吉川亮毅 - マニキュア

先日横浜で行われたスエフェスで出会った吉川亮毅さん。当日唯一の弾き語り出演で、初めて聞く方だったのだけど、リハーサルの時点で心地よい歌声と好みなギターに「もしや好きかも」と感じていた。

ライブが始まってその予感は実感に変わっていったんだけど、初めましてにも関わらずこの曲でいきなり突き刺さってしまったような気がする。

弾き語りのアーティスト、そんなにたくさん聞いてきている訳じゃないけど、タメ方だったり熱唱だったりで聴かせてくることが多いと思ってて(そりゃそうだ)
その感じがすっと心にフィットすることもあれば、どうにも落ち着かないことも多々あって、弾き語りとなるとどうしてもちょっと構えてしまうところがある。

吉川亮毅さんは、リハーサルの時点でそうした構えをノーガードにしてくれたこともあって、この曲もとても素直に聞くことができていた。静かに憂いをささやくような素敵な曲だったのだけど、サビに入った瞬間のファルセットがあまりに気持ち良く響いた。目が覚めるような凛とした響きと思った後、少し抑えたメロディ展開がとてもグッときてしまって、サッと鳥肌が立つのが分かった。

さすがに初めてお聞きするアーティスト、初めての曲で、いきなり鳥肌が立ったことはなくて、不意を突かれたような感覚だった。
なかなか動画だけではわからない感覚だと思うのでぜひライブで聞いてほしい。

これを機にもっと弾き語りのアーティストも聞いていきたいなと思った。

吉川亮毅さんのTwitterはこちら↓
https://twitter.com/95_ryoki

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