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愛着がないと..死ぬ?

タイトルが、ストレートな表現となり、少し怖く感じてしまったらスルーして下さいね。

本題に入る前に、子育てについて少しお話しさせて下さい。

子育てとは、文字の通り『子どもを育てる』という意味です。

子どもを育てる為には、身のお世話から始まります。母乳やミルク、排泄などを通して、我が子を抱きしめ、目を見て微笑み、話しかけながら愛情をかけて育てます。
母乳やミルクを飲ませて、身体の成長を促し、満腹感、満足感を得ます。
排泄処理を通して、不要な物を身体の外に出し、生きる力を身につけ、心地良さ、精神的安定を得ます。
それらの身の周りのお世話を通して、快と不快を区別していきます。
お世話をしてくれる人から、声をかけられ、顔を見合わせ微笑む。

つまり、愛着形成の一歩です。

保育を学んでいる方はご存知かと思いますが、産業革命後のヨーロッパで...
赤ちゃんのお世話を最低限しかせず、目を合わせない、笑いかけない、語りかけないといった育て方で実験を行いました。
結果は、実験が終了する前に赤ちゃんはみんな死んでしまったのです。
1人、2人ではないですよ。全員です。
ショックと驚きを受ける方も少なくないでしょう。

そんな実験は、許されることではないですが...
現実にあってはいけません。

実験結果からしても愛着は死に関わるということです。

保育の本などにも記載されていますが...
心理学における「愛着」とは、主に乳幼児期の子どもと養育者(親や保育者)との間で形成される心理的な結びつきのこと=アタッチメントです。

アタッチメントは、簡単に言うと肌と肌を触れ合うこと。

肌は、温かい、冷たい、暑い、痛い、くすぐったい、痺れるなど感じる場所です。神経を通して、様々な感覚が育ちます。

赤ちゃんは、産まれて初めて重力を感じ、自由に手足を動かすことができません。

泣いたら、抱かれ母乳やミルクを飲む。

泣いたら、身を任せオムツを替えてもらう。

その繰り返しの中で、肌と肌を触れ合いながら心地良さを感じ、次に喃語を発して関わりをもとうとするのです。

愛着形成がうまくできないと、サイレントベビーになってしまうかもしれません。
常に無表情を保ち、泣いたり、笑ったりしないような日々は、大人もつまらない世界ですよね。

白や黒ばかりの世界ではなく、3色、6色と色んな色が見える世界を赤ちゃんにも感じて欲しいものです。

現在は、SNSが普及し、切り離したくても切る れない時代です。

四角い窓(スマホ・TVなど)を見ながらの授乳やオムツ替え、話しかけになっていませんか?
産業革命後のヨーロッパのような実験状態になってはいませんか??

生後1、2ヶ月は、特に肌と肌を触れ合い、あなたが私の大好きな人!!大切な人!!!
....と、なるような存在になるといいですよね。

この世界に産まれてきた赤ちゃんには、この先もずっと生きたい希望をもちながら大きく育って欲しいものです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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