vol.34 Amazonをも凌駕する!? 米国スーパーマーケットの覇者Wal-Martとは?
こんばんは!
たかみんです。
コロナ禍でEC会社が世界中で大きく成長し、多くの実店舗が苦境に立たされました。
そんな中、米国を中心にAmazonにも負けない業績を維持しているのが「Wal-Mart」です。小売業界の世界ランキングで22年連続1位に君臨する「世界最大の小売業者」はなぜ強いのか、解説します。
Wal-Martは、1962年創業のスーパーマーケットチェーンです。
もともと雑貨店を土台にしたディスカウントストアでしたが、
その後スーパーマーケット事業を展開。
現在は売上額で世界最大の企業に成長しました。
なぜここまで拡大できたのか。それは
✅ 老舗企業でありながらDXを進めた
ことが要因です。
実はWal-MartはGAFAのようなインターネット・IT企業でないながらも、はやくからGAFA並みにDXに注力してきたのです。
それは、Wal-Martがスーパーマーケットとして低価格での商品提供にとどまらず、あくまでも「顧客体験の向上」に努めてきたからです。
実際にWal-Martは顧客体験の向上のため、小売だけでなくEC、医療、金融事業を手掛け始めています。
それぞれ以下のように顧客体験を底上げしています。
✅ ECについて
コロナ禍で急増したEC需要に対応し、非接触型サービスを拡充。ネットスーパーの当日配送サービスを無制限で利用できる有料会員サービスを開始。
✅医療について
診療所事業の「Walmart Health」が進展。今後はオンラインとオフラインなどオムニチャネルでヘルスケア事業を展開予定。
✅ 金融について
「ウォルマートペイ」という非接触決済システムを導入し、また顧客のIDと決済データを抑えることによるデジタルデータの活用。
ECの雄Amazonに押され、Wal-Martは時代遅れと揶揄されもしました。
しかし、Wal-Martは実店舗に固執せず、オンラインを含めたオムニチャネル化を進め、サブスクサービスや配送まで手掛けるようになりました。
このように顧客体験向上に向けた努力と、DXの活用でWal-Martはここまで巨大化したのです。
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