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組織形成の話

僕が今の会社にジョインしたのはちょうど5年前ぐらい。参画する前は、自分でWEB関係の仕事をしつつ次のチャンスをうかがっていたタイミングでした。ジョインと言ってもたった二人で「第二創業」として新たにスタートしたので、再度0から組織は作ってきたと思います。ただひたすら目の前の仕事に忙殺されつつ気づけば、3人、5人、8人も仲間も増えていき、それなりに「組織」と言えるところまで一歩ずつ成長し、壁にぶつかりを繰り返して、きたと思います。今回はそれぞれ個性ある組織をどうやって活かしていけばいいのか、という部分について書きたいと思います。

たった一人の影響で大きく変わる

過去を振り返ると一番多かった時、全体で約10名以上いました。拠点も東京と京都で2拠点、それぞれの本社と支社という形で運営してました。それぞれ3名〜4名程度が在籍。僕はその時、東京・京都をどちらも統括するポジションだったので、普段は両拠点の拠点長と業務面・人事面などを打合せをして、拠点長から情報を下ろす組織体制でした。一見、体制的にはよく他の会社でもある体制ですが、当時を振り返ると東京支社は立ち上げにも関わらず、拠点長が常に在住してチームを見ている状況ではなく、月に何回か京都から東京へ通いながらチームを見ていました。案の定、このやり方は失敗(笑)ほぼ新しく東京支社に入社したメンバーと常に横にいる状態ではなかったので、誰かがマイナス的な要素を出すと一瞬で連鎖を起こす。マネージメントをするにも手遅れ。改めて人は自分が置かれている環境によって大きく左右され、すべて連鎖してしまう生き物だということを痛感しました。

やっている事業の未来やミッションの共感

今でもインターンや新卒や中途採用等で面接に来られますが、何よりも一番見てるのはうちのカルチャーに合うこと。これはよく周りのベンチャー経営者も書いている通り、スキル面のみで採用してもうまくいきません。うちでも実績やスキル経験者を何人か採用しましたが、うまく活かせる土俵を作ることができませんでした。それぞれの会社のステージによって変わるかもしれけど、それなりのボードボジション、例えば役員クラスのポジションにアサインならまだいいのかと思います。結局残っているメンバーは、事業やこれから先のミッションに共感や使命感をもったメンバーです。そうやって、個人が自発的に動いていく要素を持たせることは非常に重要だと感じてます。

個性ある組織を分けてみた

現メンバーになってからマインドの部分はそこまで問題ではないけど、もっとそれぞれが連動して機能していく組織形成はないのかなぁと結構考えてきました。じっくり個人の特色を見ていくとそれぞれ全く個の強みが違うなということに気づいてから皆んなが同じことをするのではなく、現メンバーがそれぞれのポジションで各となるセクションを作って、チーム作りをしていく方がいいなと気づきました。これまでは個人に数字目標が設置され、それに対してそれぞれがしっかり追っていくスタイルだったので、完全に個の営業マンの集まりでした。それをいきなりすべて変えたわけではなく、そもそもうちの売上を作り上げる要素は何だろう、ともう一度整理をして、そこから3つぐらいのカテゴリーにわけて、そのカテゴリーに現メンバーを照らし合わせて考えると見事に分けれそうだったので、その説明をして理解してもらい、今後はそういう組織形成をしていくという形で役割を細かく分けて現在、動き出しています。

実際それでどうなの?と聞かれるとこれから検証していくのでこのあたりの結果はまた今後書いていきたいと思いますが、それぞれの強みを活かすように要素を分解して分けて、分けた部署内で目標を決めてもらい、あとは行動するだけというところまでリーダー的なポジョションの人が落とし込んだ方が本来の全体としてやるべきことに集中できるので結果的に組織は伸びるんではないかと色々な情報をインプットしてみて感じていることです。


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