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THE 日記(3/14〜3/26)

三月十四日
 覚えてない。

三月十五日
 覚えてない。

三月十六日
 フヅクエのみんなとZOOMで話して夜中まで笑う。

三月十七日
 覚えてない。

三月十八日
 起きてすぐ洗濯。少しだけぺっちゃんとApex。「出かけてくるわ」と言って、新高円寺のマックでダブルチーズバーガーのセットを食う。七つ森の前にある煙草屋でセブンスターを買おうかと思っていたら閉まっていた。煙草は煙草屋で買いたい。コンビニなんか煙草が売れなくても潰れないだろうけど、どうせなら純粋な煙草屋に少しでも協力したくて、それで高円寺まで歩いて南口の煙草屋で買った。成都の近くにある、お酒をたくさん売ってる店でテキーラを買って、少し前にテキーラをペロッとしたら思ってたような乱雑なお酒じゃなくて、あ、こんなうまいんだ、と思ってそうした。ぽえむに行ったら列ができていたからすぐに家に帰る。水炊きを作る。少しだけ『オン・ザ・ロード』を読む。Apex。ゴールドⅢになった。またゴールドⅡが遠い。

三月十九日
 洗濯。溜まった食器を洗う。掃除機かける。家を出る。新宿。紀伊國屋で『ナンプラーがあればダシはいらない』『エルサレムのアイヒマン』『習得への情熱』『彼らが写真を手にした切実さを』の四冊を買う。
 タイムスで煙草吸ってぼーっとする。さよぴぃから会おうよと誘われてたけど書くために断った。それなのに書いてない。なんだろうか、うーん、と思いながら帰宅。モスバーガーを食った気がする。

三月二十日
 覚えてない。

三月二十一日
 小野寺史宣さんの『ひと』を読んでいたら色々思い出した。
 
三月二十二日
 十時間ぐらいApexやって、流石に疲れたな、と夜の高円寺陸橋の前を通る。人が少ない。東京に出てきて十年が経って、まだここにいるそれらについて考えているような考えていないような、輪郭だけ優しく撫でる感じでぼーっとスーパーに行って、ナンプラーの本見ながら肉じゃがを作った。
 Apexのランクリセットが午前三時にあるから頑張ってランクマやってたけど、あと20RPでゴールドⅡというところで二時五十六分を迎えて、仕方なかった。

三月二十三日
 十一時に起きた。早起き。Apexを起動すると、アプデ自体は午前三時だけど、ランクのリセットは二十二時に行われるらしく、あれ、行けるかも、と一戦だけやったら二位を取って無事にゴールドⅡになった。昨日の肉じゃがを食った。突き抜けるような快晴。バス停に突っ立っていると、さっきまで騒がしく通っていた車たちが突然一斉にいなくなり、ぴたっと時間が止まったかのように静かになった。片側三車線の環七を挟んだ向かいに公衆電話ボックスがあって、白い服を着た若い人がどこかに必死そうに電話をかけていた。全てがそれを見せられるための何かかと思った。

三月二十四日
 七つ森で『暗夜行路』読む。おもろい。向かいに座っていた外国人女性二人組が猛烈に英語で喋っていた。
 報道ステーションのCMが炎上していた。コロナが来てからずっと、いちいち嫌な気持ちにさせることばっかり起きる。黙れよ、と思う。喋んな。

三月二十五日
 バスに乗っていたら、方南八幡通りで自転車に乗ったおじさんと運転手が何やら揉めている様子で、イヤホンを外して聞いてみると、バスの外からおじさんが訳のわからない言葉を捲し立てていた。運転手の青年はイラつきながら「何すればいいんですか?」みたいなことを聞いて、おじさんは「鳴らせよ〜💢」とキレて、運転手の青年がクラクションを「ぷっ」とかわいく鳴らすと、おじさんは「そう!」と言って、発車した。なんだったんだ。
 一平ちゃんを食べる。足りないからポテチも食べる。

三月二十六日
 起きてすぐに木村くんぺっしとApex。西上くんも来た。負けまくる。サーバーが落ちてマッチできなくなったから、新高円寺まで行ってマックを食う。おじさんが「コーヒー少なすぎるだろ、これ半分も入ってねえぞ!」とブチギレていた。最近やたらとキレるおじさんに出くわす。七つ森。『味方の証明』の続き。小説書くのおもろい。みんなも書いた方が絶対良い。我に帰りながら書くと「こんなこと書いていいのかな」とか「ダサくないかなこの文章」とか思うかもしれないけど、全裸になる行動であることを認識して、ただ服を脱げばいいだけだから、服を脱ぐと気持ちいいから、だから本当にただただ気持ちいいだけの行動なので、別に小説じゃなくてもいいんだけど、思ってることとか、あいつ死ねよマジで、みたいな乱雑なことでもいいから、とにかく推敲全くせずに好き勝手書いたらみんなハッピーだと思う。
 七つ森の斜向かいにある煙草屋が最近ずっと閉まっていて心配。

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