#30「解らない人にもなんだか解らないけどすごいと思われるコンテンツ」

最近、岡田斗司夫さんのYOUTUBEが面白くて良くみているのですが、コンテンツクリエイターの心構えというか、どういったコンテンツがすごいのか、ということを配信されている中で、よく分からないけどすごいのはなんとなく解る、ということが重要だというお話をされており、すごく共感と糧になる言葉だと思ったのでお話したいと思います。

みなさんもジブリ映画とか見ると思いますが、その面白さってしっかり把握して言語化できます?
岡田さんの解説を聞いていると、その作り込み方、表現方法、設定の深さ、一コマにかける執念、みたいなものが沢山込められていて、それって解説されないとわかんないよ!ってレベルなんです。
でも、みんなジブリアニメは「すごい」って理解できる。
エヴァとかもそうですよね。なんかわからんがすごいしかっこいい。いろんなオマージュとか、特撮の技法とか入ってるけど、そういうことだって理解できていなくても、面白いしすごいってことは解る。
そういうふうに、一流のコンテンツって、理解されない設定や作り込みがあって、それが理解されていなくても、ちゃんとすごいって分かるものなんですね。

私は釣りが好きで、最終目標にも掲げているのですが、基本釣りだけして生きていきたいと思っています。
それに向けて、まずは複業で遊漁船を始めるため、自分の信頼の積み上げのためにYOUTUBEで釣りの動画を公開しています。

それで、私の好きで得意な釣りはロジカルな釣り、つまりは理由のある釣りで、釣れた理由とかが説明できると満足度が高いです。
もちろん偶然要素も多くて、そのロジカルと偶然の組み合わせが釣りも魅力でもあるのですが、とにかく理屈で再現性の高い釣りが好きです。

そういう訳で、動画の内容もどうして釣れたのか、どうしてそのポイントを選んだのか、どうしてそのルアーをつかったのか・・・どうして釣れなかったのか、といったことを中心に作っています。
いわゆる釣り番組のように、釣れたーわーやったー!!
って感じはあまり好きでは無くて、黙々と盛り上がりも少なく釣りをしているんですね。
それで、キャッチーな釣り動画はたしかに需要があって視聴回数も伸びるけど、自分に合わないから作らないぞ、みたいに思っていたんです。

でも、今日のテーマ「解らない人にもなんだか解らないけどすごいと思われること」が良いコンテンツの条件だ、という言葉で気付かされました。
伸びないのは自分の信念に従って受けやすい動画を作らないからでは無く、自分の釣りに対する造詣がまだまだ足りない、または自分のしたいことややってることを動画に反映仕切れていない、ということであり、つまりは自分の努力不足だということです。
もっともっと釣りをして考えて、知識を身につけ、経験を身につけ、動画の編集ももっと作り込むことが必要だと言うことに気付けました。
今日のお話は、かなり反省した内容です。
同時に、マニアックにもっと突き詰めていけば、意味分からんけど面白い、って言われるコンテンツができそうな、そういう希望をもてはお話でもありました。

ググれば一般解はすぐに出てくるこの世の中、その中で生き残るコンテンツは、やはり万人に受けなくても、一部の人にでも面白いと思ってもらえる、突き抜けたマニア性のあるコンテンツである必要がありますね。

本日もご視聴いただきありがとうございました。
ではではまた

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