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米10年債利回り上昇に強い銘柄ー1990年代半ば
米10年債利回り
![](https://assets.st-note.com/img/1713021649042-aqYgb0MAqH.jpg?width=800)
期間:1994年10月~1997年4月
米10年債利回りは1994年10月~1997年4月までの間に
アップダウンを2回繰り返しています。
1994年11月7日にピーク8.003%(赤色矢印)から下落。
1996年1月18日に底打ち5.524%(青色矢印)から上昇。
1996年6月12日にピーク7.069%(紫色矢印)から下落。
1996年11月29日に底打ち6.048%(緑色矢印)から上昇。
1997年4月14日にピーク6.977%(橙色矢印)から下落。
ダウ平均株価
![](https://assets.st-note.com/img/1713023222163-JQNbjb2mqQ.jpg?width=800)
期間:1994年11月~1997年4月
米10年債利回りのチャートで
記した矢印をダウ平均株価のチャートに
てらし照らし合わせました。
米10年債利回りが下落している時
矢印の赤から青と
紫から緑は株価の上昇が顕著です。
逆に米10年債利回りが上昇している時
青から紫ではレンジ相場に。
緑から橙では上昇幅を下落幅が相殺しています。
銅先物価格
![](https://assets.st-note.com/img/1713024397787-DP3GmX8aiP.jpg?width=800)
期間:1994年11月~1997年4月
銅先物価格を見ると
上昇するダウ平均株価とは
対照的に下落トレンドで
あったことが確認できます。
銅先物価格は
株価に大きく影響を与えますが
銅価格が下落しても
株価が上昇することがあります。
米国株式市場に資金が流入した時です。
米国が強いインフレに苦しんでいる場合
他国がデフレになると
それは米経済にとってプラスになります。
1992年に日本がデフレ化
1997年にアジア通貨危機
2000年にドットコムバブル崩壊
日本から始まったデフレは
アジアを飲み込み
米国もデフレ化させました。
2000年からは中国相場に
資金が流入して株式が大暴騰します。
2024年現在は中国がデフレになっています。
高配当の盟主KO
![](https://assets.st-note.com/img/1713049261654-ga8YoQRDFq.jpg?width=800)
期間:1994年11月~1997年4月
高配当銘柄の中でも人気のあるコカ・コーラ(KO)は
概ねダウ平均と同じ動きをしています。
優良企業言えども金利の上昇に弱く、
米10年債利回りが上昇していた
緑から橙では上昇幅を下落幅が相殺しています。
長期金利上昇局面であった
青から紫では金利のピークが近づくと
株価は上昇しています。
買いたいセクター①
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