に担当から外れたため
マニュアルには手を付けていませんでした

先週、新規採用の職員(高卒・男性)に
この帳票出力の方法を指導したのですが
小さなノート(B6)にメモしていました
全部黒字ですし、自分で見返すのも、苦労している様子でした

朝の帳票出力は当番制にしています
共通のマニュアルがなければ、処理にずれが発生します

これではケアレスミスが出てしまうな、と感じたので
どうしたものかと考えていたのです

担当から外れた業務の手順書を作るのは
「なわばり荒らし」と受け取られても仕方ありません
でも、こないだまで高校いってた子が困ってるのに
そんなこと言っておれん!
作ることにしたのが、こちらです

1.黒字で、システムごとにラベルを分けて
出力するリストの名前を発散していきます
2.赤字で、プラスアルファの情報・・・
・・・実践して分かったこと、対比させるとわかりやすい情報などを書き込みます
3.左から書いていって、最初は
毎日の処理だけのラベルでしたが、
月次のルーチンも入れたほうが、わかりやすいな
と感じてラベルを追加しました
4.<前提情報>として、暗黙知になっている動線を書きました
5.青字は今回、ちょっと自分でもどういう位置づけか、説明できません
なんとなく、です
この、ゆるさが、あかんのですけど、気に入っています

おひとりさまブレインストーミングだと、失敗や間違い
やりなおしも、違う方法が見つかるだけなので
心理的にしんどくないです
「あの人につきあわせちゃった」
「内心いやな気分になってないかな」とか
心配しなくていい分、気楽です
そう、失敗したという感じがしないのです
「心が折れなかった」こういう成功体験は、
実績積むにあたって近道になってくれます

マニュアル至上主義が私はきらいです
原典に近づくことを阻害しているからです
マニュアルがあれば、人は間違いなく動いてくれる、
みたいな風潮があるように思います

私はマニュアルは、便利に使われて
使い捨てられるものだと思っています
成長するために必要な・・・
・・・自転車の補助輪のようなもの・・
というイメージです
その都度、携わる人に合わせて、作ったらいいと思っています

そういうフレキシブルな行動ができる人材が、
そこにいれば、それで済む話です
私はそういう人間のひとりになりたいと思っています。

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