見出し画像

FirstPenguinsが始まるまでの人々の支えにありがとうを言いたくて。

主宰のでんみちこです。
新しいことをやろうと決めた時、人の支えがないと本当にできないんだなぁ、と今まさにサービスの公開を前に心から実感しています。

自分でサービスを立ち上げてやっていこうと思ったきっかけは11月末に出したnoteでした。自分に働こうと声をかけてくれた企業からやっぱりごめんなさいと断れたことをまとめたものです。自分としては納得しているし困窮しているという状況ではなかったのですが、まだ次にどんな働き方がいいのか見えていなくて、フリーランス?業務委託?行きたい会社も手伝いたいサービスもないなーと思っていたので、なんとなく次に向けて誰かと話したいという気持ちがありました。そんな時に友人の清田いちるさんが連絡をくれました。ご自身の過去あったことを赤裸々に素直に伝えてくれたこと、私を励ましてくれたこと、それがものすごく大きな勇気になりました。人に寄り添うってこういうことか、というのをまざまざと感じました。

また同じ時期に起業家であり投資家でもある菊池紳さんとも何度もお話をしました。とにかく「あなたは"個"をもっと大事にしなさい」という一貫したメッセージが私を奮い立たせました。やるなら協力するし、私が考えていた他のアイデアにも「それ、俺投資するよ」と3秒で投資の判断まで。「あんたはできるんだから!!!」と、私はあんな風に励ましてもらえたことが、あそこまで言ってもらえたことが、これまで正直言うとなかったかもしれない。そのくらいドシーン…ときたんですよね。自分に可能性を与えて膨らませてくれる人がいるんだ、と一気に人生のカラフルさが増したのはその時だったと思っています。

そこからやりたいことをやるためには、まず自分のベースを作ろうと決め、それがFirst Penguins(以下Penguins)だと思いました。ライフワークをライスワークにできている状態、それが自分にとって在りたい姿です。

いつかをいまに。が以前までやっていたPenguinsの前身のでんこラボのテーマでしたが、心の中で「いつかあっちゃんと一緒にビジネスをしたい」と思っていたことも、「そうか。今叶えちゃえばいいんだ!」とストーンと落ちて、あっちゃんに「一緒にやろう」とお願いしました。あっちゃんは数年前に私のコーチとして出会い、コーチング終了後も友人としていてくれてでんこラボも初めから支えてくれていた人です。すぐに快諾してくれてそこからサービスの設計を始めました。2021年元旦の夕食の時間は気づけば私へのビジネスコーチングになっていて、4時間も経つ頃には私の頭から湯気がプシューっと。笑 ヒーヒー言いながらもとても充実した時間でした。

トレタの元同僚にもたくさん助けてもらいました。やりたいサービスがあるけどどう進めたらいいか?の相談を元COO吉田健吾(けんごち)さんや元CTO増井雄一郎(ますいっち)さんにしました。けんごちさんもちょうど転換期で、新しいチャレンジに向かっている姿がとてもいいなと感じていて去年の年末に何度か話した時からまた話したいなと思っていたし、ますいっちとは2年前から定期的に恵比寿の吉野家でモーニングをしながら互いの状況を話していたのでとても相談がしやすかったです。そこでけんごちさんからは「でんさんはビジネスやるなら自分が好きで話しやすい人と仕事をするといいかもね」の言葉では確かに相手が心から信頼できる人で互いに尊重できる関係性の方がより良いサービスを生み出せて自分らしくいられると感じたし、ますいっちからは「好きなことをとにかくたくさんやったらいいじゃない!」と強く言ってもらえたことがとにかくうれしかった。2人のエンパワメントはものすごく大きかったー!

私の語彙力だと伝わらないかもですが、とにかくみなさん素晴らしい言葉をたくさんくれました!

他の元同僚からも経理や営業、マーケなど、私がやったら助けてくれる?と言ったらもちろーん!と。これもうれしかった。。。涙涙涙 ありがとう。

そこから毎日毎日やりたいことを紙に書き出す日々。思いを連ねたペーパーは何十枚にもなり、それをまとめたり整理したり。英治出版のコミュニティスペースに毎日通いつめ、朝から晩までひたすら作業。いつも隣で作業しているセルフマネジメントのプロで今回のPenguinsのゲストでもある稲垣聡一郎さん(イナちゃん)にはアドバイスだったり、相談役だったり、雑談してもらったり、とたくさんお世話になっているなぁとしみじみ思います。

また、人材エージェントのミライフの佐藤雄佑さん(すけさん)には「でんちゃんは自分でやった方がいいと思う。つながりがそれだけあるのだからエージェントができることはないよ。」とハッキリ言ってもらったし笑、またエグゼクティブ向けエージェント コンコードの杉浦元さん(スギさん)には「でんちゃんがプライベートジェット購入の夢を叶えるなら道は2つ。起業をするか、投資家になるか。」と私のぼんやり掲げていた夢について真剣に具体的に道を示してくれました。テキトーなことは一切言わない、本音で本気で向き合ってくれたすけさん、スギさんのお二方には本当に感謝しています。本物のエージェントってこう言うものなんだろうな、と思っています。

また、関わらせてもらっているミライフキャリアクリニックのメンターのみなさまが「なによりも行動を起こすことが大事」とおっしゃっていたこと、そして「起業する人はダメだったとしても能動的に動くことができる人材として価値がある」とおっしゃっていたことにとても勇気づけられました。


ゲストのみなさんは以前からつながりはあって「いつかこの人と一緒に何かやりたい!」と思っていた人ばかりです。若新雄純は大学時代からのつながりだから20年前から彼流のスタイルで貫き通してきていることはよく知っているし、最近の活躍を本当に嬉しく思っていました。先日も2時間ほどzoomで話したけど、とにかく動いているし、考え方がやわらかい。既成概念にとらわれない脳味噌の使い方、本当におもしろいです。彼から直接メッセージがもらえる機会、本当に貴重だと思うし、刺激がすごいので、参加者のみなさん楽しみにしていて欲しい!がくちょこと仲山進也さんは私がヤッホーブルーイングにいた頃からやりとりさせてもらっていて自分を中心に置いてどう働くかの在り方を常に新しい切り口で提示されている姿に感銘を受け続けています。空間の辻本さんはつい最近私のバイト先にお客さんとして来たのが出会いでしたが、京都のホテルアンテルームの設計に関わられていたり、時代の流れを汲み取りながら人と空間の在り方の提案をされています。それぞれ出会いや付き合いの長さは様々です。

共通して私が思っているのはオリジナリティ溢れる自分の人生を生きている人たち、そして新しい在り方を常に追求されているということ。心から尊敬しているし、見ていてワクワクする人たちなのです。
なのでそんなみなさんがまだ実績も何もない私のオファーにも即決でOKのお返事をくださり、本当にありがたかった。でも、私はただ甘えていて、この方々に返せるものはあるんだろうか?と毎日心の借金をしているような感覚になり、やさしくしてもらえばもらうほどその沼に落ちていく。

私にはもう不安や恐怖、緊張とか、恥ずかしいと言った感情はなくなったと思っていたのに、自分のやりたいことで食っていくと決めて始めてみたら人に甘えるばかりでどんどんプレッシャーばかりが重くのしかかり、まだその感情が残っていたのかー!!!と。時に感情が爆発して近くにいる人に対してこれが"八つ当たり"ってやつか!みたいなこともしてしまったり。。頭ではわかっているのに、行動が伴っていない。もっとセルフマネジメント力を上げないとな。と反省しました。

そんな時にストレングスファインダーコーチの西村明子さんからの言葉が私を救いました。「甘える=信じること だからね。だいじょうぶ」と。
うわーん…涙涙涙…!!

あっちゃんからも毎日コーチング兼カウンセリングをしてもらっていたような気がします。我ながら本当にいいビジネスパートナーを選んだもんだ…と。本当だったらコレいくら払わないといけないんだ…???と考えるとゾッとする金額になるから考えないことにしました。笑 スキルの搾取にならないよう、きちんと関わって良かったと思ってもらえるコミュニティにして恩返ししようと思います。

あっちゃんから私がかけてもらった言葉のほんの一例をご紹介。

これが現状の外のゴールに向かう最中に起こる心境
エフィカシー(自己効用感)が下がるんだよね
自分が経験してきた範囲から飛び出たチャレンジだからね
そうそう、ドキドキ、グラグラしながらいくもんだよ
田ちゃんは、人よりもできることがたくさんあったからすでに経験範囲の内側で動いてたのかもねー。
今から本領発揮だ!
どんどん枠を超えていこう
自己適用しながらコミュニティに挑戦するっていいね。
その挑戦プロセスも発信しながらいこうよ
うまくいくとかいかないとか
関係ないんよ
やりたいことを見据えて
突き進むのみ
なので、ゴールのイメージをもっと話そう
そこに行きたくてたまらなくなるように^^
全てのプロセスが楽しくなるように
夜中に1万文字のメッセもらっても嫌じゃないからどんどんアウトプットしながら、好きなように動こうよ(笑)
ちゃんとしてなくていいんだと思う。
やりながら、ぶちあたりながら変えながら試行錯誤しながら
ペンギンだからヨチヨチいこう。
海の中では、思い通りに泳げるから、ここ突き抜けたら気持ちいいよ

こんなふうに新たな挑戦で右往左往、くじけそうな気持ちでいるところに声をかけてくれる存在がいるってすごくないですか?
私はPenguins自体もそういうチームにできたらいいなと思っているんです。あっちゃんはプロのコーチでもあるけど、これはコーチだからやっているわけじゃないと思うのです。ゴールに目標に向けてがんばる人を支えたいという思いからなんじゃないかな。

他にもたくさんありがとうを言いたい方がいるので、このありがとうシリーズは他のnoteにも散りばめて行きますね。

クリエイティブに関してもここで書いていこうと思いましたが、また次のnoteで。Penguinsのブランドを設計してクリエイティブに反映するまでの頭の中を記録として書き留めておこうかなと思いました。

▼私の治療中の病「ちゃんとやらなきゃ病」に関してはこちらでも

▼こちらもぜひ

▼First Penguinsのサイトです


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?