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おじさんを名捕手となずける

もうあかんわ日記を楽しみにしています。毎日チェックしています。岸田奈美さんのNoteで今日は弟に通うプールができた。と書いてありました。知的障害者の弟のために問い合わせを入れたスクールが行けそうだという内容です。

入会の問い合わせにでてくれたおじさんが話を聞いてくれたところからはじまり普通に話を聞いてくれたことがありがたいといっています。

クレーマーから相談者になったと表現していました。

めっちゃわかる。
相談する側は断られるかもしれない恐怖やら、過去の断られたトラウマやら想定問答やらで頭がいっぱいのところをフラットに聞いてくれるというのはそれだけで嬉しいものです。

それだけ人の話を聞いてくれる人はいません。

25歳位の時、総務部のおじさんが「あなたはどう思う?」と話をふってくれ「私は、こう思います」というようなことはそれほどこうだと思っていないのに話したことがあります。

ふんふんと聞いてくれました。別に褒められたわけでも有りませんが、その瞬間は全力で話をきこうとしてくれているのがわかりました。

このおじさんが、そのあと数年後私のクレーム対応をよけいややこしくしたり事務でミスって現場に迷惑をかけても私は全力でカバーし、何なら火消しに回りました。

人の話を聞くことにはそれだけの力があります。

カーネギーの人を動かすにも「傾聴」は大事なポイントとしてあげられてじます。

でもなかなかできません。
今日の西野亮廣さんのVoicyでは「やる気はあるけどから回る若手の共通点」でした。

やる気はあるけど、実力のない若手の共通点

無いセンスを出そうとしている。例えば自分の存在感を出すために商品に難しい名前をつけるといったことです。
実力不足を補うために変化球を投げようとする。ということです。

まさに25歳の時の私がそうでした。

「私は、こう思います」というようなことはそれほどこうだと思っていないのに話したことがまさにそれで、その時はやっていた仕組みを聞きかじった知識でおじさんにむけ披露してました。

たぶんおじさんだってわかっていたと思うんですね。
こいつの話ツギハギだなと。
ただおじさんは黙って聞いてくれたんですね、フラットに。

もうそれだけで嬉しいんです。
若手の意見なんて聞いてくれないと思っているし、聞いてくれなかった過去もあるわけなので。

名捕手古田と彼をなずけます。

名捕手古田に習って、いまおじさんとなったいま捕手どころか、暴投を投げ続けている自分に嫌気が差します。

商品を売りたかったら、自分をうれ、自分を売るなら人の話を聞けということでしょうか

名捕手求む。


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