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人生に影響を与えたビジネス書5選〜マイナー編〜

こんにちは!

株式会社リブセンスで働いているRikiです。
(僕の自己紹介はこちらに記載しています!)

在籍しているリブセンスが「#リブセンスnote100本チャレンジ」という壮大で素敵なチャレンジをしているため、僕も1記事書かせていただければと思います。

さて、世間ではコロナによる外出自粛に伴い、「ブックカバーチャレンジ」(ブックカバーチャレンジってなんだよって方はリンク先にとても前向きな姿勢で説明されてる記事があるのでご覧ください)なるものが流行っているかと思います。

僕もありがたいことにバトンをいただいたのですが、生まれた時からとても面倒臭がり屋な性格でして、「1週間毎日本を紹介するのは辛い…でも自分が読んだ本で面白かった本を人に紹介するってちょっと面白い、やるかやらないか悩むなあ…そうだ!1つの記事にまとめて書いちゃえばいいんだ!あと、7って数字のキリ悪いから5にしちゃおう!」

ってことで自分流にカスタマイズしたブックカバーチャレンジに挑戦したいと思います。
テーマは、

「人生に大きく影響を与えてくれたビジネス書5選〜マイナー編」

例えば、「LIFE SHIFT」や「イシューからはじめよ」といったメジャーなタイトルは世の中にレビュー記事がたくさん出回っているので、今回は敢えてあまり世には出回ってない、けどすごいいいんですよー!
という名著を中心にご紹介させていただければと思います。

外資系トップの仕事力Ⅱ―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか

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まず1冊目はこちらの本です。

偉大な外資系企業で働いている社長達が今のポジションに辿り着くためにどのような人生を歩んできたか、どのような努力をしてきたかをインタビュー形式で自叙伝風にまとめている本です。

起業家のサクセスストーリーは世の中にたくさん出回ってると思いますが、サラリーマンからスタートし、Topまで登り詰めた人達の話ってなかなか聞く機会ないと思うんですよね。

元からどんな優秀な方であっても尋常じゃない努力をしていて、その結果として今があるという、よくあるメッセージをリアルに体験できるそんな一冊だと思います。

僕はこの本に出てくる人達には遠く及びませんが、自分が弛んでるなって感じた時やモチベーションが上がらない時は、今でもこの本を読み返し襟を正しています。



謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦

エニグモ

BUYMA」というアパレル特化型のソーシャルショッピングサイトを運営している、株式会社エニグモが起業してから今日に至るまでのストーリーを描いている本になります。

当時この本が販売された2008,9年頃は、今ほど活発的にベンチャー企業のサクセスストーリーを書籍化するような動きはなかったため、まだ社会人に成り立てだった僕は、「こんなワクワクする世界があるのか、ベンチャーって面白そうだな」と強い刺激を受けたのを覚えています。
(結果として、この本を読んだ後、ディー・エヌ・エーに転職することにしました)

面白そうだなと感じる一方で、1から会社を立ち上げ成功させるということは、とてつもなく大変であり、どんなにいいアイデア、ビジネスモデルであっても、必ずしも成功するわけではないんだなというある種、世間の残酷さみたいなものも学びました。

あと共同経営者である須田さん、田中さんの仕事に対する人生観がとてもカッコいいので、一見の価値ありです。


現実を視よ

現実を

7,8年くらい前にラスベガスに旅行に行く機会があり、片道14時間くらいのフライト中本でも読むかと思って、空港で偶然手にした一冊がこの本でした。

行きの飛行機で読む中で、「俺はこのままラスベガスに行って遊んでる場合なのか…」ととてつもない焦燥感にかられたことを今でも覚えています。
(ラスベガスに着いたらそんな杞憂は一瞬で忘れて、めちゃめちゃ楽しみました)

概要を軽くお伝えすると、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われ、戦後における日本経済の高度成長が世界的に注目を浴びていた時代から、約30年の月日が流れた2010年時点において、日本は他国に対して多大なる遅れを取り、「ジャパン・ナッシング」とまで揶揄されるようになってしまった。

しかしながら、今でも日本人は自分達は世界的に見ても裕福で恵まれた国だという錯覚をしており、「成長意欲」というものを忘れてしまった、
今こそ謙虚に自分達を見つめ直し、再度立ち上がろうというのをユニクロ創業者の柳井さんが力説されています。

後に、同じ価値観を持たれている大前研一氏との共著「この国をでよ」も
執筆されているのですがこちらもおすすめです。


Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方

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リクルートを代表するサービスの1つ、「Hot Pepper」
今でこそ、誰もが知るビッグサービスですが、Hot Pepperが世に出た2000年当時は、マーケットが本当にあるかもよくわからないし、組織の大半の社員が業務委託と3年という契約期間に定めのある契約社員で構成されており、ある種サービスに対するロイヤリティも高くないメンバーが集まっており、社内でも全く期待されず誰も成功するとは思っていなかったと言われています。

事業作りの楽しさや難しさなどが本当にリアリティ高く書籍には記されており、読んでいてとにかく面白いし、学びが多い書籍です。

何よりもすごいのが、リクルートという会社が事業を成功させる様々な複雑な要素をちゃんと体系化してノウハウとして蓄積している点と、そのノウハウを惜しみもなく情報公開しているという点です。

僕は、このナレッジが書籍として情報公開されているということに、リクルートという会社は公開したとしても自分達も成長して、常に1歩、2歩先を進んでいけるという自信の現れを感じ取りました。

苦しいことや辛いこともあるけれど、みんなで一致団結し、1つのサービス/プロダクトを成長させ成功させることの楽しさ、やりがいがふんだんに盛り込まれている素晴らしい本です。


ディズニー7つの法則

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この本は、僕の仕事人生に最も大きな影響を与えてくれた本です。

世界的に有名な「ウォルト・ディズニー・カンパニー」が、いかしにて「顧客満足世界一」を実現し、多くの顧客からの支持を長きに渡って得られているのか、その仕組みを体系立ててストーリー仕立てで説明してくれています。

多くの人が1度は訪れたことがあるであろう、「東京ディズニーランド」は、米国のディズニー社からオリエンタルランド社がライセンスを譲り受けて経営しているのですが、オリエンタルランド社にも同じような思想が根付いており、日本のディズニーランドでも書籍に記載されている仕組みが活かされています。


もしディズニーランドに行く機会があったら、書籍を読んでから行ってみると新たな気づきがあると思います。

世の中のビジネスの大半は、企業/個人が何かしらのサービス/商品を通じてユーザーに価値提供を行い、その対価としてお金を支払ってもらい成り立っています。

では、ユーザーが継続的にお金を払いたいと思うサービス/商品とは何なのか、それはユーザーのニーズによって様々ですが、企業/個人が提供する上で、本質的に大切なものがこの書籍に記されています。

僕はこれまで様々な業界/職種を経験してきましたが、どんな仕事をする上でもこの書籍に書かれていることを意識するように心掛けています。

最後の章は涙なしでは読めない素晴らしい内容です。


まとめ

自分が好きな本を勝手に紹介しただけですが、いかがでしたでしょうか?

こうやって思い返すと本から学んだことは、今の自分の価値観や仕事観に大きな影響を与えているなと改めて振り返ることが出来ました。

みなさまの読書ライフに少しでもプラスになれば嬉しいです!

このような素敵な機会にお誘いいただき、
やがわんさん改めてありがとうございました!


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