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育休中に不動産買ってみた!?【第4話:初めてのリフォーム】

こんばんは!FIREママ『すず』です。
賃貸派?持ち家派?などの声をよく耳にしますが、私はFIREを目指しながら、育休中に不動産を購入しました。
その経験をテーマ別にお伝えしていければと思っています。今回は最終回「初めてのリフォーム」について、当時の経験を思い出しながら、書いてみたいと思います。
参考)
第1話:育休中に不動産を買おうと思った理由
第2話:不動産選びの5つのポイント
第3話:初めての住宅ローン

中古マンションをリフォームしてみた

意外と迷うリフォーム業者の選定

紆余曲折ありながらも、無事住宅を購入した私。築20年ほどの中古マンションを購入したため、もともとリフォームはするつもりでした。
でも、いざリフォームしようと思うと、意外に迷ったのが「リフォーム業者の選定」でした。相見積もりを取ろうと思っても、リフォーム業者の数が多すぎて選ぶのも一苦労。あまりよくわからない会社を選んで変な施工をされても嫌だし、倒産しちゃったとかも怖いです。でも大手は値段が高そうだし...。

悩んだ末、私は信頼できる不動産の師匠Aさんから1社紹介してもらい、あとは「SUUMO(スーモ)リフォーム」という、リフォーム業者を選定してくれる会社にお願いして、私に合った業者さんを探してもらいました。
SUUMOリフォームの直接の手数料は無料です。もちろん、施工金額にそのあたりは影響するのかなとは思いましたが、万が一紹介されたリフォーム業者が倒産した場合、補償してくれる制度があるなど、トータルで考えて安心だろうと判断しました。

SUUMOリフォームからの紹介は3社あり、そのうち2社と話が進みました。
結果的に、大手・中堅・地場に根付いた小さめのリフォーム業者の計3社から見積もりをもらい、それぞれに良いところがありましたが、最終的に私は地場に根付いた工務店を選びました。

地場に根付いた工務店を選んだ3つの理由

  • 施工担当の方とも直接相談ができる安心感

  • 中間マージンがないので、価格が安い

  • 柔軟な対応をしてもらえる

大手の場合、提案書は綺麗でよいのですが、直接相談した方(契約した方)が施工を指示するわけではなく、施工は下請けに完全に切り出すため、こちらの希望と実際の作業にギャップが出る可能性を考慮し、辞退しました。
中堅業者さんの場合も同じく、施工は下請けに出されていました。

一方で、地場に根付いた工務店さんは、お見積もりの際に、施工担当の方も同席されていたので、直接希望を伝えられたり、細かいところもしっかりと見てくださる安心感がありました。

もちろん、工務店さんの方が価格が安かったことも決め手の1つです。中間マージンが発生しないため、初回のお見積もりの時点で大手と、工務店さんとでは60万~70万円程、金額に差がありました。

実際の施工に関しても、お願いした工務店さんはとても柔軟に対応をしてくださいました。例えば、わが家は壁紙を全面張り替えたのですが、その際にリビングの一面だけ違うカラーにしてほしいとお願いしたところ、通常だと別に料金が発生するところを無料でサービスしてくださったりして、ここに頼んで良かった!と満足できる結果となりました。

リフォームした箇所

わが家は以下の3点をリフォームしました。

▼壁紙張り替え

before:リビング
after:リビング

全面張り替えしました。ポイントとなる壁を違うカラーにして、ちょっとおしゃれ度上げてます。なんちゃって、北欧系のイメージです(笑)
電気がついていないので、写真では少し暗く映っていますが、薄汚れていた壁紙と床を明るい色に変えたことで、お部屋全体のトーンもあがり、より広く感じられるようになりました。

▼床の張り替え

カーペット張りの部屋があり、娘がまだ小さくてハイハイしたり触ったりするところに古いカーペットがあるのが気になったので、それをフローリングに変えました。元々カーペットのお部屋のみ、張り替えの予定でしたが、せっかくだからとリビングと台所、洗面所の床も変えることにしました。笑

リビングは元々フローリングだったのですが、最近はフローリングの上に貼るシールのようなタイプのフローリングがあるんです。見た目は完全にフローリングで耐久性にも優れていて、小さなお子さんがいるご家庭などにはおすすめですよ、というアドバイスもあり、選びました。
結果的に、これが大正解。まだまだ遊びたい盛りの娘は、おもちゃを投げたり、飲み物をこぼしたり、毎日やりたい放題!とても綺麗に仕上がり、丈夫でお手入れもしやすく、やってよかったなとつくづく実感しています。
台所と洗面も、元々の床の上に新しいシートを貼ってもらっただけなのですが、費用をおさえながら、見違えるように綺麗になりました。

before:カーペット
after:フローリング

▼IHキッチンに変更・食洗器取り付け

一番お金がかかったのはキッチンでした。
備え付け食洗機の導入は、旦那も私も時短家事のマストアイテムだと考え、即決断。ガスコンロからIHへの切り替えは、私の強い希望で取り入れました。お掃除が簡単だし、火事の心配もないし、子供が小さいうちは特に安全面を考慮したいと、IHに切り替えました。
予想以上に電気工事が大変で、値段は高くなってしまいましたが、後からやるとなると、また壁紙を剥がして工事をして、と余計な時間もお金もかかってしまうことが想定されたため、このタイミングで思いきって実施しました。

ガスコンロ→IHコンロに変更

ちなみに、少しでも費用を抑えるために、IHのコンロ本体はネットで購入し、業者さんには取付だけお願いしました。こういう細かい要望にも応えてもらえるのは、地場に根付いた工務店さんならではのサービスだろうなと思います。

リフォームはコスパ良く物件の価値を上げる手段

私にとってリフォームは、住環境を整えるだけの手段ではなく、売却時や賃貸に出したときの価値を上げるための手段でもありました。買った時より価値を上げるために、リフォームはかなりコスパの良い方法だと思います。
ラッキーなことに、水回りは5年前に全てリフォーム済みの物件でした。お風呂、トイレ、キッチン本体はとても綺麗で、洗面台もとても広く、そこにリフォーム費用をかける必要がありませんでした。これも「お得な物件!」と判断したポイントでした。

before:キッチン
after:キッチン

でも、実はこの物件を初めて見たときは「うわ、ここはあんまりないかな」と思っていました。 売主さんがまだお住まいの状態での見学だったため、ときめかないというか、生活感あふれる感じだったんですね。
四角い部屋の全方向に棚とか荷物が置いてあって狭く感じましたし、照明器具も少なくて何となく暗い感じの部屋でした。しかし、そのおかげ(?)でライバルに買われてしまうことなく、残ってくれていました。笑
間取りを見たら、狭くもないし、ぱっと見で決めなくて良かったなと思います。

物件の価値を上げるリフォームとは

「リフォームって、楽しそう!」と、わくわくするイメージがありますよね。でも現実問題として予算には限りがあると思います。まずは自分で優先順位を決めておくことがとても大事です。あれも変えたいこれも変えたいと、理想を追うといっぱい出てきてしまいますが、予算との兼ね合いで「これぐらい」というのは決めておいた方が良いです(キッパリ!)
優先順位を決めるときに参考にしてほしいのですが、

面積の広いところを変えるとインパクトあり!
つまり「壁紙」と「床」です。わが家もガラッと印象が変わりました。
壁紙の1面だけ違うカラーに(しかも無料で)変えた、というのもポイントです。こうした工夫で価値が上がることがあるのです。将来、賃貸に出したときに家賃を1,000円上げられるとか、売るときに、50万100万価値が上がれば、万々歳です。

また、私はもともと奇をてらったような色や、デザインが好みではなかったということもありますが、将来的な売却や賃貸に出すことも考慮し、色やデザインを選びました。
もちろん私の家なので私が好きな部屋にしたらよいのですが、そこまで強いこだわりもなかったため、「万人受け」するスタイルを取り入れて、価値を下げないよう意識しました。

おまけ:マンションの部屋をリフォームするときの注意点

マンションの場合は、組合で工事をしてよい日時や、作業に関する規約のあるところが多いです。事前に工事の期間など、工程表の提出が求められることもあるようなので、マンションをリフォームする場合には、事前に組合へ確認をして余裕を持ってスケジュールを組むと安心かと思います。

最後に

第4回にわたって、育休中の不動産購入シリーズとして、お届けしてきました。少しでも皆様のお役に立てれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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