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「まだ自分のキャリア諦めなくてもいいかも」と思えたスタメンとの出会い。

株式会社スタメン、アライアンス営業部の川瀬と申します。

今年の2月にスタメンに入社しました。前職でも保険会社で代理店営業をやっており、縁あってスタメンでもアライアンス営業をやっています。
簡単にいうと、弊社の主幹事業である「TUNAG」というサービスを拡販するため、パートナー企業(代理店)の皆様からお客様をご紹介頂いたり、ご販売頂けるような営業活動をおこなっています。

このnote記事は、スタメンnoteリレーの7日目です!
スタメンのnoteリレーにはついてはこちら👇
https://note.com/stmn_hr/n/n7dca2dd870e7

・なぜこのnoteを書こうと思ったのか

自分が選考を受けさせていただいた中でこのnoteリレーの記事を適宜共有頂いており、実は入社前にめちゃくちゃ読ませて頂いておりました。
それでいて、このnoteの記事って「採用のために書かれた採用サイトの文章」じゃなかったので、「強烈な生感」があったんですよね。短編エッセイみたいな。なので普通の読み物として読みまくらせて頂いており、スタメンという会社に対する企業理解にかなり寄与してくれました。
だからこそ、
・「今スタメンに興味を持ってくれてる人」
・「まさに選考真っ最中の人」
・「リファラルで声をかえられている人」など、
今「まだ」スタメンの線の一歩向こう側にいる人に、
「入ってみたら実際こんな会社だったよ」とか、「だから私は最終的にスタメンに決めたよ」という話を書いてみようかなと思った次第です。

・これまでのキャリア、ライフステージ

私は今年の4月でちょうど社会人10年目になります。
新卒で入った電気系の専門商社に9年間務めていました。
メインユーザーであるお客様が半導体関連の業種だったので、2017年くらいから景気が爆発。ものを作りたいのに材料が足らない、人が足らない、工数が足らない、でも納期は待てないという状況の中、材料をかき集めたり、生産拠点を海外に移したり、代替可能な部品の互換性を確認したり、それぞれのために関係各所と調整と折衝をやりまくっていました。
やめたいと思ったこともあるのですが、4年目で限界の向こう側に到達できた感覚があって、そこから胸を張って「仕事楽しい!」と言えるようになって、自分のキャリアに少しだけ誇りと自信を持てるようになったことを覚えています。
女性社会の中で生きていると、やはり未だに仕事に対しての温度感というのは人によって様々だなと肌で感じます。その中で言えば、私は20代という時間の大半を「仕事に全振りした人」で。(そこに迷いがなかったかと言われればめちゃくちゃあったのですが、それを書き出すとそれだけでnote1つ書けてしまいそうなので割愛します。)
お陰様で責任も与えていただけたので、少なからず「やりがい(という言葉は嫌いですが)」も感じていました。
最終的にはほぼなんでも屋状態だったのですが(たぶんその会社がTUNAGを導入してたら運用担当者は私だった思う)、垣根を超えた業務が経験できて、その経験の1つ1つが自分の今を作ってくれていると思っています。
ただ、新卒からずっと同じ会社にいて、閉塞感みたいなものがあり、「これからもずっとこの世界だけで生きていくのか?」と自問した時に、「外に出たい」という気持ちがうまれ、一念発起して転職を決断した、というのが1度目の転職です。

そして次のステップとして選んだのが、外資系生保の代理店営業でした。ちなみにこれ、2023年2月の話です。
会社の理念や根付いている文化に共感した、というのが一番の決め手でした。そこでの業務は簡単に言うと、「代理店の方々に自社の商品を販売してもらう」ことが最終的な目的でしたが、言葉で言うほど簡単なことではなく、めちゃくちゃ難しかったです。
他社知識、公的制度、税制、財務知識などフル装備しながら、更には代理店の方々との関係値を築いていくことで、その先にようやく自社商品の販売が繋がっているようなお仕事でした。他には新規の代理店開拓もしていて、仕事自体は楽しかったですし、うまくいっていた部分もあったのですが、結局ここで私がようやく「結婚」に踏み切る決断ができ、転職時に想定していなかったエリアに引っ越すことになった結果、1年での早期退職という運びとなりました。

・今回の転職の軸

前段ですこし触れましたが、2回目の今回の転職に関しては「結婚」を伴うものであり、しかも私の年齢が今年33歳。そして、私たちは「子供が欲しい」と思っている夫婦です。
つまり、今回の転職に際し「自分めちゃくちゃ採用リスクです」ということに対して、説明責任はあるなと思っていました。
そういった状況下の転職活動となりましたが、それでも自分の中で譲れないと決めた転職の軸が2つありました。それは、子供が欲しいと思っている以上、「子供ができることに対しての許容(価値観的にも制度的にも)」と「toB、且つお客様と直接関われる職種であること」でした。
以上から、前職の経験もふまえて、福利厚生が絶対的に整っている大手金融などを中心に受けていて、「成長のための転職」という価値観ではなく、完全に「保守的」で「手堅い」転職活動をするつもりでした。

・なぜスタメンだったのか

そんな中で、私が新卒の時にはなかった媒体「Wantedly」を興味本位で登録してみて、気軽に話を聞きたいボタンを押していたひとつがスタメンです。(ちなみに前職でTUNAGを使っていたので、プロダクトは知っていて、「あ、あの会社か!」となりました。)
そこで現上司である丸岡さんにカジュアル面談を実施していただき、例のごとく自分の採用リスクの話もしっかりお話ししました。その採用リスク云々以上に、自分のキャリアのことを話したり、会社や仕事についてのお話を聞いている中で、「言いたいことが齟齬なく伝わるし、聞きたいことがめっちゃちゃんと的を射て返ってくる…!」という、当たり前なようで意外と難しいことが心地よく、「初対面(しかもオンライン)でここまでコミュニケーションって取れるんだな!?」と感動したのを覚えております。

その翌週会社訪問をさせて頂き、その感覚はやはり気のせいじゃなかった、と思いました。
自分の採用リスクについての丸岡さんの考えや、会社としての考えというところも何度も誠実に伝えて下さり、真摯に向き合ってくださる姿勢から、「それがこの会社の文化・考えなんだな」と理解でき、その時点で既にスタメンという会社のいちファンになっていたと思います。
そして、自分のキャリアのこと、仕事のことを話していて、「やはり仕事好きだな」と同時に思いました。だからこそ、完全に保守にまわって、手堅い転職をすることに、すこし「諦め」に似た感情をもっていたのも事実で、スタメンの選考の中で、「この会社なら、まだ仕事にわくわくできそう」という期待感みたいなものを持てたことも大きかったです。

また、実際に育休復帰したママさんとの面談の機会を設けてくださったのですが、そこでそのママさんが「授かりものなのでできるかどうかわからないし、できないならできないで、できない間に頑張りたい気持ちはあるじゃないですか。」と言ってくださって、そのとき、赤べこばりに頷きすぎて首が取れるかと思いました。
できないなら仕事頑張りたいです。運良くできたなら産みたいです。シンプルにこの2択でしかなくて。
既に中にいる人でそう言ってくださる方がいること、そして実際に復帰して、自分の存在価値をきちんと自分の努力で見出している存在があることが、どれだけ背中を押してくださったかわかりません。

大手だから、福利厚生が整ってるから、制度があるからいい、ではなくて。
この考えや文化の醸成こそがこの問題の肝だと、考え至りました。

それでも尚、最終面接でさらに大西さんにも採用リスクのことはお話ししました。そこではっきり大西さんの考えをお聞きできて、それで尚、オファーを頂けるのなら、「あとはもう私はこの会社のことを信じるだけだ。」と決めました。

そして、この大きな感謝がベースにあるからこそ、絶対それでも「とってよかった」と思っていただけるだけの結果を出さねばならぬのだ。と自分の武士道に誓った。というのが私がスタメンに決めた理由です。

・入社して1ヶ月今思うこと

入社して1か月半くらい経過して、今ありがたいことにとても楽しく仕事をさせて頂いています。
その楽しいという言葉は、無責任の楽しいではなくて、きちんと責任を持たせてもらうヒリヒリ感も乗せたうえでの「楽しい」です。
まだまだひよっこな自分に任せてくれるからこそ、それを成功に導くために自分も脳みそ120%くらいフル回転で考えて、ひたすらアクションして、とにかく必死な毎日を送っています。
でも、本当は無難で、保守的で、手堅い転職をしようとしたのに、それだけまだ必死になれる仕事や会社に、このタイミングで出会うことができていることが、とてもありがたいことだと思っています。

スタメンは良い意味でまだすべてが体系化されているわけではなく、そこを構築したり、改善したりすることに携われるフェーズの会社です。そして、誠実に、真摯に向き合ってくれる会社だからこそ、それに応えようと思える。それこそがエンゲージメントなんだと体感として思っています。

私はもうこの転職を自分で正解にしていく選択肢しかないけれど、そうだとしても現時点で選択は間違っていなかったと思えています。

このnoteが、スタメンに興味を持っている方・選考中の方など、まだこちら側に踏み出してない皆さんにとって、「スタメンってありかも」と思える一助になれていましたら幸いです!

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