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自分らしさを乗り越えないと楽しくない

お金がなくて、週7で働いていたことがあリます。
その時のバイト先で、Facebookでグループラインをつくられました。
仕事に個人のアカウントではいるのは嫌だったけど仕方ないです。

ある日私が「バレンタインデーでこんなチョコもらいましたえへへ」とおっぱいのチョコをFacebookにアップしました。
その記事をみた上司(ルブタンのヒールをはいている)が「ちょっとこの記事はフィッシュさんらしくないからやめた方がよいですね」といわれました。

1か月前にあったばかりのあなたに私の何がわかるんでしょう?

「最近やせた」という話をしていた時、このルブタン上司は、「フィッシュさんすごいやせましたよね」とおっしゃった。
「あったばかりなのになんでわかるのですか?」と聞いたところ「スーツがブカブカだから」といわれました。

1か月前にあったばかりでもわかることもあります。

さて最近の話です。
デジャブか?とおもうことがありました。

知り合いの編集者さんが「ラブホテルで別れ話をされた件」という記事をアップしていて、女優みたいなきれいな人だったのでがっかりしたことです。
この人らしくないと思ってしまい、記事もちゃんと読めません。
そもそも知り合いといってもFacebookフレンドなだけですが……

あなたに私の何がわかるのですか?
といわれそうですね。

この自分らしさジレンマにもやもやしていた時期があります。

シュッとしたさわやかな雰囲気(実際はただのエロ)をだしていたころです。かわいい女の子がいたので思い切って飲みに誘ってみました。
ところが、せっかく誘ったのに、まったく話しがかみ合いません。なぜなら、私がさわやかイケメンではなかったからです。 相手に幻滅されないようどのようにさわやかそうに話したらよいか全くわからなかったからです。

これは、楽しくないです。
もう初めから間違ってます。自分を演出したのがまちがいでした。

知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてるなら
誰だってそう。僕だってそうなんだ。

と、ミスチルの桜井さんも言っています。
確かに桜井さんがただのエロだったら落胆はげしいですよね。

さて、私たちは桜井さんの知名度はありません。
例えば、ミスチルの桜井さん的自分らしさの檻の高さが万里の長城だとするとわたしたちの自分らしさの檻のたかさなんかガードレールくらいのものなんじゃないでしょうか?

ぶっこわせばいいし、ひょいっとまたげばいいんじゃないでしょうか。

だって、Facebookでおっぱいチョコの記事アップするの楽しいですもん。


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