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ランニングにおける”正しい”ストライド

皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
FIRST TRACK 理学療法士の佐橋です。


FIRST TRACK RUN CLINIC

FIRST TRACKでは毎週土曜日に【身体の専門家によるトレーニングでランニングフォームを改善するRUN CLINIC】と題してランニングの練習会を開催しています。

7/19 RUN CLINIC

ここでは
” 距離を走る練習 ”
ではなく、
” フォーム(動き)や身体機能を改善する練習 ”
を主に行なっています。

そんなRUNCLINICでは毎月の動き作りにテーマ(課題)を持って練習をしています。
↓これまでのテーマ
4-5月『ブレーキの掛からない接地』
6-7月『楽に跳ねる走りを手に入れる』

2024.8月のテーマ

“正しく”ストライドを広げる

今月である8月からのテーマは『“正しく”ストライドを広げる』です🏃‍♂️💨

ランニングの速度はストライドとピッチで決まるので、
ストライドの長さはランニングパフォーマンスに大きく影響します。

長距離実業団選手のストライド

だた、無理やりストライドを広げれば良いという話ではなく、”正しく”というのが大切になります。

”正しい”ストライドと”誤った”ストライド

皆さんは「ストライドを広げよう」と思った時に走りの何を変えますか?

この時に直感的に【大きく脚を前に振り出す】【跳ぶように走る】ことをしてしまう人が非常に多いですが、これは誤ったストライドの広げ方です。

【大きく脚を前に振り出す】ことで代償的に前方接地になって走りのブレーキ成分が強くなったり、
【跳ぶように走る】ことでピッチが落ちて結果的に速度は変わっていなかったり、
とても危険で非効率な状態になっています。

左オーバーストライド

これらを解決する”正しい”ストライドの広げ方は、
反発を利用して軸脚で地面を押すことでより強い力(速度)で身体を空中に放出する 】という方法です。

難しい表現をしましたが、
反発を使ってしっかり地面を押すことでストライドを出していきましょう💡
ということです。

この動きを獲得する為には
股関節の可動域体幹の安定性足部の安定性が整った上で、
反発を受けやすい接地位置と姿勢を学習して、
地面を上手く押す感覚とタイミングを掴んでいく必要があります。

初めは難しいと思いますが、難しい動きも基礎的な動きに落とし込んで1からお伝えします。
慣れれば楽に速度を出せるようになるのでトレーニングやドリルを通して少しずつ練習しましょう👍

9月RUN CLINIC申し込みフォーム

FIRST TRACK 佐橋


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