雨のパレード - Tokyo

たまたま久しぶりに聞いたらやっぱり変わらず好きだったので取り上げる。

雨のパレードは当時4人中3人のメンバーが鹿児島出身という、同郷っぷりに魅かれたのがきっかけだった。なんとなくイメージでロックバンド感が強いのかなと思っていたけど、楽曲を聞いてとても衝撃的だったのを覚えている。

この「Tokyo」も収録されている「New generation」というアルバムを全編を通してそうなのだけど、いままでに感じたことのない温度感の音楽が並んでいた。
体温よりも少し低いけど、冷たくはない感じ。
文字にすると恥ずかしいけど、名前の通りNew generationだと思った。

リリースから6年くらいたって、何回も聞いたことも重なっていまでこそNew generationとは思わないけど、あらためて聞いても独特な温度感は健在だと思う。

そして、この頃の雨のパレードは歌詞もシニカルなものが多く、メロディ派の自分も詩の世界がすっと耳に入ってきたことを思い出した。

軽やかで耳ざわりのよいボーカル、優しいメロディにシニカルな歌詞。
最近になって、この3点セットに非常に弱いことに気づいた。

https://amenoparade.com/

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