冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってたのは私のおかげ説
2023年の8月から仕事を変えた。何度目の転職だろう。
事業所はITに特化した障がい者向けの事業所。
自己紹介で「バツ2です」というとちょっとだけ距離が近くなりました。
配属先の長は放置タイプ。
*いい人です
わたしと同じ。私にバツが2つついた理由でしょうか。
仕事は待っていてもこないのでそろりそろりと自分で仕掛けます。
個人運営していて数か月放置していたユーチューブがあったのでこちらの再生数上げることと収益化することを目指すことにした。
6700人の登録から頭打ちとなり、少しづつ登録者が減っていっていきます。
ちなみに収益化はできていない。
音声メディアだったためユーチューブ側から承認が下りなかったという理由です。Googleさんしっかりしてます。
この音声メディアに動画を差し込み再度UPすることによって収益化を目指すということ。
しかし、問題があります、再度UPすると再生数が0になってしまうんです。
せっかく25万回再生された動画が再生数0スタート。
ユーチューブはオワコン説もあってそもそも広告収入を目指すことにいみがあるのか?
今の登録者を自分が持っている商品に誘導したほうがよいのではないか?
やらない理由がうかびます。
最終、再度UPすることに決めたんですが、再UPするごとに登録者数が減っていきます。
結果的に15本UPしながら登録者数が6220人にまで減っていきました。
130本ある動画を15本リニューアルして500人登録者が減ったわけです(汗)
とってきた動画を編集なしでつけるだけだから大した手間ではないけどさすがに結果がでないとへこみます。
そんなある日、ショート動画がいいよと友人のお誕生会でであった友人の方に教えてもらいました。
「ショート動画やったら?」っていわれたのは3回目くらいだけど。
3回目に言われたときにこれは天の声(おおげさにいってます)なのかと心にひっかかり、ためしにやってみることにしました。
で、やってみたらちょっと再生数があがったんです。
*30回が120回くらい。
ちょっと光が見えたんです。
今までと同じ音声動画を自分の利益のため(収益化)だけに再UPすることにうんざりしてもいました。
ショート動画はここはいい話と思うところを編集し、後ろの30秒動画も編集することにしました。
見る方も作るほうもタイパがいい。
ちょっと楽しいなと思えてきて、作業もB型事業所にかよってる利用者さんにふってみたところわたしより全然うまい。
120回が150回になり700回くらいになってくると、利用者さんノッてきて、フリー素材いれていいですか?ロゴまわしてみませんか?といって工夫しだしてくれるようになりました。
3か月くらいたってくると登録者数がプラス1になりました
*今まではマイナス。
befor after
通常動画 ショート動画
うまくいってんじゃ?
と思い出してからは一気に登録者が戻ってきました。
通常の動画から半分ショート動画から半分という増え方です。
仕事が面白くなってきたのもこのころからです。
そりゃそうです。自分の動画の収益を上げるための作業をしているだけの時よりより良いものを利用者さんとともに作り上げていくほうが楽しいに決まってます。*工賃もでます
この面白くなるってのがなかなか奥が深くて、たぶん利用者さん(作り手)のほうの意識も変わってきているのを感じます。
なんか頼まれた動画を編集してるだけのときよりつまり作業してる時より、自分で工夫してフリー素材を音声に合わせて挿入したりして再生数を上がってくるとうれしいもんです。
*スキルもどんどんあがってきた
目の前のブロックをただつくっている職人より目の前のブロックによって作られる家で団らんする家族を想像する職人のほうが優秀だといわれるように
ただの作業が喜びにかわるんです。
たぶん。
これが収益化されてくればさらに楽しいでしょう。
私の作ったものがみんなに見られて月10万になった(仮)とします。
一番の効果は「あれ?金稼げるじゃん」とおもうことです。
私も含め世の中の99%の人はYouTubeでお金を稼いでいる人が周りにいないので、別世界のできごとと考えています。
目の前の編集スキルのないバツ2のおっさんが10万人の登録者がいて月30万かせいでたとしたら夢ありません?
こいつにできるならおれにもできるんじゃね
とおもった時がSランクになった瞬間です
そんなんできるわけないという別世界からできるんじゃねという現実世界にパラレルチェンジした瞬間です
医学部の学生に医師の親が多いというデータがあります。これは遺伝的に優れているとかではなくて、医者になれるという思い込みができる環境にいることが大きいと思うのです。親が医者だからなれるでしょってこと。*お金の問題は置いときます。
冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた
冒険者になりたいと都に出ていけば危険な目に合うでしょう。目をそむけたくなるような出来事に出会うかもしれません。結果的に心を病んでしまったかもしれません。
実際に病んで
障害手帳という印籠をもった瞬間
これで娑婆から脱出したという安堵。
もう娑婆の人間ではないという不安。
ぬるま湯の天国は瞬間的に地獄にもなりこころの状態とともに天国と地獄の間を行ったり来たりします。
障害手帳を持った彼らと社会とのつながりの場所がB型事業所なのですが、ここは天国と地獄の間に位置するぬるま湯地獄です。
B型事業所に慣れてしまうと、特殊な人間になってしまします。
怒られることも、そんなにありません。
印籠は捨ててほしいんです。
事業所としてはマイナスですけど・
利用者さんにはもう一度、冒険者として都にでてってほしいんです。
つまり、私の武器は社会に適応するだけでなく動画をつくってあとはずっとひきこもってます。とかでいいんです。
会社に9時~17時出勤できなくてもいいんです。武器をもってほしいんです。別にYouTubeじゃなくてもいいしなんでもいいんです。
そんな、こいつにできるんだったらおれにも案件を探しています。
なにかおやくにたてることありませんか?
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