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THE 日記(8/25〜9/1)

八月二十五日
 iMacを買うために新宿のアップルストアに行った。俺のiPhoneの待ち受けが舐達麻のジャケであることに気付いた店員さんが「舐達麻好きなんですか〜」と言った。数年前にiPhoneを水没させたことによりApple IDの状況が無茶苦茶なことになっていて、結局iMacは買えなかった。恋人が来て、タイムスで煙草吸って、帰った。真夜中のドンキで大量に金を使った。

八月二十六日
 二人ですぐタクシーに乗って学芸大学で降りる。食べたかったソフトクリームはもう売り切れていた。うろうろ。サニーボーイブックスにあくつさんの本と森奈ちゃんの本があって、うんうんうん、と思う。
 下北沢の駅前にコタローに無茶苦茶似てる人がおって、話しかけようか迷って話しかけずに通り過ぎたら目の前から落合のダッチワイフが歩いてきて笑った。https://note.com/ochiaidoll
 うまい定食を食った。うまかった。

八月二十七日
 何も覚えてない。

八月二十八日
 ポテサラと落合くんとLINE通話でコント会議。そのあとPS4でフォールガイズ。安倍晋三が辞めた。「病気を揶揄するなんて最低」という言葉が飛び交ってたけどどう考えてもあいつのやってきたことの方が最低だし、普通に死ねよそのまま、牢屋に入って悪化しろ、苦しめ、と思った。というか辞任するのも何かの一手だと勘繰る。
 iPhoneの購入証明書を送ってもらうためにソフトバンクに電話した。
 オオゼキに行ったらあのかわいいデザインのエコバッグが売り切れだった。残念。でっかい鍋で味噌汁を作った。

八月二十九日
 朝、『誰かの日記』が百五十冊届いた。段ボール七個分。
 昨日作ったごはんを食べてコーヒーを淹れて飲んだ。換気扇の下で煙草を吸った。サルトルの『実存主義とは何か』を読んだ。めちゃめちゃおもしろい。最高におもろい。そのあと保坂さんの『未明の闘争』を読んだ。めちゃめちゃおもしろい。

八月三十日
 働いた。帰宅して『影分身と饅頭』の続き。五万六千字。推敲を一度もせずに、要は後ろを振り返らずにここまで来たけど、ちょっと前の部分を読んでみたら凄い良くて、間違いなく今までで一番凄いものを書いている。

八月三十一日
 新宿に行って本を買った。コーヒー豆を買った。ごはんを食った。丸ノ内線が中野坂上に着いた。別れ際に恋人が過去を打ち明けた。「わ〜、しんどいねそれ」と俺は言った。
 帰宅して『アボカドの固さ』Radioの収録。Taiko Super Kicksのアキサトさんがゲストで来てくれた。楽しかった。
 ストファイ。相手の有利フレーム、得意な状況・間合いを如何にうまく素早く抜け出せるかが重要だな、と考える。バクステをもっと使う。

九月一日
 起きてなんだかぼーっとして、だらだらして、自転車を漕いだ。高円寺から中野にかけての線路沿いの道に青春の全部が詰まっている気がいつもする。そこにいなくてもあの真っ直ぐな、夜で、止まりっぱなしの回送電車が白く光って、駅前の喧騒が遠くから聴こえるあの道のあの景色が希望みたいにたまに灯る。好きなお店に着いた。千葉雅也『アメリカ紀行』と閻連科『丁庄の夢』を読む。『丁庄の夢』は読書会の課題本で、明日までに読み終わらなくちゃいけない。いけるかな。『影分身と饅頭』の続きを書きたいのを堪えつつ、今、読んでいる。

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